角ちゃんのかくかくしかじか

社会教育・福祉の現場で学ばせて頂いたご恩を皆さんにお返しします

おとうさんはウルトラマン

2008年01月26日 | 学校・PTA
松山市PTA連合会と中央図書館の協働で、宮西達也さんをお招きしての講演会、お話会を実施しました。

一昨年の10月頃思い立ってお願いしたところ、なんと1年先まで予定がいっぱいで無理とのお返事をいただきました。
「念ずれば花開く」ではありませんが、2年越しの願いがかない、お越しいただくことができました。
恋に焦がれて、待って待っての1年5ヶ月でした。
お話の中で、絵本作家としての活動の他、講演活動を年間100回されていることをお聞きしてなるほどと思いました。

読書推進事業始まって以来の、317名の会場いっぱいの親子が参加してくれました。
託児では、連合会始まって以来の80名の子どもをあずかりました。
新記録樹立です。
締め切り日以降、参加希望をお断りしたのは熱気球体験と今回の講演会です。
たいへん心苦しいことですが、企画がニーズに合っていたということだと思います。
企画にあたりご苦労をおかけした読書推進委員会のスタッフには感謝です。

宮西さんの著作を通じて、世界のどこかでたくさんの子どもが飢餓によって命を落としていることや、夢に向かって努力することの大切さを子どもにも理解できるようにわかりやすく話してくださいました。
今日の参加者は、たくさんのお土産をこころにいただいたことと思います。
読み聞かせを交えた軽妙なお話にあっという間の1時間でした。

予定をしていなかったのですが、せっかくですからとサインもしていただきました。
宮西さんの誰にでも愛されるお人柄に感動です。
いまだ、興奮に覚めやらぬ私です。

子どもの読書推進委員会

2008年01月24日 | 学校・PTA
定例の(とはいっても年に2回の)県P読書活動推進委員会に出席してきました。
県PTAは、県教委から子どもの読書活動推進事業の委託を受けており、東中南予5郡市で、指導者研修を行なうことになっています。

研修を行なった郡市では、一定の成果は得られているようですし、郡市会長の意識の変化も感じられます。
後はその成果をいかに発展させ、継続していくかが、問われるところだと考えます。

子どもを守る!

2008年01月23日 | 学校・PTA
道後小学校の安心安全集会にお邪魔しました。
道後小学校は、本年度文部科学省の委託を受けて、学校安全の取組みをされています。

子どもたちを見守ってくださる地域の方や、守るんジャー(愛大生)、警察関係者を招いて、安全確保について楽しく学びました。
また、安全標語の表彰や、安全マップの展示、子どもたちの創作劇など1年間取組んできた成果を見せていただきました。
警察関係の皆さんに感謝です。
愛媛大学守るんジャーの皆さんに感謝です。
地域の方々に感謝です。
10年間毎日、学校近くの交差点で、愛犬のモモちゃんと子どもたちを見守ってくださっているおじいちゃんにも感謝です。

道後小学校のキーは、挨拶にあるとお聞きしました。
「おはようございます」
「行ってらっしゃい」
「こんにちわ」
「さようなら」
「おかえりなさい」
挨拶の行きかう街に不審者は、たじろぐことと思います。
道後小学校PTAの元気の源は、ここにあるのかな、と思いました。
元気な地域、安全な地域、住んでいる人も訪れる人も誰もが、幸せを感じることのできる街をみんなでつくっていただきたいと思いました。
大寒の凍えるほど寒い日でしたが、心の中はポカポカと温かくなってきました。

笑う顔には福来る

2008年01月22日 | 社会教育
松山市人権教育研究大会に出席をしました。
学校・地域・企業におけるそれぞれの取組みについて、また地域における障害者理解、同和問題解決のためにと5つの分科会に分かれての発表・討議を行ないました。

私は、地域における人権教育の分科会で提案者として参加させていただきました。
地域で育つ障害を持つ次女の事について、出生からの生い立ちに学んだたくさんのこと。
これから障害者が地域で生きていくことの不安、期待することなどを会場と一緒に考えることができたと思います。

また、鳥取大学の藤井輝明先生をお招きして、「笑う顔には福来る」と題して先生の歩んでこられた人生を語っていただきました。
2歳で発病した海綿状血管腫に苦しめられながらも、ご両親の地域への働きかけにより、救われたご経験。
就職活動から現在の医学博士になるまでの経緯。
どんなに辛くても生きつづけること。
などなど・・・
こころに響くひと言ひと言に心を動かせれました。

障害者差別も同和問題も根っこは同じだと考えます。
人権教育が衰退していくことを身にしみて感じざるをえない時世ですが、これは人が生きていくうえで、人と人がかかわっていくうえで最も基本となるところです。
PTA活動においても同様です。
人権意識のないPTA活動は、ありえないと思っています。
自分だけでは世の中を変えることはできません。
ねばり強く世代を越えてがんばらなければなりません。
だから後継者を育てなければなりません。
松山市PTA連合会は、世代を越えて志をつないでいきます。

熱気球が飛んだ!

