重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

サミット開催中。

2008-02-19 | つれずれ
今日は二十四節気の「雨水」。
雪が雨に変わり始める頃――つまり「春近し」ということですよね、暦の上では。

なのに、
名古屋地方の今朝の最低気温はマイナス0.8℃。

おかげで今朝も、わが家の太陽熱温水器の配水管が凍結し、
飛び上がるほど冷たい水での洗顔を余儀なくされました。


というので、
今朝も立ち寄ってきた名古屋市北区「名城公園」のお堀には


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.19 08:29:06
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F18.0 1/320秒 ISO100 / シャッタースピード優先AE 中央重点平均測光

ご覧の通り薄氷が張っていました。
ひと冬でお堀の水がこんなに何度も凍るのを見たのは何年ぶりでしょうか。

今年の春は、どこかで足踏みしているようです。



ところで、
先週15日付の拙ブログ「とりどり。」で



こんな写真を載せ、

「アオサギの、文字通り“サミット(頂上会談)”。議題は、そろそろ迫ってきた「北帰行」の日取りについてでしょうか。」と書きました。


もしかすると、「大当たり!」です。

だって今朝、
お堀の向こうの石垣の、城内の松の木にふと目をやったとき、
発見してしまいました。

ほら。


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.19 08:30:22
NIKON D80 / AF-S NIKKOR 70-300mm 1:4.5-5.6 G / F5.6 1/320秒 ISO100 / シャッタースピード優先AE 中央重点平均測光

「アオサギ仙人」たちの大集合です。


さらに、
その少し向こうの木にも、


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.19 08:32:40
NIKON D80 / AF-S NIKKOR 70-300mm 1:4.5-5.6 G / F5.6 1/320秒 ISO100 / シャッタースピード優先AE 中央重点平均測光

こんな感じ。


「アオサギ」が、こんなにうじゃうじゃ集まっているのを見たのは初めてです。

「主要国サミット」でこれだけの数ですから、
「国連総会」になったら、一体どんな有様になるんでしょうか?


で、
ここからは、いつも優しいコメントをくださる親愛なる「h」さんへ。

「アオサギ」って、
居る所にはワンサカ居るものなんですね。くっくつくっ。


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「昭和」の断片。

2008-02-18 | おすすめ
最初にお断わりし、お詫びしておきますが、
今日の拙ブログは、長いです。
ひたすら、長いです。

なので、
飽きたら、途中で「×」ボタンをポチッとクリックしてください。

では、
始めます。





▲朝早くからの牛乳配達のカタカタという音が、かつては「目覚まし」の時計代わりになりました。


▲トイレは昔も「水洗」だったのです。ただし、手を洗う時だけですが。


▲これだけのアンテナでも、テレビは映ったのです。
  ただし、向きと角度の調整にかなりの試行錯誤が必要でしたが。


▲たくさんのスプリングに支えられて、昔の乳母車はまさに「揺り籠」でした。


▲自転車のサドルも、かつては全部「本革高級シート」だったのです。


▲昔のレジスターは10万円未満の買い物しか計算できなかったようです。
  もっとも庶民には、そんな「ケタ外れ」の買い物は無縁でしたが。


▲昔は女性がシビれたポマードも、橋本竜太郎が最後の愛用者だったのでしょうか。


▲短波なら、海外放送を聴くことができました。いま、市販のラジオでそれを出来ますか?
  技術が後退してしまったようです。


▲1964(昭和39)年に「サッポロビール」に社名を変える前の「ニッポンビール」。
  つい「がんばれニッポン!」と叫びたくなる響きがあります。


▲「カラスの濡れ羽色」――艶やかな黒髪が最も美しいとされた時代、
  染めたのは白髪だけでなく赤毛(茶髪)もだったのですが、いまは……。


▲自転車の、ダイナモ(発電機)とランプを結ぶコードを、
  ドライバー1本でこんなにお洒落に編み上げる職人の技術も、見られなくなってしまいました。


▲いまはベンツやジャガーのような高級外車にしかない「エンブレム」が、
  昔は子供自転車の泥除けカバーにさえ付いていたのです。


▲インクで服を汚さないよう腕まくりして謄写版のローラーを走らせる時、
  子供から、少し大人になれたような気分がしたものです。


▲割れてしまったセルロイドの箱も、ナイフで削り、アルミの鉛筆キャップに詰めて火であぶれば、
  「ロケット」の燃料になります。親には内緒の、「男の火遊び」の始まりです。


