全国部落史研、長崎で初開催 フィールドワークなど=長崎
2006.08.06 読売新聞 西部朝刊 28頁
「全国部落史研究交流会」(秋定嘉和代表)の第12回交流会が4、5の両日、長崎市文教町の長崎大で開かれた。各地の研究者の親ぼくと発表の場で、長崎での開催は初めて。
約150人が参加。4日は「近世被差別民と宗教」「1920年代融和運動の諸相」の両分科会で、4人が研究報告した。5日は鈴 . . . 本文を読む
新たに588人が刻銘。うち262人はハンセン病療養所の沖縄愛楽園(名護市)、宮古南静園(宮古島市)の両自治会が申告した。
「ハンセン病療養所の入所者たちが、差別や偏見のために長く刻銘がかなわなかった」(毎日新聞)ことの背景とは・・・ . . . 本文を読む
個人的な考えでは、ハンセン病問題は、風化し、国民から忘れ去られてもらいたい。妹たちの結婚では、私の存在が大きな災いになった。国や社会を相手に闘ってきた人生ではあったが、この島に押し込められ、人間として扱われなかった私の足跡を、後世まで残したくはない。そんな歴史が問題にならないほどに、ハンセン病自体がなくなってしまうのが望ましい。 . . . 本文を読む
----------------新聞各紙の報道---------------
2006.04.27 南日本新聞夕刊
保育所の入所時添付の診断書に「らい」項目/町はミス認め変更へ=知名町 知名町が保育所の入所を決める際、保護者側に提出を求める診断書に、ハンセン病の差別的表現である「らい」を用い、病気の有無を確認する項目を設けていたことが二十七日分かった。と認め、近く診断書の様 . . . 本文を読む
4月27日、南日本新聞夕刊で第一報。知名町(沖永良部島)の保育所に入所申請時に提出する診断書の書式に「らい」の記載があることが町民の指摘でわかった。
これを受け、県と鹿児島市は県内の認可保育所計441か所の診断書について緊急調査を始めた。結果、知名、和泊、与論の3町、あわせて12の保育所で同様の書式を使っていたことが判明。
3町の町長は、“元患者”に直接謝罪するため、県健康増進課が同行し、8日に星塚敬愛園、9日に奄美和光園を訪問の予定。 . . . 本文を読む
◆2006年度同朋大仏教文化学科公開講座
第1回
5月13日 後1、「長島愛生園の現状と課題」
同園ハンセン病回復者の多田芳輔さんと鈴木幹雄さん
. . . 本文を読む
沖縄のハンセン病行政に関わる資料を網羅。2007年3月発刊予定の沖縄愛楽園、宮古南静園の両証言集の裏付けともなる。約900ページ、5月発刊予定。(琉球新報2題) . . . 本文を読む
元患者たちが、ハンセン病を「治る病気」「遺伝の病気ではない」と強調するたびに、ほかの実際に「治らない病気の人」「遺伝の病気の人」たちに対する偏見が増していく。答えが見えないまま取材を続けた筆者の問いかけは、読む側に、差別の根源とは何か、を考えさせる。/
裁判を受けて〇一年、ハンセン病補償法が成立した時、国外療養所の入所者が対象に含まれていないことを当時衆議院議員だった私の母親、川田悦子は指摘し、ただ一人反対した。…「少数者の声に耳を傾け、その声を社会に伝えるために努力と工夫を怠らぬこと」。マスコミに向けられたこの言葉で結ばれている。(2006.04.09 信濃毎日朝刊) . . . 本文を読む
◆私と藤本松夫・元死刑囚の出会いは1961年6月。当時、国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(合志市)内にあった医療刑務所に教戒師として行き、死刑が確定していた松夫さんに初めて面会しました。彼は「まったくやっていない」と訴えていた。「おかしい」と思い、それからは月1回の面会を続けましたが、62年9月14日に死刑執行。最後の言葉を聞く機会さえ与えられず、翌日に知らされました。(毎日新聞 熊本地方版)
. . . 本文を読む
熊本地裁判決5年と予防法廃止10年を記念して、原告団と弁護団、支援者 . . . 本文を読む
支援団体の調査。「死んでしまいたい、死んでもいい」と感じている人が「少し感じる」を合わせて37%。 約束だった真相究明も不十分に映る。「特に82~83年の事実関係が確定していない。どんな証拠があるのかさえ、被害者には分からない。ハンセン病のように国がきちんと検証をしないからだ」
毎日新聞。
. . . 本文を読む
西日本新聞<3><4>、信濃毎日新聞<2>、朝日新聞 . . . 本文を読む
「壁」は消えたか・らい予防法廃止10年 . . . 本文を読む
「壁」は消えたか・らい予防法廃止10年<1>
. . . 本文を読む
通称<人権市民会議>
30日、東京で結成。女性、障害者、在日外国人、アイヌ民族、被差別などの団体の代表らが年内に提言をまとめ、国や都道府県に法整備を求めていく。 . . . 本文を読む