親愛なる日記

僕が 日々見つめていたいもの。詩・感情の機微等。言葉は装い。音楽遊泳。時よ、止まれ!

コレクティブハウジングについて

2011年01月05日 | うたかたの日々
内田先生がコレクティブハウスについて書いている

僕の研究対象であったコレクティブハウスの限界について書かれており、あまりにずばりと本質を切り取られていたため思わずはっとしてしまった。

共生ということの重要性を考えていた私が、今や家庭という共生の生活に入った。

入って思うことには、共生そのものがひどくやっかいで、煩わしく、同時にハッピイで、充実した生活であるということ。

コレクティブハウスの思想は、家庭(とくに近年の核家族などの小さなもの)ではない第三者同士が共に生活をすることを目指すが、それがクールに機能するのは内田先生の仰るとおりある種の条件をクリアした限られた者たちだけだろうなあと僕もうすうす思っていた。

学生の頃はそれでいい、と思っていたけれども、

今では少し考えが変わった。

僕が目指すものは、特権的な人人のコミューンではあってはならないような気がする。

気に食わない時があっても、共に暮らせる家。

そんな家がいいだろうな。


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