俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句015・再度(時間)02・藤田湘子
○「雁ゆきてまた夕空をしたたらす」(→藤田湘子03)
季語(雁・秋)
雁がゆくのは動の景色です。夕空は静の景色です。ここでは静の景色である夕空が句のメインになっています。夕空をしたたらすのは「雁」というよりは「天」の行為でしょう。「雁」などが飛び去りましたが、いつもの夕方の空がまた垂れ込めています。