俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句410・当然5・火渡周平3・2018-12-17(月)
○「飛行機が扉をとざし飛行せり」(→火渡周平3)
○季語(無季)(→「俳句空間―豈weekly」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日はライト兄弟が動力飛行機の初飛行に成功(1903年)したという「飛行機の日」。掲句は、あたりまえのことを敢えて句に詠み込むという「再発見」や「当然」という俳句方法。
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■Pickup「当然」俳句5句(20181217)
01「炉開や宇治から届く宇治の水」(巌谷小波)(炉開・初冬)
02「あはれ子の夜寒の床を引けば寄る」(中村汀女)(『汀女句集』1944)(夜寒・晩秋)
03「水底の影も流れて桐一葉」(小原啄葉)(『滾滾』1996)(桐一葉・初秋)
04「いつまでもひとつ年上紺浴衣」(杉本零)(浴衣・三夏)
05「飛行機が扉をとざし飛行せり」(火渡周平)↑