俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句412・赤26・矢地由紀子1・2018-12-30(日)
○「蟹ゆでて湯気まで赤し年の市」(矢地由紀子1)
○季語(年の市・暮)(「俳句201411」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:蟹は茹でると鮮やかに赤さを増します。湯気はあくまで白いのですが、鍋一杯に茹でられた蟹の湯気はもうもうと茹で蟹色の湯気です。
●矢地由紀子(やちゆきこ)
○好きな一句「割箸の水飴ねばる一茶の忌」(『白嶺』2013)2
○季語(一茶の忌・仲冬)(「俳句201404」より引用)
【Profile】:1965年石川県出身。「畦」「かなえ」を経て、2000年、→三田きえ子主宰「萌」入会。2003年萌新人賞。2012年準結花賞受賞。句集『白嶺』にて第37回俳人協会新人賞受賞。