山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

道しるべ

2020-05-11 22:43:00 | 万歳峠
今日は政信さんと幸保さんの御命日です。

鹿屋の久保田さんが慰霊塔からラインをくださいました。
お参りありがとうございます。

 

そして、顕彰室に特攻花をお供えしてくださいました。

 

私は山梨から空を見上げて手を合わせます。

生きておられたら94歳。

彼らからのメッセージがあるとしたら「命の尊さ」人間が辿り着くところ「愛」。

戦争を語り継ぐ意味は、恨みや憎しみを伝えたり、戦いの連鎖を助長することではない。
史実から今を生きる事を学び、「平和」で暮らし続けるためにどうしたら良いのか考え続ける事。

あの時代からどんどん良い方向へ、生きること。

今、まさに突然、これまでの当たり前がなくなり、不自由な毎日を体験しています。
まさか、学校へ通えない時代が来るなんて、仕事がなくなるなんて、自粛警察とかネットで言うけれど、非国民を見張る隣組制度みたいで、当時の生活のストレスのほんのわずかを追体験している感じ。

まさか、歌がうたえない時代が来るなんて... 。

ストレスに脅かされ、人間力の嫌なことがよく見える。

政治がどんな役割を担うのか、子どもたちは学ぶ機会だよ。
今こそ、わかりやすいからね。

コロナを乗り切るための子ども会議なんてやってみたら面白い意見が出そう。


想像しよう。

世界中の軍事費をそれぞれの国民を支えるちからに変えたら・・・

世界が同じ苦しみを味わっているのだから、お互いを威嚇しあう武器なんていらない、今こそ一斉に手放すチャンス。

もうすぐ、目に見えない、制御できないモノに打ち勝つチカラを人間は持っていることが証明される。

武器でお互いを傷つけ合うことはナンセンス。
命と向かいあって4ヶ月、国益より、身近な大切なものが愛おしいと気づいているはず。


世の中が動き出したら、私はまた1945年を歌語りします。
仕事も変えないし、今の生き方も変えません。

5月は多くの特攻兵が亡くなりました。
7月には甲府空襲。
8月には原爆投下
沖縄や本土の空襲、満州の事...学びのさなか。
私の生涯で12の歌語りを創作することが目標です。

コロナがなければ、3月以降、歌語りで甲府空襲を伝える機会もあったけれど、学びを深め一歩前進する時間に変更です。

他県へ取材に出られない今、目標のひとつ、甲府空襲の学習絵本の下地に取り掛かります。
会いたい人、聞きたい事、知りたい事がまだたくさんあります...いろいろな人の力が必要です。

絵本作成のスケジュールを立てます。
構成もはじめます。
仕事はないけれど、今はお金の心配は考えません。



1945年を生きた人たち

あなたは私の道しるべ
未来の道しるべ

政信さん、幸保さん
戦争の犠牲になられた方の御冥福をお祈ります。



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