乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『王宮炎上 アレクサンドロス王とペルセポリス』 森谷公俊 著

2008-05-27 | 読書全般(古典など以外の一般書)
(写真はイランのペルセポリス)

 

 記録だけ  2008年度 49冊目   

 

  『王宮炎上 アレクサンドロス王とペルセポリス

 

 

 森谷公俊 著         

 吉川弘文館

 歴史ライブラリー 88        

 2000年3月1日 第1版発行

 215ページ 1700円+税

 

  5月26日、二冊の本を読む。

 まず一冊目は、王宮炎上 アレクサンドロス王とペルセポリスを楽しむ。

 ペルセポリスが認識しはじめられたのは1500~1600年頃、イギリス人によってだったらしい。それまで之1400年頃はターケ・ボスターンと混乱されていたという記録が残っているそうだ。

 

 ペルセポリスが炎上した理由はいろいろと言われているとのこと。出火した部屋は総て研究の上記録に残されている。

 発掘当時の写真を見ると、今のそれとは似ても似つかぬ光景で、不思議な気がする。

 朝から晩まで丸々三日間通い詰めたペルセポリスだが、私の知らない歴史が詰まった一冊だった。

 

 昔はイランの人々も葡萄酒を飲み、歌って踊り、女と戯れた頃のペルセポリス周辺は、兵士も行き交い、きっと華やかなことだったのだろう。

 今はハンバーガーショップ一軒だけが、ペルセポリスの前でがんばって商っている。

 

 


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