俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0302・白049・山中葛子01・2016-10-26(水)
○「野に白し十字架指に覚めつづく」(『魚の流れ』1966)(山中葛子01)
○季語(無季) 「のにしろしじゅうじかゆびにさめつづく」(→「俳句樹(「海程」「豈」合同ブログ)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この指には生まれながらに十字架が刻まれている。掌を開くごとに新たな十字架がほの白く覚める。
○山中葛子(やまなかかつこ)
○好きな一句「鷗伏す骨まであおくむせ来る潮」02
○季語(無季) 「かもめふすほねまであおくむせくるしお」(引用同上)
【Profile】:1937年、千葉県出身、在住。「炎星」「黒」「俳句評論」を経て「海程」創刊同人。→金子兜太に師事。