角ちゃんのかくかくしかじか

社会教育・福祉の現場で学ばせて頂いたご恩を皆さんにお返しします

松山市人権教育研究大会

2014年01月21日 | 公民館
「一人ひとりの人権を守るために」とのテーマで、
平成25年度松山市人権教育研究大会が開催されました。

午前中の分科会は、女性人権委員会
「女性が自分らしく生きるために」
べテル在宅医療支援センター所長 吉田美由紀氏
の提案がありました。

仕事、家庭、育児・・・
何役もこなしながら上手に
パートナーと役割分担をされています。

大切にしているのは、
「人とのつながり=周囲との関係をよくしておく」こと、
「与えられた環境の中で、自分にできることを精一杯する」こと
だそうです。

互いに「してあげている」の感覚だと
感情の衝突が起こるでしょう。
「役割を果たす」という言葉が印象的でした。

「一度しかない人生」、お互い様です。

かけがえのないパートナーと
居心地のいい家庭を作っていくのは、
まさに、互いの役割を果たしていくこと。

どう分担するかは、家庭の中での問題です。

一方、女性が社会で自立していくためには、
労働条件など、それなりの環境が必要です。
ある企業(女性が74%を占める)の方から、
優秀な人材がその能力を発揮できる環境を
整えることが、企業の発展に繋がる。
との視点をいただきました。

「目からウロコ」
もやもやが、吹き飛んだようです。
個人にとっての恩恵は、
企業にとってのマイナス。
そんな余力はないというのが、
中小企業の実態だと思います。
しかし、それではいい人材は確保できません。
どちらを選ぶのか、ここは考えどころです。

制度や社会システムのサポートも必要だと思います。

提案や協議を通して公民館で
できることを考えていました。

働く女性が参加してみようと思う
事業は、何だろうか?
例えば、「ひと品5分でできる夕食のおかず」
の講座なんて、どうでしょうか?

地域も働く女性をサポートできることが
ありそうな気がします。
ぜひ、ご意見をいただきたいと思います。

午後からの全体会は、開会行事と基調講演でした。
また、文化ホールではバザーと
展示が開催されていました。


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