重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

はい?

2008-02-03 | つれずれ
今日は関東地方など広い範囲に雪が降り、
陸空の交通に乱れが出ている――と夕刻のニュースが報じていました。


雪?

雪って、
何ですか?

もしかするとそれは、
昨年末には名古屋地方でも降るかも知れないと言われたので、
スタッドレスタイヤの、溝はまだ大丈夫だったけどゴムが硬化していたため、
大事をとって新品に買い換えたところ、
結局チラリとも降らず、

その1週間後、
今度は確度がかなり高そうな感じで「降るかも」と言われたので、
ウキウキしながら待っていたら、
またもやゼンゼーン降らなかったから、

昨夜の予報で再び「明日は全国的に降るかも」と言われても、
「もうその手は食わないぞ。二度あることは三度ある。またヌカ喜びさせられてたまるものか」
と眉にツバつけながら聞き流し、
だから昨夜はかなり夜更かしをしたのが響いたのか、

今朝は8時半にセットしてあるケータイの目覚ましアラームを、
どうやら無意識のうちに止めてしまったらしく、
気がつくとすでに11時近くになってようやく目を覚まし、

それでもまだ眠い目をこすりながら階下に降りて外を見ると、
小雨がシトシト降っていて、
「あーあ、今日は雨かあ。どこかへカメラ散歩に出かけようかと思っていたけど、これでは無理だな」
などと思いながら庭の隅に目をやったとき、

「何っ?」
と視界の隅に飛び込んできた、
冬枯れの庭の草にへばりついていたシャーベット状の



これが、
もしかすると、
「雪」とかいうものの名残りですか?



もし、雪が雨に変わってさえいなければ、
もし、目覚まし通り8時半に起きてさえいれば、

一面の銀世界などという贅沢は望めなくても、
もう少し、
もう少しマシな「雪化粧」ぐらいは見られたはずです。

積もった新雪を踏む時のギュッギュッギュツという音までは聞けなくとも、
まだ新しいスタッドレスタイヤのトレッド・パターンを
雪の上にハッキリと残すことは出来たはずです。

ああ、それなのにそれなのに、なってこった!


せっかく履き替えた新品のスタッドレスタイヤで雪の道を走りたいとこんなにも願っているのに、
そのチャンスを、どーしても与えてやろうとしてくださらないのは、
神様、仏様、
私が、そんなに悪い男の子だからですか?

それとも、
昨日せっかく「日本一」大きい「布袋の大仏」さんを見に出掛けたのに、
写真を撮ることばかりに夢中になり、
お賽銭どころか、大仏さんに手を合わせることすら忘れてしまった不届きを、
どこかからしっかりご覧になっていて、
怒っていらっしゃるからですか?



いいです。
あきらめました。
今シーズンはもう、この地方に雪が降ることはなさそうですから。

いましばらく、
まだゴムが柔らかい新品のスタッドレスタイヤを「消しゴム」代わり擦り減らしながら、
日本の道の汚れを消して走り回るボランティアに専念することにしましょう。


ただ、
ひと言だけ、
ひと言だけ、言わせてください。

チクショ~ッ! グレてやるぅーー!



おかげで、今日が節分であることさえ忘れてしまっていたことに気付いた夕刻――、


■撮影場所/北名古屋市の自宅近くで / 2008.2.3 17:50:43
NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/5秒 ISO400 / シャッタースピード優先AE 補正+1 スポット測光

西の空に垂れ込める厚くて黒い雲をファインダーの中に覗きながら、
心の中で呟いていました。

(あした、雪、降らねえかなあ……)


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