▲ジージー、カタカタと音を立てながら、8ミリ映写機は、まさに「時代」を映していたのです。


▲日本中のほとんどの赤ちゃんが、くるくる回るメリーゴーランドを目で追い、
  軽やかなオルゴールの音を聞きながらを育ちました。


▲この「生姜糖」の微妙な味は、一生忘れません。いまでも造られているのでしょうか。
  それに、なぜこの形だったのでしょうか。


▲「世界の松下電器」の礎は、創業者・松下幸之助が発明したこの「二股ソケット」にあったのです。


▲目覚まし時計の、けたたましいベルの音は、確実に「目覚まし」の役割を果たしていました。


▲井戸水は、文字通り「天然水」の美味しさがありました。


▲母親が使い切った化粧水の瓶のフタも、ただ「丸い形が面白い」というだけで、
  大事なおもちゃのコレクションに加えられました。


▲洗濯板でゴシゴシ洗っても破れないほど、昔の生地は丈夫だったんでしょうね。


▲誤って指先を切る怖さと痛さを知ったから、「物の扱い方」というものを自然に学んだのだと思います。


▲「♪ 小さな石鹸 カタカタ鳴った」……「かぐや姫」の歌「神田川」の世界が、
  この石鹸箱の中には、まだ詰まっているように見えます。


▲真空管の、ぼんやりとした灯りと温もりは、
  当時の人々の心の暖かさそのものだったのかも知れません。


▲「保健室」――その言葉の響きに、なぜか胸がときめきます。昔も、いまも?


▲カミソリナイフ――父親の使い古しのカミソリの刃が、リサイクルで使われたりもしました。


▲テレビ画面の拡大鏡――なんて呼んでいたか分かりません。
  でも、昔の人はいろんな工夫を考えたものです。


▲「PANASONIC」より「NATIONAL」のほうが、私には愛着があって好きです。


▲1つの「歯磨き“粉”」で家族全員が歯を磨くことに何の抵抗感もなかった時代がありました。


▲洗濯機の脱水器を回すのが面白くて、この時ばかりは母の家事を手伝ったものです。


▲下駄の音がカランコロンと夜の町に響く昔は、
  背後からこっそり忍び寄る引ったくりや痴漢もいなかったように思いますが。


▲この「★」のマークを見ると、怖かった「駐留軍」を思い出します。
  そう、かつての日本は、全土が「沖縄」だったのです。


以上全部の、
いえ、
もっともっとたくさんの「昭和」の断片が、ここ



「北名古屋市東図書館」3階にある、
北名古屋市歴史民俗資料館」(通称「昭和日常博物館」)にあります。


2年前の拙ブログで一度紹介させていただきましたが、
展示が当時よりさらに充実されていることを、昨日の日曜日に立ち寄って知りましたので、
お近くにお越しの節は「ぜひ」と
もう一度お勧めさせてください。




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ご近所カフェ/あうら

2008-02-17 | おすすめ
バラエティに富んだ雑貨や小物が店内に溢れているのに、
決して雑然とはせず、
むしろゆったりとした心地良さを感じる「ご近所カフェ」の「@home. ~ zackafe ~」を
昨日は紹介しました。

他方、好対照に、
とてもシンプルだけど、
シンプルだからこそかえって、充実した満足感を味わえる「ご近所カフェ」もあります。

北名古屋市西之保「あうら」です。




北名古屋市役所西庁舎(旧西春町役場)の西側に隣接するこの「店らしき建物」の存在だけは、
かなり以前から知っていました。

2001年にオープンしたそうですが、
工事中の様子も、たしか見ていた記憶があります。

でも、
出来上がった建物のエントランスがこんな感じで、



入口の石にこそ「あうら」と刻まれていますが、
ほかには一切、「コーヒー」の「コ」の字さえないここが「カフェ」だとは、
まったく気がつかなかったのです。


それが、「灯台下暗し」というか最近、
あちこちのブログで名前を見かけるようになったため、
一度覗いてみようかと思っていた矢先、

なんと
拙ブログにコメントをいただいている「S」さんにまで先を越されたのを知って、
あわてて昨日、出掛けたのですが、
あいにく定休日だったため、今日また出直して、行ってきました。



