俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0301・歪み(空間)01・鳥居三朗01・2016-10-16(日)
○「星とんで牛小屋の影歪みたる」(鳥居三朗01)
○季語(流星・秋) 「ほしとんでうしごやのかげゆがみたる」(「俳句界201109」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:流れ星を見たら願い事が叶うのは本当でしょうか。天体の営みには何か不思議な力がありそうです。牛小屋の輪郭を歪ませるぐらいは簡単なことでしょう。
●鳥居三朗(とりいさぶろう)(1940~2015)
○好きな一句「梶の葉や夜空は街の明るさに」02
○季語(梶の葉・秋) 「かじのはやよぞらはまちのあかるさに」
【Profile】:愛知県出身。旧俳号は鳥居三太。博報堂のCM担当。1988年、「童子」入会、その後退会。1997年、「魚座」創刊同人参加。今井杏太郎に師事。「魚座」終刊後、2007年「雲」創刊主宰。俳人協会評議員。