親愛なる日記

僕が 日々見つめていたいもの。詩・感情の機微等。言葉は装い。音楽遊泳。時よ、止まれ!

月に関するささいな発見

2009年02月22日 | ささいなこと
1月:Januaryは、ローマ神話の入り口とドアの神ヤヌス。

 ヤーヌスは前後2つの顔を持つのが特徴である。表現上、左右に別々の顔を持つように描く場合もある。物事の内なるものと外なるものを同時に見ることができると言われ、あなたがご存知かどうかは知りませんが、『ヤヌスの鏡』というドラマのモチーフにもなっている。


2月:Februaryはローマ神話のフェブルウス (Februus) を祭る式から取ったと言われている。


3月:Marchはローマ神話のマルス (Mars) の月を意味するMartiusから。軍神と呼ばれる。

 マールスは「武勇」「男性」「火星」の象徴として用いられる事も多く、性別記号で男性は「♂」と表記されるが、本来はマールスを意味する記号だとか…。

 これは蛇足ですが、日本において、男根を「マラ」と呼ぶのもここに関連しているのではないかと僕は推測しています。意外な程に日本語の語源が大陸から伝わっていることは諸説あるところです。真偽は保証しません。


4月:Aprilはローマ神話の美の女神ウェヌス(ヴィーナス)に相当するラテン語のAprilis。

 本来は囲まれた菜園を司る神でしたが、後にギリシア神話におけるアフロディテと同一視され、愛と美の女神と考えられるようになったそうです。ウェヌスは固有の神話が残っておらず、ローマ神話でウェヌスに帰せられる神話は本来アフロディテのもの。これくらいは僕も知ってる。


5月:Mayはローマ神話で豊穣を司る女神マイア(Maia)の名に因むと言われている。

 マイアの祭日である5月1日は供物が捧げられた。これがメーデーの起源であるらしい。


6月:Juneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。

 ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるんだって。-真偽の程は神のみぞ知る-


7月:Julyは、ユリウス暦を創った共和政ローマ末期の政治家、ユリウス・カエサルにちなむ。

 カエサルは紀元前45年にユリウス暦を採用するのと同時に、7月の名称を自分の家門名に変更した。変更する以前は、ラテン語で「第5の」という意味の「quintus」。


8月:Augustは、ローマ皇帝Augustus(アウグストゥス)に由来する。

 アウグストゥスは紀元前1世紀、誤って運用されていたユリウス暦の運用を修正するとともに8月の名称を自分の名に変更してしまう。また、同時にそれまで30日であった8月の日数を31日に変更する。足りない日を2月の日数から減らしたので、2月の日数が28日となってしまった。


9月:Septemberはラテン語で「7」という意味の「septem」の語に由来。

 ここで、不一致が生じているのは、紀元前153年に、それまで3月を年の始めとしていたのを1月を年の始めとすると改めたにもかかわらず、名称を変えなかったせいです。

 7月がガイウス・ユリウス・カエサルによって「Julius」に改める以前の名称からもそれがうかがい知る事ができる。


10月:Octoberはラテン語で「8」、すなわちoctoの語に由来。

11月:Novemberは、「9」の意味。

12月:Decemberは、「10」の意味。

                [以上、wiki 各月の欄より抜粋・および参照]


つまり僕が何が言いたいかというと、9月~12月までのネーミング、もうちょっとがんばろうよ!神話とかさ、絡めようよ。ということです。


初めて英語を習ったとき、僅かながらセプテンバーからの響きに違和感を感じていた僕ですが、それがこのような原因にあるのかと、最近になって気づいたのであります。






大映テレビ ドラマシリーズ ヤヌスの鏡 前編 [DVD]

エイベックス・トラックス

このアイテムの詳細を見る

このドラマは確か人間の二面性を詠ったどろどろな感じのやつ。小さい頃夕方に放送してたな。