俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句012・軽02・高浜年尾
○「秋の蚊の灯より下り来し軽さかな」(高浜年尾01)
○季語(秋の蚊・秋)
【鑑賞】:秋らしい気候になってきました。蚊の勢いも弱くなり秋灯から下へ降りてくる蚊の重さも軽い感じがします。
○高浜年尾(たかはまとしお)(1900~1979)
○好きな一句「紫は水に映らず花菖蒲」02
○季語(花菖蒲・夏)
【Profile】:東京生まれ。小樽高等商業学校卒。→高浜虚子長男。名付け親は→正岡子規。1913年より句作。最初、としを、を俳号とし、1938年以後年尾と改める。1924年より1937年まで旭シルク株式会社に勤務。「俳諧」編集人を経て終戦後「ホトトギス」社経営。1951年虚子に替わって雑詠選者となり「ホトトギス」を主宰。