ブログリッチョ

スタジオベトリッチョのガラスデザイナー、フミコリッチョの日記

ピザを作る!!

2007-11-25 23:14:49 | イタリア*料理*
先週の金曜日は、地元の友人夫婦が赤ちゃんをつれて遊びに来ました。前回来た時は手打ちパスタでラザニアを作ったので、今回は何を作ろうかなあと考えていたのですが、自由ヶ丘のクオカでピザ用ミックス(塩や油などがすでに加えてある小麦粉)を見つけたので、手打ちピザを作ることにしました。袋の裏側に作り方が書いてあるので、基本的にはその通りに作るだけなのですが、初挑戦なのでうまくできるかちょびっとドキドキです。

まずはピザ用ミックスにイースト液を加えてこねます。


しっとりモチモチやわらかい生地をこねるのって楽しいですよね♪ 生地がまとまったらしばらく寝かせます。

サラダ用の野菜を買いに行ったりトマトソースを作ったりしている間に、寝かせていた生地がプクーっと良い感じにふくらみました。それをまたつぶしてガス抜きをしてから、今度はピザ1枚分ずつに分けてまるめて寝かせます。トッピングも用意して、これで準備完了。


友人たちが来たので、いよいよ生地をのばしてトッピングをのせてオーブンで焼きます!


できました~!! うん、おいしい!! ちゃんとピザになってる!! 薪の窯で焼いたようにとまではいきませんが、「外はサクサク&中はモチモチ」も良い線いってます。とろとろのモッツァレラチーズと酸味のきいたトマトソースに生バジルの香りが相まって、ナポリを思い出させるには十分です。友人夫婦も旦那さんも喜んでくれたので良かった~☆

気付いたら焼き上がりの写真を撮るのも忘れて全部食べていました(f^^)

次回はピザ用ミックスを使わずに小麦粉で1から作ろっと♪

Buona notte!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Pasta Giapponese!

2007-11-11 23:37:33 | 料理*イタリア以外*
先日、うどんの製麺所を見学しました。自分でもたまに打つので、うどん作りには興味があったのですが、ひさしぶりに知り合いの社長さん(外食系)に会ったら、最近はうどんもやっているとのことだったので、お願いして麺作りを見せていただきました。

場所は東京の下町、社長さんのご自宅です。一階を改装して製麺所にしたとのこと。朝8時におじゃまする予定だったのですが、高速道路の出口を間違えたためにディズニーランド渋滞に巻き込まれてしまい、結局9時すぎになってしまいました。入口が分からなかったので電話すると奥様が迎えに出て来てくださいました。

中に入るとまず手を洗うよう言われます。石鹸で洗ってからアルコールで消毒です。古い工場のようなところを想像していたのですが、明るいしカベも新しくて真っ白だし清潔感バツグン!

奥に進むと社長(実際には現会長)と息子さん(現社長?)が作業してました。小麦粉を入れたら反対側から完成したうどんが出てくる巨大な全自動製麺機を想像していたので、1台のアナログな機械を使って奥様も加わって3人であれやこれや言い合いながら作業している姿にビックリ! 機械を使ってはいますが、完全に手作りです。



社長さんの説明によると、これは手延べうどんと言うそうです。小麦粉に塩水だけを加えてこねたものを、機械を使ってまずはロープ状に延ばします。それをまた機械を使って、今度は3本を、ヨリを加えながら1本にまとめつつ、さっきよりも細く延ばします。それを何回かくり返して細くしていきます。



それをさらに機織り機のような機械で細く延ばしながら2本の棒に8の字に巻き付けます。



残念ながら別の用事が入っていたので昼前に出なければならず、今回はそこまでしか見れませんでした。その後それをカベに吊るして時間をかけてさらに延ばしながら乾燥させて完成とのことでした。



ちなみに社長さんのところで使っている小麦粉は100%北海道産です。国産小麦はうどんには向かないと言われていて、讃岐うどんでも99%が外国産ですし、社長さんのところも最初は外国産を試したらしいのですが、最近は品種改良が進んで北海道産でもうどん向きの小麦がとれるようになってきたので、20種類以上試した結果、今の小麦粉に変えたそうです。コストは上がりますが安心には替えられないと。

