「入所者に解剖を強制し、解剖天国とまでいわれながら、それが医学の進歩ないし臨床の発展にどれほど貢献したかも明らかでなく、死体の扱いおよび死体から摘出し、標本とされた患部等部位の保存・管理とともに、その杜撰さは一貫しており、この問題の解明も済んではいません。」
「生まれるべく母体に宿った数限りのない命が、なにゆえに出生を断たれ、しかも、その一部が、胎児標本として無惨な姿を歳月にさらされることになったのか、私たちは、まだ納得のいく説明に接していません。」
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園の施設や医療を開放するには法律の改定が必要だ。国との交渉が不可欠となる。しかし、反応は芳しくない。「明日を創る会」は昨年2回、厚生労働大臣に要望書を提出した。「療養所の医療を強化し地域住民に開放する」「国と会の協議の場を設置する」といった内容だが、具体的な回答はなかった。(2006.09.23 朝日新聞 群馬)
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熊本日日新聞の連載「検証ハンセン病史」第4部 ハンセン病とともに―「老境」から、連載3回分。現状、医療の水準維持の問題、自治体との共生の道・・・
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瀬戸内市邑久町虫明の「岡山いこいの村」のギャラリーで「ハンセン病の歴史パネル展」。同市人権啓発室が貸し出した25点を展示、30日まで。
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開所六十周年事業の一環として、平成十三年三月に閉校した療養所准看護学校を改装し、展示室のほか、テレビやビデオ、DVD、大型スクリーンを備える定員約六十人の会議室を設けた。パネルや写真など約九十点を展示。 . . . 本文を読む
法廃止後に偏見・差別が是正されたと思う人が約3分の2いる一方、家族との関係については9割以上が「変化がない」と答え、元患者を家族から引き離した強制隔離の傷跡は、なお深いことがわかった。
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別の療養所で9ヶ月の赤ちゃんを取り出し殺されたご夫婦への取材記事では、「法医学の専門家によると、数十年もホルマリン漬けだと正確な鑑定に必要な量のDNAが採れるのかなど、技術的にも難しい問題がある。」(2006.05.07 朝日新聞東京)との説もあった。このご夫婦の思いは遂げられるのだろうか。
松丘保養園、多磨全生園では鑑定に出されることなく火葬されたが、申し出はなかったのだろうか。(vino)
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12日の沖縄タイムス。
パラオ島で1944年の米軍空襲をきっかけに、日本軍がハンセン病療養所の患者を殺害していた。藤野豊さんの調べ。
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いずれも戸籍には届出されない「出生」
本日、2006年9月6日 午前8時27分 東京西麻布・愛育病院 帝王切開 ◆男児 身長:48.8センチ 体重:2,558g
その叔父1960年2月23日 午後4時15分 東京・旧宮内庁病院◆男児 身長:47センチ 体重:2,540g
その祖父1933年12月23日 午前6時39分◆男児 身長:50.7cm 体重:3,260g
以下、1924年~195 . . . 本文を読む
9月9日午後1時、東京・永田町の星陵会館で。
小森陽一、篠弘氏らの講演ほか。参加費千円。
連絡先は、九条歌人の会(電話、ファクスとも03・3219・6070)
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松丘保養園に入所している秋田県出身者ら5人を大曲の花火に招待。 . . . 本文を読む
岡山県:県ハンセン病問題対策協議会と同関連史料調査委員会が28日、開かれた。調査委は来年2月に「長島は語る―岡山県ハンセン病関係資料集・前編」(仮称)を刊行予定。
前編はB5判850ページで、両園の戦前を中心とした歴史や隔離政策、入所者の生活などの資料を収録。700部印刷し、貸し出し用としてCD―ROMを100枚作成する。後編は08年度中の刊行を目指す。 . . . 本文を読む