俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句013・紺02・塚本邦雄
○「良夜かな盥に紺の衣漬けて」(塚本邦雄01)
季語(良夜・秋)
秋の夜に洗濯をしています。盥に紺色の衣服をさらしています。洗い水に紺色が溶けていきます。しみじみと良夜を感じています。
○塚本邦雄(つかもとくにお)(1920~2005)
代表句「愛憎や卓上に吹く虎落笛」02
季語(虎落笛・冬)
日本の歌人、詩人、評論家、小説家。→寺山修司、岡井隆とともに前衛短歌の三雄と称され、独自の絢爛な語彙とイメージを駆使した旺盛な創作を成した。短歌の代表歌「日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも」等。