お土産でいただいたおうどんを家でゆでたのがこれです↓



絶品です。旦那さんもこんなに美味しいうどんは初めてだと感動してました。うどんの"コシ"とはこのことを言うのかと目からウロコです。

うちではインペリア君(→写真)を使って生パスタを作りますが、讃岐うどんも基本的には生パスタと同じで、生地を平らに延ばしては2つ折りにし、それをくり返した後に細切りにして麺にします。断面は層になっています。

手延べうどんは、細くのばしていくだけで麺にするので、先っぽ以外に切り口はありません。1本の麺は、さけるチーズあるいはカニかまぼこのような構造になっているので、噛んだ時に"コシ"があります。ゆでたまま次の日まで置いておいてもふやけることはありません。

手延べうどんを食べたことがないかたは、ぜひ試してみてください!

社長さんのうどん屋さんはこちら→めんじろう

Buon appetito!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

じゃがいもリゾット!

2007-10-21 22:59:47 | イタリア*料理*
今日はお昼ごはんに、じゃがいもリゾットを作りました♪



味つけは、塩と胡椒とパルメザンチーズだけなのですが、じゃがいもが本当にいい味をだします!

Buona notte!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

ツナ・ペペロンチーノ!

2007-10-14 23:11:08 | イタリア*料理*
今日のお昼は、我が家の定番ツナ・ペペロンチーノを作りました♪



このパスタはイタリアに行く前からよく作っていたオリジナルレシピです。イタリア人のパオロに言わせると本来ツナをパスタに使う時にはニンニクや玉ねぎを入れないらしいので(たぶん家や地域にもよると思いますが)、イタリア人的には邪道かもしれません。でも本当に超簡単で、美味しいので是非お試しください。今回はキャベツを入れましたが普段は入れません。

☆ツナ・ペペロンチーノの作り方(2人前)☆

材料:スパゲッティか棒状パスタ(今回はBarilla社のBavette) 200g、ツナ缶(オイルを使っているもの)1缶、ニンニク 1片、唐辛子 1本、エクストラバージンオリーブオイル 60~80cc、塩・胡椒 適宜、醤油 少々

1. エクストラバージンオリーブオイルを冷めているフライパンに入れ、みじん切りにしたニンニク(ニンニクを後で取り出したい時は潰して)を入れ、弱火でじっくり香りを出します。
2. 大きな鍋にたっぷりお湯を湧かし、塩を入れます。塩は軽くひとつかみ入れます。素パスタを食べても塩味を感じるくらいです。パスタをアルデンテにゆでます。
3. 1のニンニクがこんがり色づいてきたら、種をとった唐辛子を(辛くしたいときは細かくして)入れます。フォークで油を軽く切ったツナを入れ、軽くほぐれるくらいになったら塩・胡椒をし、かくし味程度に醤油をたらし火を止めます。(ツナを入れてから炒めすぎると、ツナが油を吸ってベタベタになってしまうので注意!)
4. ゆであがったパスタをソースに絡めてできあがり!

ポイントはツナの炒め加減と、パスタがちょうどゆであがる頃にぴったりソースが完成するようなタイミングです。キャベツを入れるなら、ツナを入れる直前に入れシャキシャキ感が残るくらい軽く炒めます。

あつあつのツナ・ペペロンチーノは病みつきになります~(*~*)Ψ

Buon appetito!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

イタリアのCD!!

2007-09-25 00:07:40 | イタリア*生活*
Simoneから誕生日プレゼントが届きました!(誕生日は8月なのに遅いぞー!)



イタリアのCDです。60年ヒット曲集、70年ヒット曲集とLIGABUEの"NOME E COGNOME"です。

60年ヒット曲集にはイタリア人なら誰でも知っている懐メロで、学校の友達に教えてもらった曲"STESSA SPIAGGIA"も入っていました♪ LIGABUEは今でも大人気のおじさん歌手で、Simoneは歌詞がいいんだよ~と言ってよく歌ってました。きっといい曲が入っているんだろうな~。

去年は旦那さんのお気に入りの曲"Pazzo di lei"の入ったBiagio Antonacciのアルバムを送ってくれました。愛だの恋だのを歌った、ムーディーな曲です。シチリア・パレルモのキャンプ場にいた時、隣のおばちゃんがいつも大声で歌っていました。旦那さんは一時期必死に覚えようと猛練習してました。。

よしっ、今回も毎日聞いて全曲覚えるぞ~!(前の曲も覚え切れてないから、それも一緒に☆)

