俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句409・痛覚7・清水良郎3・2018-12-10(月)
○「マスクして耳のうしろの痛さかな」(→清水良郎3)
○季語(マスク・三冬)(「俳句201311」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:五感は痛覚第7弾。マスクを長時間していると、耳のうしろが痛くなってきます。「ああ、これはよくわかる」という共感喚起俳句であります。
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■Pickup「冬の痛覚俳句」4句
01「皸といふ痛さうな言葉かな」(富安風生)(皸・晩冬)(五感俳句18痛覚1)
02「顔いたきまで悴みて鉄を打つ」(加藤楸邨)(悴む・晩冬)(『火の記憶』1948)(五感俳句19痛覚2)
03「雪来るか座りだこ疼く橋の上」(大石太)(雪・晩冬)(『ホームレス夢泣』2001)(五感俳句114痛覚4)
04「マスクして耳のうしろの痛さかな」(清水良郎)↑