乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

図書企画展示「和歌の世界と百人一首」から「異種百人一首 十一巻二十二項 展示」

2014-01-23 | 美術・文様・展示物


   図書展示「和歌の世界と百人一首」 

         「異種百人一首 十一巻二十二項 展示」して下さっていたので、楽しい時間を過ごす事ができました。
          関係者のみなさま、ありがとうございました。
         


         源氏百人一首 
         中川女
           ほとゝぎす
           かたらふ
           声は
           それなれど
           あなおぼつかな
           五月雨の空

         源氏百人一首 
         薄雲女院
           せがたりに    
           人やつたへん
           たぐいなく
           浮身
           を
           さめね
           夢
           に
           な
           し
           て
           も


    贈答百人一首   これは一勇斎國芳らも書いている☆

         千利休
           忍ばれて  
           世の苦だに
           夢なりと
           おもひ
           あはする
           うつつとも
            かな

         七十一才にして腹十文字にきりて果てたり
           千利休女
            思うよりほかなる物は
            世の憂につれなく
            のこる命なりけり


    花街百人一首
         堺屋七郎 平内春人
           みわたせば藤も筑波もひとはけつ
           霞のうちに武蔵野の腹



 江戸後期の「異種百人一首十一冊展示」のなかにはわたくしの好きな國芳の絵もありどきどき致しました。
 みて楽しい、読んで楽しい「和歌の世界と百人一首」展示がただ今展開されております。
 今月30日までです。ご興味のある方はお見逃しなきよう、ご注意下さい。

  


 みなさま、お付き合い下さいましてありがとうございます。

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