たしかに、
とても素敵なお店です。

お店のホームページにはプロが撮られた写真がたくさん載っており、
見較べられるととても恥ずかしいのですが、
私も、せっかくオーナーのお許しを得て撮らせていただいたので、
恥を晒させてください。

こんな感じです。



        



        



        



        



とても開放感があるのに、
時間がゆったりと流れているような落ち着きを感じます。


ガラスの向こうには、
オーナーが、管理をお任せしている造園家に黙って植えて叱られたという、もともとは数十cmの挿し木だった「四季桜」が
いまはすっかり大きくなって、



可憐な花を咲かせていました。



広々とした店内に居ながら、
青空を映した琥珀色のコーヒーを飲むのは



贅沢な至福の時間というものです。



気になっていたので、帰りがけに、オーナーに尋ねてみました。
「“あうら”という、お店の名の由来は?」

オーナーは、にっこり笑いながら教えてくれました。
「私のおばあちゃんの名前が“安藤うら”だったからですよ」

そのシンプルさがまた、
でもとっても温かくて、
いいじゃないですか。


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ご近所カフェ/@home. ~ zackafe ~

2008-02-16 | おすすめ
店内に足を一歩踏み入れた途端、

というより実は、お店の前に立った時からすでに、
「うん、良さそうだ!」と
扉を開けるのが楽しみで、心ときめくような思いに駆られるお店って、ありません?

そんな、私には即「お気に入り」入りの「ご近所カフェ」が
今日また1つ、増えました。



北名古屋市熊之庄「@home. ~ zackafe ~」です。

付近を通ることは何度もあるのにいままで気がつかなかったのは、
幹線道路から脇道に入った、
住宅地の真ん中にあるからです。



雑貨が大好きなオーナーのお姉さんと、アシスタントの妹さんのお二人が
06年の5月、オープンなさったそうです。

「zakkaもcafeもと、欲ばりました。だから、"zackafe"」なのだそうです。


同じ北名古屋市内に住むある方のブログで紹介されていたのを見て出掛けたのですが、
評判通りの、
とても、とても素敵な店です。



       

「とても小さなお店ですが、選りすぐりのアイテムをご紹介しています。」
と、お店のホームページに書かれていましたが、
看板に偽りなし、です。

バラエティに富んだ雑貨や小物の1つ1つが
オーナーの洗練されたセンスと確かな目で、
選りすぐられていることが分かります。

 

       

 

これだけ品数が多いと、店内が雑然とした感じになっても不思議ではないのに、
決してそうではないどころか、
むしろゆったりとした、心地良い空間の中に身を置いているような気持ちになってくるのは、
置かれた1つ1つの雑貨に、温もりがあるからだと思います。

たぶんそれは、
オーナーの「人柄」そのものなのでしょうね。





そして、

 

いただいたコーヒーとスコーンも、
とても美味しかったですよ。

ランチ・メニューもあります。
改めて出掛ける楽しみもできました。


入口前のウッド・デッキ周りも素敵です。


     
       

文字通り「アットホーム」な雰囲気を楽しみに、
近くにお越しの機会があったら「ぜひ一度」とお勧めします。


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とりどり。

2008-02-15 | つれずれ
今朝、寝ぼけ眼をこすりながら朝食を食べていると、
ふと目をやった庭の木の枝が、カサカサと不自然に揺れています。

ん?

目を凝らすと――、

発見しました。


■撮影場所/北名古屋市の自宅で / 2008.2.15 07:15:50
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F5.6 1/15秒 ISO360 / プログラムAE 中央重点平均測光 / トリミング

メジロです。

やったね!

わが家にもやっと
「春の使者」が訪ねてきてくれました。  (ピンボケは、寝起きの1枚のご愛嬌ということで



そして、今朝も立ち寄った名古屋市北区「名城公園」で、
一瞬の晴れ間を横切って行ったのは


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.15 08:19:11
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F8.0 1/360秒 ISO100 / シャッタースピード優先AE 中央重点平均測光

川鵜の編隊飛行です。

翼の動きまでほぼシンクロしているのが見事ですよね。



さらに、高い梢の上に見つけたのは、


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.15 08:28:52
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F5.6 1/250秒 ISO100 / プログラムAE 補正+1 スポット測光

こちらはアオサギの、
文字通り「サミット(頂上会談)」でした。

議題は、そろそろ迫ってきた「北帰行」の日取りについてでしょうか。



こんな「鳥三態」を短時間に見たのは初めてです。


あとは、
「大トリ」として
「借金トリ」が、夜中に玄関の戸を叩かないことを祈るばかりです。


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なぜ?

