俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0300・乳房03・林ふじを01・2016-10-11(火)

2016-10-11 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0300・乳房03・林ふじを01・2016-10-11(火)
○「子にあたふ乳房にあらず女なり」(『川柳みだれ髪』2014復本一郎監修)(林ふじを01)
川柳 「こにあたふちぶさにあらずおんななり」(「川柳で乗り切る人生のデコボコ道(新垣紀子)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この乳房は乳飲み子のためだけにあるのではありません。母親であるとともに一人の女性でもあるのですから。

 

林ふじを(はやしふじを)(1926~1956)
○好きな一句「体当たりして距離感を粉砕し」02
川柳 「たいあたりしてきょりかんをふんさいし」(引用同上)

【Profile】:東京都出身。早世の女流川柳作家。結婚後、小田原で暮らす。娘を一人もうけたが、夫と死別。病弱のため夫の親族に娘を託し、葛飾で独り暮らしをしていた時に川柳作家の妻子ある男性と恋に落ちるが、34歳で病没。昭和を代表する川柳作家・川上三太郎のもとで才能を大きく開花させた。

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