そう言えば、Simoneが以前送ってくれたベネチアの特産品の中に変わった物があったのを思い出したので、ついでにちょこっと紹介します。



Mostarda Venetaと言って、直訳はベネチアのマスタードです。Simoneによる解説は、ジャムのようなもので、自分はあまり好きではないがお父さんが好きとのこと。マスタードという名前だけど、ジャムって何だろう?? ということでとりあえずクレープにつけて食べてみることに。。



食べてびっくり!! 辛い~!のに、すごく甘い~! マルメロ(果物ヲタクの旦那さんによると、かりんの一種らしい)のざらっとした感じの甘~いジャムに、マスタードがぴりっと効いているのです。後にも先にもない、微妙なお味というのが、食べた時の感想でした。

あれ以来すっかり冷蔵庫に眠っちゃってるけど、今思い出してみたらあの味は結構イケてたのかも。また、食べてみようかな~。でもまだ生きてるかな~(〃∀〃;)

Grazie, Simone!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Chum Apartment!

2007-09-04 23:10:05 | ガラス
目黒のChum Apartmentさんに、アクセサリーを置いてもらうことになりました!



Chum Apartmentさんのメインは1階のカフェですが、雑貨ショップもあ
り、2階はカルチャースクールが行われたり撮影スタジオとして使われ
るスペースになっています。パリの路地裏のカフェのようなレトロっぽ
さのある、緑に囲まれた素敵なお店です♪

下の写真が、今回おいていただくことになったネックレスのサンプルで
す。ペンダントトップはガラスびんをリサイクルして作っています。



ガラスびんは、基本的にはガラスびんとしてリユース/リサイクルされ
ますが、一部のびん(茶色以外の有色びんや規格外のびんなど)は小さ
く砕かれて建築材料やアスファルトなどに混ぜられる運命にあります。
そのような子たちを川崎市のガラスびん選別所で譲っていただき、たく
さん連れて帰ってきました。それを使って作ったのが今回の作品です。

せっかくきれいなガラスとして生まれてきたのだから、なるべくならそ
のままガラスとして活かしてあげたいですからね! 容器として一生懸
命働いてきた痕跡もなるべく残してあげるようにしています。

Buon riciclaggio!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

MOSHICA!

2007-08-26 21:17:31 | ガラス
下町情緒あふれる両国にあるMOSHICA FURNITUREさんにブレスレットを置いていただくことになりました。手づくり家具を中心に雑貨やアクセサリーも扱う素敵なお店です。これが外観です。



下町好きの羽田さん(オーナーで家具職人)が民家を1年かけて改装したそうです。お店の家具はどれもシンプルで、空間に自然に馴染みます。

うちのブレスレットはこんな感じで置いてもらいました!



思ったとおりMOSHICAさんの木の優しい感じにとても合ってます☆ いいところにお嫁入り(?)できて本当によかったね~(@^▽^@)

Ciao!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

ベ-グル!!

2007-08-05 15:42:09 | 料理*イタリア以外*
先日、京都からベ-グルが届きました。Browny Bread&Bagelsというお店のものです。ネットでも注文ができるのですが予約日を制限していて手に入りづらいので、知人がお店で買って送ってくれました!



クランベリーベ-グル、メイプルウォールナッツベ-グル、大納言くるみベ-グル、ゴマ・チーズベ-グル、チーズ&レーズンベ-グルの5種類を食べました☆ 天然酵母を使った生地は香りが良くてもっちり。あおさのりやあずき入っていたり、チーズとラムレーズンの組み合わせなどは個性的で、どれも素材や味に対するこだわりが伝わってきました。特に、焦げたチーズの香ばしくて濃厚な味とあおさ海苔のさわやかな磯の香りがマッチするゴマ・チーズベ-グルがお気に入りでした。ベ-グルを売っているお店はたくさんあるけれど、こういうベ-グルはなかなか食べられません。

今度京都に行く機会があればお店にも行ってみようと思います(●´∀`●)

Buone vacanze estive!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Braccialetti!

2007-07-25 01:08:21 | ガラス
本日代官山のGRISに新商品を納品してきました!