2008-02-14 | つれずれ
たびたび所用で出掛ける静岡方面行きの途中、
近くを通る時は必ずと言ってよいほど立ち寄る喫茶店があります。

その地域では珍しい紅茶専門店「S」です。




値段は少し高いのですが、
納得するだけの美味しい紅茶を楽しめるだけでなく、



店内の落ち着いた雰囲気や、
自家製のパンを中心にしたランチメニューとその味、
店員の接客サービスなど、あらゆる面で満足していたからです。

   

オーナーが自身の「社長ブログ」に綴っていた
店づくりについていつもいろいろ考えている真摯な姿勢にも、好感を持っていました。




だから、
たしか一昨年の秋、
本店から少し遠くにある、某リゾートホテルの施設内に、
今度は食事をメインにした支店を出したと知った時は、
少し遠回りでしたけど、足を運びました。

ところが……。


その支店は、
食事の内容も、店の雰囲気も、店員の接客も、
正直言って、期待外れでした。

本店での満足度が高かっただけに、アラが、より目立ってしまったのかも知れません。

でも、できればもっと楽しめる店になってほしかったから、
できるだけ失礼のないように気を配りながら、
「社長ブログ」のコメント欄に、私なりの感想を書き込みました。


「率直なご意見、本当にありがとうございました。ご期待に沿うように努めますので、今後ともよろしくお願いします」
――そんな返信をいただいてから数カ月後のことです。

「支店を閉鎖します」という案内を、
久しぶりに覗いたホームページで知りました。

「借り物の店舗だったため、思うような店づくりができませんでした」と
「社長ブログ」には書かれていました。


(テナント店というのは、そういう難しさがあるのかも知れないな)と思いながらさらに数カ月後のことです。

さらにまた別の場所で、今度は「S」の支店としてではなく、新しいコンセプトでレストランをオープンするというお知らせを、ホームページで見ました。


もちろん、行ってみました。
市の中心街からは離れていますが、
今度は独立店舗です。

でも……。


またもや期待とは、何か違ったのです、
オーナー自身が調理して出すメニューの傾向も、味も、店の雰囲気も。


それでも2度ほど食事に出掛け、
少し間を置いて3度目に行った時です。
定休日ではなかったのに、
店の扉が閉まっていました。

半月前に閉店していたことを
貼り紙で知りました。
オープンしてまだ半年も経っていないのに。

「支店や新店の経営に時間とエネルギーを注ぐあまり、店長ら任せきりにした本店の経営が思わしくなくなってきたため」だと、
後で見た「社長日記」には閉店理由が書かれていました。


そして、
先週末のことです。

何気なく手に取った地元新聞の片隅に
喫茶専門店「S」の、こんな「お知らせ」を見つけました。



「今月20日でお店を閉めます」


あわてて、行ってきました。
10時過ぎ、まだ開店間もない時間帯なのに、
駐車場は満杯でした。
道路脇で、順番を待っている車もあります。

みんな、閉店と聞いて、駆けつけたのでしょうね。
そういうファンに支えられてきたお店のはずでした。
それが、なぜ――。





「原材料の高騰や時代情勢の移り変わりなどにより、お客様に満足していただけるサービスを提供することが困難になりました」と、入口に掲げられた「ご案内」に書かれていました。
それはそれで事実なのでしょうね、たぶん。

でも、
それだけなのでしょうか?

というより、
本当にそれが一番の理由なんですか?オーナーのS・Rさん。


「寂しい話になっちゃったね」と、
顔見知りの女性店員さんに声を掛けました。
「はい…。申し訳ありません」と彼女は、急に潤みかけた涙をあわてて隠すかように顔を逸らしながら答えました。

「オーナーのSさんは、どこにいるの?」と重ねて訊くと、
「さあ…。今日はこちらには居ません。なんか忙しいみたいで、もしかすると……いまは日本には居ないのかも」



「ご案内」には書けない、どんな理由や事情があったのかは、もちろん知りません。

でもね、

26年間という結構永い歳月営業を続けてきて、
それなりに固定ファンが出来、
そういう彼らが、いまこうして別れを惜しむかように次々に店を訪れている最後の最後に、
Sさん、なぜあなたは顔を見せないのですか?

