俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0299・比喩(直喩)=ごとく029・つじ加代子01・2016-10-06(木)

2016-10-06 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0299・比喩(直喩)=ごとく029・つじ加代子01・2016-10-06(木)
○「下り簗鋼のごとき水奔る」(つじ加代子01)
季語(下り簗・秋) 「くだりやなはがねのごときみずはしる」(→「俳人協会・俳句文学館」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「下り簗」とは、落ち鮎を捕らえるのに設ける簗。対して「上り簗」は春、溯上してくる鮎などを捕えるために仕掛けた簗。下り簗にかかる鮎は見当たらず、水だけが鋼の堅さで簗に流れかかります。

 

つじ加代子(つじかよこ)
○好きな一句「春寒の杣小屋にある火消し壺」02
季語(春寒) 「しゅんかんのそまごやにあるひけしつぼ」(「俳句研究198706」より引用)

【Profile】:1929年、和歌山県和歌山市出身。「」「」「」同人。2005年度和歌山市文化功労賞受賞。

コメント