夏にもぴったりのブレスレットです。鮮やかな色で直線的なデザインのTile 4色(ブルー、グリーン、パープル、オレンジ)と、シックな色合いで曲線的なWave 2色(ホワイト、レッドブラック)です。実際つけてみるとこんな感じ↓



お値段は税込み価格で、Tile 各8,600円、Wave 各9,200円です。

ガラスパーツはひとつひとつ手で作っていますので、大きさや色に多少差が出ます。コードは延びる素材ですのでフリーサイズです。ノースリーブのシンプルなワンピースなどに合わせてもかわいいと思いますよ☆

Buon divertimento!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Gnocchi di patate!

2007-07-08 02:08:52 | イタリア*料理*
日本でニョッキと言えばGnocchi di patate(じゃがいものニョッキ)がポピュラーですが、イタリアではセモリナ粉で作ったGnocchi alla romana(ローマ風ニョッキ)やかぼちゃのニョッキなどもあるんですよ。特にこのローマ風は分厚いクッキーのような形でこれもニョッキなの??という感じ(画像はこちら)で初めて見た時はビックリしました。

いずれローマ風にチャレンジしたいのですが、一番シンプルなGnocchi di patate(じゃがいものニョッキ)を作りました♪

今回は作っておいたミートソースでいただきました。ミートソースの濃厚な味にも負けない、甘味と香りのある新じゃが君でした。家で作るとじゃがいもの粒がちょっと残っていたりして、それがまた美味しいんです。レストランで食べるより、じゃがいも感が強く感じられると思います。ちょっと手間はかかりますが、是非作ってみてください。

☆Gnocchi di patate(じゃがいものニョッキ)の作り方(2~3人前)☆

材料:じゃがいも 約400g、強力粉 100g(じゃがいもの約1/4)、デュラムセモリナ粉(なければ薄力粉でもOK!) 適宜、塩 ひとつまみ

1. じゃがいもをよく洗い、皮つきのままたっぷりの水でやわらかくなるまでゆでる(串が刺せるくらいまで、約30分)。
2. ゆで上がったらじゃがいもの皮をむき、熱いままボールにいれてすりつぶす。(皮をむく時は、ふきんなどで包みながらだとやりやすい。つぶすのはマッシャーでも、すりこぎでもOK!)
3. すりつぶしたじゃがいもに強力粉と塩をひとつまみ入れてよく混ぜる。(混ぜると言うより、練る感じかも)
4. デュラムセモリナ粉を台の上に敷き、小さく丸めて団子にした生地を転がす。その後フォークの背で軽く転がして模様をつける。(小麦粉を打ち粉にした場合は特にくっつきやすいので注意!)



5. 大きいお鍋に湯を湧かし、塩を入れてゆでる。浮いたものから順に引き上げる。ゆでたての熱々をソースに絡め、パルミジャーノをたっぷりすりおろして完成!



ニョッキの生地はくっつきやすいので、私は打ち粉にデュラムセモリナ粉を使っています。手に入らない場合は薄力粉でも大丈夫ですが、粒子が細かいので時間が経つとくっついてしまいます。すぐに茹でてしまった方がいいでしょう。

ソースはミートソースはもちろん、酸味の効いたトマトソースにも合います。自称ベネチア人のシモーネ(ベネチアがあるベネト州の田舎出身)は、ベネチア風のソース(バターとセージ)がお好みでした。このソースはとても簡単です。フライパンでセージの葉2~3枚と無塩バター約20gを入れ、バターが溶けたらニョッキに絡めてパルミジャーノをたっぷりかけるだけ。セージの香りがさわやかで美味しいですよ。

ちなみにイタリアでバターを買うと基本的に無塩です。一度スーパーで見ていたら、デンマークの輸入バターが唯一の有塩でした。最初は味気ない感じがするのですけど慣れてきて、そのうち逆に塩が余計なものに感じるようになるんです。

そういえばトスカーナのパンも無塩ですが、小麦の味が口に広がってクセになる味でした。イタリアのパンは美味しいと思ったことはあまりないけれど(私が留学していた北国Bolzanoは基本がドイツパンなので例外)、あれは美味しかったなあ。

いずれパン作りにも挑戦したいっす! (★`?´)ノ

Buona Domenica!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Lenticche!