2008年01月19日 | 社会教育
生石理科教室のお手伝いに行ってきました。
今回は、熱気球作りに挑戦です。
薄いナイロンを使って球皮(エンベロープ)を作ります。
一人一人が自分のデザインでオリジナルの気球を作ります。
ガスバーナーで、熱した空気を入れて浮き上がります。
みんなうまく飛ばすことができました。

始まる前に校長先生が、気球の歴史や空気の重さについてわかりやすくお話してくださいました。
お話や実験を通して空気の重さについて子どもたちは、感じてくれたことと思います。
校長先生、理科教室を運営してきたスタッフのみなさん、ありがとうございました。

動員することの意味

2008年01月19日 | 学校・PTA
松山市PTA連合会の執行部会を開きました。
目前に迫った研究大会のこと、次年度の制度等の検討など総会へ向けての準備に取り掛かっています。
今年度は、共済会事業の中身について大幅な見直しをします。
透明性の確保、説明責任の視点から理事会への提案も従来とは少し変わった内容・方法をとろうと考えています。
制度は、長く続けているとその意味や歴史が忘れられていきます。
なぜ、市連が今の制度を作り、改善しながら継続してきたかの認識を共有することが必要です。
これからはどうするべきかをみんなで考えることが必要です。
松山の志をつなげていく上で、必要なことだと考えます。

執行部会の後、新年会を行ないました。
食事は、「アモーレ・アモーレ」というイタリア料理の店でした。
スパイスの効いた美味しい料理をたくさんいただきました。
ハウスワインの選択もなかなかで、至福のひとときを過ごすことができました。
2次会は、いつものところです。

2次会で、社会教育部理事の井門さんが、こんなことをおっしゃいました。
「動員をしないことは、無理に来ている100人の中から気づく1人の機会を奪うことです。」
確かに私は、動員することが大嫌いで、よほどのことでなければお願いをしません。
むしろ、主催者側が動員しなくても人の集まる魅力ある内容、集まれる日時を設定しなければならないと思っています。
しかし、PTA会員の価値観、出席可能な日時等は多様ですべての人が満足することなど不可能です。
8年間の活動の中で私は、いったい何人の機会を奪ってきたのだろうかと考えさせられたひと言でした。

生石料理教室

2008年01月18日 | 社会教育
生石公民館で行なわれた料理教室に昼食をいただきに行きました。
料理の講師は、連合会家庭教育部理事の中村さんです。
レンジを使った簡単料理に皆さん驚かれていたようです。
また、人あたりがソフトな中村さんに、新たなファンが誕生したかもしれません。
ご紹介の甲斐があったことと思います。

番町公民館についで生石公民館と食育を通して連合会と地域のさまざまな交流・情報交換につながっていけばなぁと思っています。
一方、楽しく学んで、健康にもつながる食教育は、社会教育を地域に根ざしていくいい切り口になると思っています。
中村さんありがとうございました。
また、生石公民館の食生活推進委員で、今回お世話になりました長谷川さんどうもありがとうございました。

学ぶ教師集団

2008年01月12日 | 学校・PTA
愛集研の定例学習会に出席しました。
正式名称は、「愛媛集団学習研究協議会」といいます。
11月に開催された「全国個を生かし集団を育てる学習研究協議会」の全国大会の振り返りやら、愛集研のこれからなどについて討議しました。

愛集研は、教師の同好会的な自主的な学習の場です。
平成12年頃から私たちPTAも参加するようになりました。
若手の先生方は、授業研究を通して自分を確認したり、悩みを解決したりしています。
一方、ベテランの先生方は若い教師の相談にのったり、自己を高めていく場とされています。
また、幼・小・中・高教師・PTA関係者と多様な人たちの集まりですので、具体的で多角的な意見が聞けます。
思いを語り、確かめることが、明日のより良い教育活動へと結びついていることを実感し、先生方の熱い思いに感動を覚えました。

過去を学び、未来を予測する。
問題を予測し、解決のために何をするのかを語る。
そして、実践。
私たちPTAにもこのような学びの場があってもいいなぁ!

いきいき算数教室

2008年01月10日 | 社会教育
生石小学校で放課後、地域の方が子どもたちの学習サポートを行なうプログラムが始まっています。
昨年末にやっとの想いでスタートに辿りつくことができました。

地域にお住まいの退職された先生にお願いをしてお手伝いをいただいています。
今年度から実施している放課後対策事業の一環です。
スタートまでには、乗り越えなければならない壁がいくつもありました。
最後に残った大きな壁、それは教職員の子どもに対する責任感でありました。
算数教室終了後の下校時間が一斉集団下校の児童と異なるため、安全確保に問題が生じる懼れがある。ということでした。
たいへんにありがたいご心配であります。
最終的には、保護者の承諾書という形で決着をしました。
この間、市教育委員会地域学習振興課の課長にも教職員と保護者へ説明をしていただくなど多くの人にご協力をいただきました。
まだまだ始まったばかりで、予期していない問題が起こるようなこともあるでしょうが、みんなで力を合わせ乗り切っていかなければならないと思っています。

子どもたちが、楽しく学んでいる姿を多くの保護者に見ていただきたいと思います。