乱鳥の書きなぐり

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118: 『日本の音』コロナ・ブックス 2011年 平凡社 (目次衣装三枚追記あり)

2012-08-05 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 

 2012年  本

    118: 『日本の音』コロナ・ブックス



 平凡社

 コロナ・ブックス編集部=編

 128頁  1890円

 2011.07


 平凡社データーベースより ▼
 雨、風、雷、波、虫の音などの自然の音から日常生活の音、節分や涅槃会、祇園祭などの年中行事まで、日本の伝統と繊細な感性が生みだした音の表現を、日本画、浮世絵などに探る。



 美しい日本の絵に合わせ、日本の音が紹介されている。

 一気に楽しませていただいた。


 

 追記



『日本の音』には次のような音が美しい絵と合わされて載っています。

自然の音(雨の音
雷鳴
雪の声
滝音
渓流の音
瀬音
水音
波音
潮騒
櫂の音
風の音
松籟
秋風と葉音)
鳥獣の声(動物の鳴き声
鹿の遠音
鳥のさえずり
蛙の声
虫の音)
歴史と生活の音(鬨の声
矢音
砧の音
機の音
妙音
撥音
鼓打
楽器
歌声
囁き
衣擦れの音
遊び音
焚火の音
三井晩鐘
物売りの声
芸能の音)
年中行事の音(花火の音
賀茂競馬
盆踊り
六斎念仏
時代祭
祇園祭り
牛祭)



 衣擦れの音


 『島原太夫の図』三畠上龍  江戸    京都文化博物館蔵


 『絵になる最初』竹内栖鳳  大正2年  京都市美術館蔵


 『舞妓』    村上華岳  大正6年  福井県立美術館蔵



 日本のおともいろいろ思い出すものが多く、美しいですね



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2 コメント

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心に響く (pinky)
2012-08-05 21:30:31
Ranchoさん、こんばんは。

今日も一日うだるような暑い日でしたが、ここに来ると
ホッとします。
昔から変わらずあり続けるものって、いいですよね。

日本の音と聞いて、風鈴や太鼓、花火の音、を思い浮かべました。
こんな音が、文字で描かれているのでしょうか。
楽しそうですね。
読んでみたくなりました。
返信する
こんばんは ☆ (pinky様)
2012-08-06 00:12:52
 pinkyさん,こんばんは(*^^*)
 コメントをありがとうございます☆
 先日pinkyのページで拝見させていただきました日本の夏の思い出すもの…、とても楽しかったので、今回この本をお借りしました。
 本文では有名な日本の絵に加えて文字や歌や説明が載せられていて、マカロンなどをつまみ少しブランディをきかせた紅茶をに見ながら、ゆったりとしたひとときを味わいたい時にぴったりな感じの本です。
 窓を開け木々の揺れる音や虫や鳥の音に耳を傾けながら本書を読み進めると、大切な時間を過ごしているという満足感を味合うことができるように感じます。

 記事後半に、目次と、「衣擦れの音」を追加して観ました。
 説明はもっと多く書かれています。
返信する

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