2007-07-04 16:45:16 | 料理*イタリア以外*
イタリア留学時代にお世話になったパキスタン人のおじさんです。Bolzanoでスパイスや調味料などを扱う輸入食材のお店をしています。



スパイスの使い方や料理を丁寧に教えてくれたり、たまに紅茶をだしてくれました。日本人を見かけて(Bolzano在住の日本人はとても珍しかったので)、私のために連絡先を聞いておいてくれたこともありました。

おじさんに教えてもらったLenticche(レンズ豆)の煮込みは当時も学生寮でよく作っていましたし、レンタカーで旅をしていた時(←何のこと?は"La zuppa di cozze!")にも定番料理のひとつでした。

レンズ豆を買って来たので、久しぶりに作ってみました♪ 豆の甘味とスパイスの香りがマッチしていて、とても美味しいんです。お鍋ひとつで簡単にできます。是非作ってみてください。家中にクミンの香りがぷぅ~んっと漂って、幸せな気分になれますよ。

☆Lenticche(レンズ豆)の煮込みの作り方(2人前)☆

材料:レンズ豆(皮なし) 150g、玉ねぎ 1個、唐辛子 1本、クミンシード 大さじ1/2、ターメリックパウダー 小さじ1/2、塩・こしょう 適宜、オリーブオイル(サラダ油でも可)、水 500ml

1. 鍋を火にかけて熱し、オリーブオイルを入れて鍋になじませる。クミンシード・種を除いた唐辛子・玉ねぎのみじん切り(お好みでにんにくのみじん切りを入れてもBuono!)を加え、玉ねぎがきつね色になるまで中火でよく炒める。
2. 1にレンズ豆・ターメリックパウダーを加えて軽く炒めてから、水を入れる。沸騰したら弱火にし蓋をして、柔らかくなるまで約15~20分煮込む。たまに焦げつかないようかき混ぜて、水が足りなければ足す。
3. 塩・こしょうで味付けして完成!



おダシは入らないので、味の決め手は炒め玉ねぎと塩。塩はこだわって美味しいものを選んだほうがいいかもしれません。我が家はイタリア・シチリアの塩と中国・四川省の岩塩を混ぜて使っています。シチリアの塩はまろやかな旨味と甘味が強いのですが、それだけだと塩辛さや味のインパクトが弱いためです。

プチトマト、ジャガイモ、キャベツを入れたりとアレンジしても楽しめます。カレーのようにナンやご飯と食べてもOK。イタリアの学生寮では、チーズマニアのシモーネ(←誰だっけ?は"Spaghetti alla carbonara!")がいつもパルミジャーノをかけて食べていました。

ちなみにパリでチーズをお土産に買って来た時、他のイタリア人は臭いと言って食べませんでした(臭いはそんなに変わらないと思うので単にフランス嫌い??)が、シモーネだけはモリモリ食べていました。

A presto!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

代官山進出!!

2007-06-20 22:44:32 | ガラス
昨日は代官山のGRISにネックレスを納品してきました。



代官山駅から近いのに、表通りから少し入った閑静な一角にあるので、静かにじっくり選べるようなお店。お店の外観と同じで商品はどれも素敵で落ち着いた印象ですが、でも色の組み合わせや形がちょっと変わってたりして。すごく気になるんです。どの商品をとっても勉強になります。ずーっと見ていたくなりましたが、営業妨害になるのでうしろ髪をひかれながらも早々と引き上げました。

あー、GRISでよかったと思いました。

Ciao!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

La zuppa di cozze!

2007-06-11 22:01:27 | イタリア*料理*
2年間の留学を終えて帰国する前、日本から迎えに来てくれた旦那さんと約2ヶ月間イタリア縦断旅行をしたんです。レンタカー(↓これです。FIAT PUNTOくん)にテントを積んで、各地のキャンプ場に寝泊まりしてました。



その時の思い出の味の一つと言えば、la zuppa di cozze(ムール貝のスープ)です。

初めに食べたのはSiroloというアドリア海沿いの小さな町のレストランDa Silvioでした。日本ではパエリアに飾りのように入っているものしか食べたことがなかったムール貝。正直言って、美味しいという印象はありませんでした。でもそのレストランで食べてみると、あまりの美味しさに感激!! プリプリとした触感と独特の風味と味わいがありました。

すぐ地元の人に作り方を聞きました。でもあまりに簡単だったのでちょっと半信半疑だったのですが、数日後に作ってみてびっくり。お店で食べた時と完璧に同じ味でした!! それからは旅の定番料理となり、スーパーで1kg入りのcozzeを買ってきてはキャンプ場で作って食べていました。

