Sideway

気のおもむくまま。たこやきの日記的雑記。

日本人。

2005-05-15 | 日記。
「なぜロボットをヒトガタにし、彼らとコミュニケーションを取りたがるのか?」
という話を、こないだ情報科学コースの友人としました。
その中で、これだけアニミズムがまだ浸透している先進国も珍しい……ってな話になりましたが……。
ここをごらんあれ。
地震がやたら起きるから、ってんで祭りを復活させる科学技術立国、ニッポン。
いやあ、好きだなあ、こういうとこ。大好きだ。
ナマズの頭に石を置く。理にかなっているか否かは別として、
空の上には大気圏がありーの、成層圏がありーの、宇宙がありーの、
人間は細胞からできてて、DNAが遺伝情報伝えてて、心を生み出しているのは脳内の化学物質で。
そんなのが「常識」の国で、それでも
受験生に「落ちる・滑る」は禁句、病院にもアパートにもホテルにも、大真面目に「4」と「9」がない。
国産ロケットの打ち上げ成功を、神社に祈願したなんてな話もある。
冷静に考えりゃ矛盾もいいところだいな。でも、やっちゃいますよねえ。

小さい頃、床の間と仏壇には足を向けて寝るな! と言われました。
魚の骨がのどに引っかかると、その魚の頭を自分の頭の上に乗せるまじないを実行されたこともあります(笑)
友人の話によれば、理学部で情報科学やってる先生が、自宅の庭から出土した立派な石に、ちょっと畏れをいだいているとか。
……かくいう私も、神社にカメラを向けるのは結構勇気がいります。
不躾な気がしてさ。
高校時代の友人は、キリスト教でもないのに十字架を身につけるのは気が引ける、と言ってましたね、そういえば。

宗教なんて、そんなアブナくてたいそうなもんじゃなく、そういうありふれた感覚なのだ……。
そんなことを宗教学でならったのを思い出しました。
ダレだ~、日本人は無宗教だとか言ってるの~(笑)



ところで。
友人の紅坂さんの小説が、書籍で紹介されていました。
一時、行きつけのサイトさんでよく紹介をみかけたネットノベルパーフェクトガイドです。
なんとな~く、「あ、あの本だ~……」とぱらぱらめくった先に、やたら見慣れた題名を発見。
「……ん?」
なんか似た題名を見たような……これ紅坂さんとこのと同じ……って、作者「紅坂」!?
まだ信じられず(なんも本人からも聞いてなかったし~。訊くと本人も知らなかったらしい)アドレスを確認。
http://www.geocities.jp/benizaka/...
…………本物だ。おおおおおおおおおおおおおおっっ!!!??

書店で声を上げていなかったか不安です。

え、どうしよう、買うべき? 見せるべき? 何円? うわ高っ! 他に誰か載ってない?
これで更に片山さんとかまで載ってたら迷わず買うけど……。
しかし一冊しかないし、他で見かけたことないし、え~~~~~??

錯乱状態で本人に電話。テンパってましたよ、多分。

全体に対して、あまり記事の扱いは大きくなかった為、千円越える出費を学生には躊躇わせたのですよ。
結局その場では買わず、他に知ったのないかな~、とぱらぱら。
自分のジャンルはファンタジーですが、紹介されていたファンタジージャンルの小説はほとんど知らないものでした。読み手はあんまりやらないからな~。しかも大御所行かないし。
一冊もって、ネットを徘徊すれば良いやもしれませんが……、これ以上ネット徘徊の時間を増やしてどうする、自分(汗
お二人、行き着けサイトの作家様の名前を見つけました。
そのうちお一方のはなんか名前記載間違ってましたけど(汗

そんなこんなで、お~すげ~! をやって帰ってきました。
……本当はGIMPの本が欲しかったんですがね。