俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句014・幽体離脱03・三橋敏雄

2010-10-28 00:03:21 | 方法俳句

●方法俳句014・幽体離脱03・三橋敏雄

 

○「僕の忌の畳を立ちて皆帰る」(→三橋敏雄04)

季語(無季)

 俳人の三橋敏雄は2001年12月に神奈川県小田原市の病院で亡くなりました。掲句は生前に作者が詠んだ自分の死の際の句です。自分の葬儀が終わり弔問客が皆帰ってしまう様子を、おそらく天井あたりで見ています。俳人は親しい人間の弔いの句を詠むことは多いのですが、なんと自分の葬儀の句まで詠んでしまいます。

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