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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0302・幽体離脱012・橋本直01・2016-10-27(木)

2016-10-27 04:56:00 | 方法俳句

方法俳句0302・幽体離脱012・橋本直01・2016-10-27(木)
○「たましいに遅れて杖の行く秋の」(橋本直01)
季語(行く秋) 「たましいにおくれてつえのゆくあきの」(→「現代俳句データベース」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:気持ちだけが先へ先へと急ぎます。杖は魂に遅れをとって路を行きます。さらに「行く」は杖と秋の両方にかかって余韻を残した句になっています。

 

橋本直(はしもとすなお)
○好きな一句「乾坤の裂け目をのぞく芭蕉かな」02
季語(芭蕉・秋) 「けんこんのさけめをのぞくばしょうかな」(引用同上)

【Profile】:1967年、愛媛県八幡浜市出身。1990年、中央大学俳句会をたち上げる。機関誌『蒼穹』1・2号刊行。1991~1998まで俳誌「あざみ」(→河野南畦主宰当時)会員。「」同人。「」会員。現代俳句協会会員(09年より青年部長)。神奈川大学非常勤講師(俳句研究)。日本近代文学会、俳文学会、日本文学協会会員。(「俳句の創作と研究のホームページ」より抜粋引用)

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