俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句015・再度(時間)02・藤田湘子

2010-10-31 08:55:40 | 次元俳句

●次元俳句015・再度(時間)02・藤田湘子

 

○「雁ゆきて夕空をしたたらす」(→藤田湘子03)

季語(雁・秋)

 雁がゆくのは動の景色です。夕空は静の景色です。ここでは静の景色である夕空が句のメインになっています。夕空をしたたらすのは「雁」というよりは「天」の行為でしょう。「雁」などが飛び去りましたが、いつもの夕方の空がまた垂れ込めています。

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