俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0301・拳05・姜琪東01・2016-10-18(火)

2016-10-18 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0301・拳05・姜琪東01・2016-10-18(火)
○「藁塚に突つ込み故郷なし」(『身世打鈴(シンセタリョン)』1997)(姜琪東01)
季語(藁塚・秋) 「わらづかにこぶしつつこみこきょうなし」(→「身世打鈴/カン・キドン」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:藁塚に拳を突っ込むと暖かい稲の香りがする。しかし、私には真に帰るべき故郷などないのだ。

 

姜琪東(かんきどん)
○好きな一句「燕帰る在日われは銭湯へ」(『身世打鈴』1997)02
季語(燕帰る・秋) 「つばめかえるざいにちわれはせんとうへ」(→「東洋経済日報」より引用)

【Profile】:1937年高知県出身、福岡県在住。→横山白虹、→加藤楸邨に師事。「寒雷」に25年間所属。退会後「」同人、現代俳句協会会員。元アートネイチャー代表取締役会長。現・出版社「文學の森」代表取締役社長、月刊『俳句界』発行人兼編集総務。

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