俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0300・数詞効果017・植田紀子01・2016-10-13(木)
○「千百秋の渦潮さても冷まじき」(植田紀子01)
○季語(冷まじ・秋) 「ちおあきのうずしおさてもすさまじき」(「俳句界201310」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「千百秋(ちおあき)」とは「限りなく続く年月」であるとか。太古の昔から渦を巻き続けてきた渦潮の歴史への畏怖。作者は鳴門の俳人です。
●植田紀子(うえたのりこ)
○好きな一句「秋潮や遺伝子一つ躁ぎ立つ」02
○季語(秋潮) 「あきしおやいでんしひとつさわぎたつ」(引用同上)
【Profile】:1936年、徳島県鳴門市出身。→鍵和田秞子に師事。「未来図」同人。未来図賞受賞。俳人協会会員。高知県俳句連盟会長。NHK学園講師。日本近代詩歌文学館評議員。