俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0299・裏(空間)08・太田うさぎ01・2016-10-02(日)

2016-10-02 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0299・裏(空間)08・太田うさぎ01・2016-10-02(日)
○「電話して菊人形のに居り」(太田うさぎ01)
季語(菊人形・秋) 「でんわしてきくにんぎょうのうらにをり」(「俳句201206」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:携帯普及の前と後ではタイムラグの違い出る句です。いまでは自然に菊人形の背後で電話しているシーンが思い浮かびますが、ひと昔前なら「電話してから裏に来た」ということになります。

 

太田うさぎ(おおたうさぎ)
○好きな一句「威し銃空の遠くの明るくて」02
季語(威し銃・秋) 「おどしじゅうそらのとおくのあかるくて」(「俳句αあるふぁ2015年10-11月号」より引用)

【Profile】:1963年、東京都出身。1997年、作句を始める。「雷魚」「豆の木」「」同人。現代俳句協会会員。


太田うさぎ掲載句
03転がして運ぶ卓袱台春の山(春の山・三春)〈特集644・家具俳句2-8〉2024/4/7

コメント