私にはそのことが、
大好きなお店がなくなることと同じくらい、
いえ、それ以上に、
寂しくて、
残念です。




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紙一重?

2008-02-13 | つれずれ

■撮影場所/名古屋市北区の国道41号線で / 2008.2.8 17:56:29
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/15秒 ISO200 / プログラムAE 中央重点平均測光

芸術か、

はたまた
失敗かの境は紙一重

――と書こうと思ったのですが、

こうして見てみるとやはり、
単なる手ブレの失敗は、失敗以外の何物でもありませんね。


偶然が生み出す「面白さ」はあったとしても、
それ以上には画像から伝わってくるものが何もないのは、
写し手の心がこもっていないからだと、改めて分かります。

今日のアップは、その「戒め」のためです。

まじめに精進しなくっちゃ。



名古屋地方は今朝、ずいぶん冷え込みました。


■撮影場所/名古屋市北区「名城公園」で / 2008.2.13 08:24:24
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/400秒 ISO250 / シャッタースピード優先AE 中央重点平均測光

明日はまた雪が舞うかも、という予報は、
「雪大好き人間」の私にとってはラストチャンス?

あきらめた、と言いながら、実はまだまだ未練がましい私は
そんなちっちゃな男です、ハイ。


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春、そこまで。

2008-02-12 | つれずれ


季節が真冬に逆戻りしたかのように
地元・名古屋地方や首都圏などにかなりの雪が降った先週土曜日の午後、
そんなこととは露知らぬ私は、
梅の花を見ながら、もうすぐそこまで近づいてきた春の足音に
耳を傾けていました。

場所は、静岡市北丸子「丸子(まりこ)梅園」です。



国道1号線沿いの山の中腹にあるここ「丸子梅園」を
去年も訪れています。
その日のブログのタイトルは「梅、開花。」

去年は今年よりほぼ半月早く見に行ったのに、
1ヘクタールの園内に咲く梅の花の咲きぶりは、
今年よりもっと華やかだった気がします。

それだけ今年の冬は寒気がまだ居残っているということなんでしょうね。



とはいえ、
こうした季節の花の開花は、
気持ちを浮き立たせます。



       



       





ただ、この日はこの後の予定が詰まっていたため、
急かされる気分でシャッターを切っていたその時です。

「チチチッ」という鳴き声とともに、
近くの梅の木の枝が揺れました。

ファインダーから目を離して探すと………


いました!
ウグイス色の羽毛に
目の周囲を真ん丸く白のアイシャドーで化粧しているのは
紛れもなく「メジロ」です。

ピョンピョンピョンと忙しそうに移動しながら
花の中にクチバシを突っ込んでいます。


私にとっては今年の「初メジロ」のチャンス到来!

パシャパシャパシャッと連続シャッターを切った内の1枚が、
これです。



さーて、
「メジロ」はどこに写っているのでしょうか?

「ウォーリーをさがせ!」より難しそうな出題に
挑戦なさる気はおありですか?

ただし、お断りしておきますが、
どこに写っているかの正解は、私にも分かっていませんから。


中望遠レンズを
車の中に置き忘れて来たことを
つくづく後悔しました。


雪は
もう、あきらめました。

こうなったら、
気持ちを切り替えて、

は~るよ来い、
は~やく来い、です。




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待望の…!

2008-02-11 | ぼやき
2008年(平成19年)2月9日、
拙ブログの開設3年目に当たる記念すべき日に、
名古屋地方にも
「雪大好き人間」である私にとっては待望の、雪が降りました!

もちろん、自宅がある北名古屋市にも
なんと
10cmも雪が積もりました!  ――



――のだそうです!!!!


