『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき)(安政版)と(文政版)の巻数の違い 滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本) と初版(文政版 汲古書院 影印本)を比較して楽しむ。) 巻一の写真3枚のみ
『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき) 巻四(安政版) 巻三(文政版) 実際の図は巻三(文政版)から
『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき)の1857年(安政版 和本) と初版(文政版 汲古書院 影印本)では巻数が違う。
『阿旬殿兵衛実実記』
初版(文政版) 全十巻
再版(増版)(安政版 和本) 全十二巻
安政になり再版再売された際、十巻を十二巻に増やしたのは、冊数を増やすことにより、貸本屋の利益が増えるといった理由などがあったらしい。
何ともはや庶民的な感覚で察すんを増やされのかと思うと、江戸時代の商売や庶民感覚が味わえ楽しいではないか。
話や絵は同じなのに巻四(和本 安政版)と巻三(文政版)の巻数の違いは、そういった理由で生まれたらしい。
『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき) 巻四(和本 安政版)と巻三(文政版)はほぼ一緒なのだが、オリジナルと影印本では本の大きさの関係上大きさが違う。
また、諸事情で巻の数も違う。
大きさと巻の数などにおいては次回記録したい。
巻三(文政版 影印本)と 巻四(安政版 和本)を見比べて見ると、ほぼ同じとはいえ、絵の細かな部分が違う場合がある。
文政版 影印本が初版であり、のちの安政に巻数を増やして増版(再版)されたので、部分的に気が摩耗していたり、あるいは書き足されていて元の絵にはない文様があったりと面白みがある。
絵は歌川豊広作で芸術的で長時間見るに耐えるものであるため、いくら見比べていても見飽きないのがありがたい。
少し時間を置きすぎたので、せっかく楽しんだ巻一から巻四までが記憶から薄くなっている。
和本で見るのは大変嬉しいことなので、この際伊勢物語などのように頭に入り込むほど『阿旬殿兵衛実実記』をさぎり読んで見たいと思う。
次回和本を手にするのは巻一にすべきか巻五にすべきかで悩んでいる。
嬉しい迷いの時間でもある。
馬琴関係
和本 『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき)巻一、巻二、巻三 滝沢馬琴 歌川豊広 1857年
和本&影印本 『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき)巻一、巻二、巻三 滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本) と初版(文政版 汲古書院 影印本)を比較して楽しむ。)
和本&影印本 『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき) 巻四(安政版) 巻三(文政版) を比較して楽しむ。)
『阿旬殿兵衛実実記』(あしゅんでんべいじつじつにっき) 安政になり再版再売された際、十巻を十二巻に増やしたのは、冊数を増やすことにより、貸本屋の利益が増えるといった理由
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『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 (巻之一〜巻之八の和本の表紙 共通絵柄)(1枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 自叙 八巻八冊 絵師:歌川豊広(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 玉抱有罪とハ 八巻八冊 絵師:歌川豊広 曲亭馬琴編次(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二 さすらひの巻 弐 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (5枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之三 みさほのまき 三 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (5枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四 以王ふが島能春 八巻八冊 絵師:歌川豊広 (3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四 巻之四を終えて予告等 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 序・物語最初頁 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 抱筈露宿とハ 歌を遺して 児に示せし 俊寛僧都が事(3枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上(6枚) 抱琴述情とハ
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之七 大悲山の下 (4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 序文滝沢馬琴の引用書が半端なくすごい。(4枚)
『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 付録瞬間考(5枚)『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』「目録上」「目録下」「目録終 全本八冊」読了す。
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