乱鳥の書きなぐり

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テレビで芝居:孝玉『仮名手本忠臣蔵~道行旅路の花聟/五・六段目』『封印切』『荒川の佐吉』『毛抜』

2011-11-14 | TVで 歌舞伎・能楽




   テレビで芝居:

     孝玉『仮名手本忠臣蔵~道行旅路の花聟/五・六段目』『封印切』『荒川の佐吉』『毛抜』他








怪談乳房榎

出演:中村勘三郎 中村橋之助 片岡亀蔵 市村家橘 坂東彌十郎 中村福助
2009年
88分

三遊亭円朝の怪談噺を勘三郎が“四役早替り”で演じた話題の舞台 三遊亭円朝の口演をもとにした怪談噺を勘三郎が“四役早替り”で上演した話題の舞台。 絵師菱川重信(勘三郎)の弟子の浪人者磯貝浪江(橋之助)は、重信の留守中に妻のお関(福助)を犯したうえ、下男の正助(勘三郎)を脅し重信を殺害させる。そのうえ邪魔になった重信の子供を、正助に命じて滝壷へ棄てに行かせるのだが…。 絵師菱川重信、下男正助、悪党蟒三次、噺家三遊亭円朝と、性格の全く異なる四役を一人早替りで演じ分ける勘三郎の当たり役。一瞬にして衣裳や顔つき、せりふ回しが変わる驚きや、本水を使った大滝の立ち回りで客席を沸かせた「歌舞伎座さよなら公演」の舞台からご覧頂く。



菊薫縁羽衣


出演:中村芝翫 中村児太郎 中村国生 中村宗生 中村宜生 中村七之助 中村橋之助 中村福助 中村勘九郎(現・勘三郎)
2004年
29分

五代目中村福助七十年祭追善狂言、そして橋之助の三男宜生の初舞台として上演された新作舞踊。芝翫を始め福助、橋之助、勘九郎(現・勘三郎)、勘太郎、七之助、児太郎、国生、宗生らが総出演して宜生の初舞台と一家の繁栄を祝い追善狂言にふさわしい舞台を披露した。 白虎(勘九郎=現・勘三郎)、青龍(福助)、朱雀(七之助)、玄武(橋之助)は四神と呼ばれる四方の神で天の東西南北を守っている。四神は天帝(芝翫)の長寿を祝って連舞を舞いその後「口上」となる。天帝は喜んで一同に菊酒を授け「成駒の家の栄え」を祝って幕となる。 (2004年/平成16年9月・歌舞伎座)




平家女護島~俊寛
この番組はこんな特集に含まれます

出演:中村吉右衛門 市川段四郎 中村福助 市川染五郎 中村歌昇(現・又五郎) 片岡仁左衛門
2010年(全2話)
80分

吉右衛門が挑む近松門左衛門の名作、孤島で繰り広げられる人間ドラマ 俊寛は、平安時代後期に実在した真言宗の僧で後白河法皇の側近だったが、平家打倒の陰謀に加わり鬼界ヶ島に流罪となった人物。本作は、史実や「平家物語」の記述を元に人形浄瑠璃として初演されたのち歌舞伎へ移された。近代、初代吉右衛門(当代の養父)により現在の演出が完成し、以降海外でも絶賛される人気演目となっている。 絶海の孤島に流罪となった俊寛僧都、平判官康頼、丹波少将成経は、流人の生活に疲れ果てていた。そんな俊寛を喜ばせたのは、成経が島の海女千鳥と夫婦になったことだった。ある日皆が二人の婚礼を執り行っていると、都からの赦免船が到着し一同は都へ戻れると喜ぶのだが…。吉右衛門の俊寛に、染五郎の成経、歌昇(現・又五郎)の康頼、福助の千鳥、段四郎の瀬尾、仁左衛門の丹左衛門という配役で。