………………。


正直に言っていいですか?
もう、な~んにも、書きたくありません。


だって、
所用があって金曜日の夕刻から静岡方面へ向かった私は、
今日昼過ぎに帰るまでの2日半、
雪なんて、
雪なんて、
ヒラりとも、ハラリとも、見ていないんですから。


名古屋地方にかなりの雪が降ったこと、
おかげで東名高速が一時閉鎖されたことは、
その夜、ホテルのテレビ・ニュースで知りました。

同じ日、首都圏にも雪が降ったことも、同じニュースで知りました。

それなのになぜ、
名古屋と東京の真ん中の静岡だけは、
雪が降らなかったんですか?

もしかすると、
私の頭上数キロメートル上空だけが晴天域のエアーポケットになっていて、
それが、私の移動コースを
右に左に、しつこく追いかけながら動いていたんですか?

それって、
「雪大好き人間」の私に対する
軽~い「イジメ」じゃありません?


ということで、
昨年末、躊躇した末に買い換えた



わが金ピカ塗装の愛車「マツケン・サンバ」号の新品スタッドレスタイヤ「BRIDGESTONE BLIZZAK REVO 2」が雪の上に残したトレッド・パターンは、
帰ってみると自宅駐車場にまだわずかに残っていた新雪?を踏みしめて刻んだ、

たった、
これだけです。



あれっ?
ひょっとしていま、
どなたか「プッ!」って吹き出しませんでした?

2、3聞こえたような気がしたのは、
ちょっとだけヒガミっぽくなっている私の、単なる空耳ならいいんですけどね。



やれやれ、
3週目に入り、
心機一転のつもりの初アップがこんな話とは、
われながら先が思いやられます。


ともあれ、

この程度の内容と、
何枚撮っても一向に進歩しない自己満足写真の拙ブログですが、
今後ともお立ち寄り願えれば、望外の喜びです。

改めて、よろしくお願いいたします。


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閉店…。

2008-02-07 | つれずれ
長年の不摂生がたたって生活習慣病に罹り、
月1度、名古屋市のほぼ中心部にある病院への通院を余儀なくされています。

会社に休みをもらって今日も出掛けたその病院のすぐ近くに、



こんな店があることは以前から知っていました。


外から見た、少し古びた感じの雰囲気が私は好きで、
いずれ入ってみようと思っていたのですが、
今日、前を通り掛って、ボードの案内に気付きました。



先月も同じ頃に前を通ったはずなのですが、
気が付きませんでした。


ネットで調べてみました。

お店のホームページはすでに閉鎖されていましたが、
グルメサイトや個人ブログのいくつかで紹介されていました。

スペイン料理店としては名古屋地区では老舗だったこと、
料理の評価はさまざまですが、パエリアは美味しかったこと、
店内に小さなステージがあり、時折りフラメンコのライブが開かれていたこと、
アトホームな雰囲気でカップルや結婚式のパーティによく使われていたこと――等々が分かりました。



          

                    

          



そんなお店がなぜ、
閉めなければならなかったのでしょうか?



ある方が、昨年末近くのブログにこう書いていらっしゃるのを見つけました。

「マスターの体調が良くないようで…」



          

                    

          



どうやら、
閉店の理由は、そういうことのようです。


まだ一度も入らないまま、
こんな形で取り上げなければならなくなったことが、
残念です。


■撮影場所/名古屋市中区丸の内で / 2008.2.8 15:07:56
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/250秒 ISO400 / シャッタースピード優先AE スポット測光

こうしてカメラを向けていると、

新しい錠前が取り付けられた扉の向こうから、
往時の
情熱的で激しいフラメンコの、ギターの音、手拍子の音、床を踏み鳴らす靴の音が、
耳を澄ますと漏れ聞こえてくるような錯覚に陥ります。



拙ブログは明後日(9日)で3年目に入ります。
「飽き性」が取り柄?の私が、よくここまで続けてこられたものだと、
我ながら驚いています。

もとより、
時々立ち寄り、コメントまで残していただいている皆様の
暖かで優しいサポートがあってのことと、
心から感謝しています。

本当に、ありがとうございます。


3周年の記念日に更新できればよかったのですが、
あいにく明日夕刻から週末にかけ
例によって所用で静岡方面へ出掛けるため、
当日はアップできそうにありません。

なので、
本日付で、
お知らせと、お礼を申し上げさせていただきます。

これからも、
許す限りお付き合いと、お叱りをいただければ、
これ以上の喜びはありません。

よろしくお願い申し上げます。


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