日本に帰ってきてからはvongole(アサリ)で作ることが多かったのですが、今回は宮城県産の大きなムール貝が手に入ったので、2年降りに作ってみました♪



☆ムール貝のスープ作り方(2人前)☆
材料:ムール貝 500g、白ワイン 200cc、ニンニク 1かけ、無塩バター 10g、レモン 好きなだけ、フランスパン 適量、オリーブオイル 適量

1.ムール貝をよく洗い、下に生えているヒゲを抜き、カラに付いている汚れをたわしなどで落とします。
2.鍋にオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れて弱火でじっくり香りをひきだします。
3.ニンニクがキツネ色になったら、中火にしてムール貝と白ワインを加えて蓋をします。
4.貝が開いたら火を止め、無塩バターを入れて溶かし全体になじませます。
5.器に盛り、くし切りにしたレモンとフランスパンを添えて出来上がりです。

レモンを絞って身を食べると、バターとレモンの香りがムール貝のくせのある味と香りを引き立てます。スープはフランスパンに漬けて食べます。

今回のム-ル貝は、くせのないマイルドな味でした。日本産はこういう味なのかな? でもやっぱり美味しい!! 身が大きくて食べごたえがありました。

アサリで作っても美味しくできます。本当に簡単にできるので是非作ってみてください♪

ちなみに、お皿に残ったパスタのソースなどをパンのかけらで綺麗にしながら食べることをscarpetta(直訳は小さい靴)と言います。あまりお行儀は良くないようですが、家庭や食堂などでは美味しかったと言う意味にとられて喜ばれます。

我が家では必ずscarpettaしてます♪

A presto!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

梅酒!

2007-06-04 23:12:39 | 料理*イタリア以外*
昨年の今ごろ漬けた梅酒が一年経ってやっと解禁!ということで、さっそく味見しました。ベースはホワイトリカー、黒糖焼酎、いも焼酎の3種類。

ホワイトリカーベースのものは三十年寝かせたい(我慢できれば。。)と考えているので、今回味見は見送りました。黒糖焼酎はすこしトロピカルな感じですが、あまり普通の梅酒と変わらない気がしました。でもいも焼酎は全然違う。いも焼酎の独特の香りが梅の香りにかぶさってます。これは面白い味♪ でもまだ馴染んでない感じだから、寝かせたらもっと美味しくなるかも。

ということで去年のものは全部梅の実を取り除き、梅酒は他のガラスびんに詰め替えました。

そして今年の梅酒づくり。今年は日本酒の梅酒用原酒と国産のブランデーです。



日本酒とブランデーの梅酒を楽しみにしながら、しばらくはチビチビといも梅酒を楽しみます☆

ちなみに私が住んでいたボルツァーノという町ではまさにこの時期、sambuco(にわとこ)という花のシロップを各家庭で作っていました。さわやかな香りと味でとても美味しいんです。よく飲んでいました。この時期はバールなどでも頼むことができます。ただしsambucaと一文字間違うと、ヘビーなお酒がでてくるので要注意です!

Buona notte!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio

Fagiolo!

2007-05-26 23:36:05 | 料理*イタリア以外*
我が家は豆好きです。最近よく作るのがFagiolo(いんげん豆)のマリネです。イタリアで食べたことはないのでイタリア料理ではないと思うのですが、オリーブオイルとレモンを使っているので味付けはイタリアっぽいですよね。さっぱりしていて、この季節にぴったりです。豆嫌いの人もハマります。

今回は虎豆ですが、白いんげん豆もよく使います。特に味に違いはない気がしますが、気分で変えてます。



作り方は、乾燥した豆を一晩水につけ、しわがなくなったら柔らかくなるまでじっくり煮ます。あとは玉ねぎのみじん切り・オリーブオイルにレモン汁をしぼり入れて塩胡椒で味つけし、冷蔵庫にいれておきます。1日置いたくらいが味がしみてて美味しいですよ♪

イタリア人も結構豆好きです。特にトスカーナでは、Fagioli all'uccelletto(白いんげん豆のトマト煮込み)やcecina(ひよこ豆の粉をオリーブオイルでのばしてクレープ状に焼いたもの)があります。驚いたのはcecinaの食べ方で、パンに挟んで食べるんです。たしかに美味しいけど、パンにご飯をはさんで食べているみたいな感じ(>▽<;;

普通にそのままで頂きたいと思いました。

Buona domenica!

フミコリッチョのガラス工房 → studio vetriccio