三人形

出演:中村芝雀 中村錦之助 中村歌昇(現・又五郎)
2008年
27分
カラー
箱の中からあらわれた三つの人形が、廓遊びの様を舞ってみせるという楽しい舞踊劇。新吉原で評判の傾城に芝雀、馴染みの若衆に錦之助、そして供の奴に歌昇という配役で、古風な振りを残す常磐津舞踊をご覧下さい。 (2008年/平成20年6月・歌舞伎座)



夏祭浪花鑑

出演:市川海老蔵 中村勘太郎 市川猿弥 市川笑也 市川笑三郎 市川春猿 坂東巳之助 片岡市蔵 市川右之助 中村獅童
2009年
128分

歌舞伎独特の色彩表現で魅せる殺し場が圧巻 堺の魚売り団七九郎兵衛は、恩人の息子である玉島磯之丞とその恋人の琴浦を悪人から守るため、女房のお梶、一寸徳兵衛らと協力し骨を折るが、団七の舅・義平次は悪人の手先となって琴浦を連れ去る。舅の悪事を知った団七は…。 最大の見せ場は、泥まみれで演じる舅殺しの場。祭りの喧騒に紛れて、団七が義平次を殺害する凄惨な場面で、本泥を使い泥まみれになることから通称「泥場」ともいう。浴衣をかなぐり捨て白い肌に美しい彫り物が汗に光り、肩にかかるザンバラ髪と、赤い下がり…。歌舞伎独特の色彩表現が「殺し」を美しく印象的なシーンにしている。団七九郎兵衛に海老蔵、一寸徳兵衛に獅童、徳兵衛女房お辰に勘太郎、釣舟三婦に猿弥ほか、笑也、笑三郎、春猿、市蔵の出演で「歌舞伎座さよなら公演」から。




仮名手本忠臣蔵~道行旅路の花聟


出演:片岡孝夫(現・仁左衛門) 中村歌昇(現・又五郎) 坂東玉三郎     孝玉
1986年
45分

三ヶ月連続企画!『仮名手本忠臣蔵』の秘蔵映像をテレビ初放送 衛星劇場では三ヶ月連続企画として、昭和61年の名舞台『仮名手本忠臣蔵』の秘蔵映像をテレビ初放送でお届けする。 「道行旅路の花聟」は原作の三段目「裏門の段」を明るい清元の舞踊曲に仕立てた場面で通称「落人」。主君の刃傷というお家の一大事に駆けつけられなかった早野勘平が、恋人お軽の実家である山崎へ二人で落ち延びる様子を描く。“孝玉コンビ”とうたわれた孝夫(現・仁左衛門)と玉三郎による絵のように美しい一幕。



毛抜

出演:二世尾上松緑 中村芝翫 片岡我當 中村扇雀(現・坂田藤十郎) 市川銀之助(現・團蔵) 市川左團次 中村芝雀 坂東八十助(現・三津五郎) 市村羽左衛門
1985年(全4話)
60分
カラー
「毛抜」は江戸歌舞伎らしい大らかな芝居で、磁石を応用した陰謀を主人公の粂寺弾正が解き明かすという、歌舞伎には珍しい科学知識が登場する演目。昭和60年4月の「十一代目市川團十郎襲名披露興行」から、二世松緑の粂寺弾正、羽左衛門の小野春道、芝翫の巻絹、扇雀(現・坂田藤十郎)の秀太郎、我當の秦民部、左團次の八剣玄蕃、他の出演で名舞台をお届けする。 (昭和60年4月・歌舞伎座)



