翻刻文(白文)と書き下し文と読み下し文と解説文 写真は沙羅
一般的に字の書き起こしをしている場合、翻刻か書き下し文化、いったいどちらを書くべきなのか、、、
人によって違い、問う日や時間によって答えが変わるが、ますますわからなくなってきた。
専門的な大学に行きたい。
翻刻とは
翻刻とは、古文書や古典籍、石碑などに残された古い時代の文字を読み取り、活字化(テキスト化)する作業を指します。
また、単に既存の文書や書籍の内容をそのままに再印刷・出版することも翻刻と言います。
以下に、翻刻に関連する用語とそれぞれの意味を説明します。
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翻刻文(白文)
- 古文書原文に忠実な解読です。
- 原文の文字を現在通用する文字に変換するだけで、必要以上の手は加えず原文の形式や体裁を保って解読します。
- 文字の順番は変えず追加もしない。
- 改行や空白も原文通りにします。
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書き下し文
- 古文書原文の文字順を変えず、文字の追加もせず、必要最小限の文字変換にとどめる解読です。
- 原文の文字順を変更せず、文字の追加もしない。
- 句点「、」を文意に合わせて付けます(読点「。」は付さない)。
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読み下し文
- 書き下し文を現代の一般的な読み言葉の文章に変換したものです。
- 口語体で読み順の文章にしますので、書き下し文を変更します。
- 返り点や返読文字、再読文字などを読み順に合わせて並び換えます。
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解説文
- 書き下し文や読み下し文とともに作成され、文書作成時の時代背景と併せて登場人物や地域の説明、書かれている個別事実の相互関係や歴史的事実との前後関係、他の同様文書との関連性など、詳細な調査・分析を反映して解説します。
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