俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0299・触覚017・上田鷲也01・2016-10-03(月)
○「秋高し指触れあひて手話の止む」(上田鷲也01)
○季語(秋高し) 「あきたかしゆびふれあひてしゅわのやむ」【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:手話をしている二人の指が少し触れあいました。触れたことにより手話を中断したのか、手話の最後にたまたま指が触れたのか、含みのある豊かな句です。
●上田鷲也(うえだしゅうや)
○好きな一句「十年定期預金満期やカーネーシヨン」(「鷹」201008)02
○季語(カーネーシヨン・夏) 「じゅうねんていきよきんまんきやかーねーしょん」(→「アニミズムを詠む」より引用)
【Profile】:1957年、神奈川県出身。川崎市在住。「鷹」(→小川軽舟主宰)同人。