仮名手本忠臣蔵~五・六段目

» 特選歌舞伎 ~伝説の名舞台~    孝玉

出演:片岡孝夫(現・仁左衛門) 坂東玉三郎 市川團十郎 片岡我童 三世河原崎権十郎
1986年(全2話)
120分


恋飛脚大和往来~封印切

出演:中村鴈治郎(現・坂田藤十郎) 中村時蔵 市川左團次 澤村田之助 片岡仁左衛門
2001年
85分

「上方和事」の代表作を鴈治郎(現・藤十郎)と仁左衛門のコンビで。 飛脚問屋亀屋の忠兵衛は、得意先に届ける大金を懐に入れたまま、大坂新町の廓にある井筒屋へやってきた。遊女梅川と馴染の忠兵衛は、彼女を身請けしようとするが金の工面が間に合わないでいる。そこへ金を揃えた八右衛門が同じ梅川を身請けしにやってくる。梅川の身請けをめぐって言い争ううち、男の意地にカッとなった忠兵衛は、預かりの大金の封を切ってしまい…。鴈治郎(現・藤十郎)の忠兵衛、仁左衛門の八右衛門、時蔵の梅川、左團次の治右衛門、田之助のおえんで。 (2001年/平成13年11月・歌舞伎座)

三ヶ月連続企画!『仮名手本忠臣蔵』の秘蔵映像をテレビ初放送 衛星劇場では三ヶ月連続企画として、昭和61年の名舞台『仮名手本忠臣蔵』の秘蔵映像をテレビ初放送でお届けする。 「五・六段目」<山崎街道鉄砲渡し~同二つ玉・与市兵衛内勘平腹切の場>は、ふたつの殺しとふたつの財布がもたらす誤解と悲劇の物語。今は猟師となりお軽の実家で暮らす勘平は、不忠の汚名を雪ぎ仇討ちの連判に加わりたい一心から、思わぬ一家の悲劇を巻き起こしてしまう…。孝夫(現・仁左衛門)の勘平に、玉三郎のお軽、團十郎の斧定九郎という豪華配役にも注目。



江戸絵両国八景~荒川の佐吉


出演:片岡仁左衛門 中村福助 片岡孝太郎 市川染五郎 片岡千之助 松本錦吾 澤村由次郎 市川高麗蔵 中村錦之助 中村歌六
2010年
121分
カラー
【出演】市川段四郎、中村吉右衛門 人情の機微をとらえ、男の生きざまを描いた真山青果の世話物の名作 佐吉は腕のいい大工だったが、やくざの世界に憧れて三下奴になった。しかし親分の仁兵衛は縄張りを奪われ、非業の最期を遂げる。佐吉は親分の娘が産んだ盲目の赤ん坊卯之吉を引きとって育て、親分の仇も見事に討ち果たす。ところがある日、卯之吉の母親から息子を返してほしいと懇願される。心を頑なにした佐吉だったが、相模屋政五郎に諭され子供の幸せのため、ついには自分が一人旅に出る決心を固める…。仁左衛門の佐吉に、吉右衛門の政五郎、段四郎の仁兵衛、福助のお新、孝太郎のお八重、染五郎の辰五郎、千之助の卯之吉という充実の配役で




 11月前半も、テレビで歌舞伎を楽しんだ。

 孝玉の『仮名手本忠臣蔵~道行旅路の花聟』『仮名手本忠臣蔵~五・六段目』…五・六段目を見て、嬉しくて涙が出そうになる。

 藤十郎丈の『恋飛脚大和往来~封印切』

 仁左衛門丈の『江戸絵両国八景~荒川の佐吉』

 二世尾上松緑 中村芝翫 片岡我當 中村扇雀(現藤十郎) 等出演の『毛抜』

 歌舞伎チャンネル時代から何度も見たが、いつ見ても新たな感動☆

 


 心残りは幸四郎丈の『河内山』

 生憎金曜日は家族と大阪で待ち合わせのため、断念
 
 録画忘れ

 幸四郎丈の『河内山』もテレビでは何度も見ているが、うふふ



 
 中村勘三郎 中村橋之助等出演の『怪談乳房榎』

 勘三郎丈の目映い早変わりに拍手喝采(を気がつけば、わが家で…)






 付録memo

 あはは あはは

 今回見た『夏祭浪花鑑 』は仁左衛門丈のでも勘三郎丈のでも染五郎丈の『夏祭浪花鑑 』でもなく、独自の道!を歩まれた『夏祭浪花鑑 』……。

 片岡市蔵さんは素晴らしい。 

 





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