乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

今から漢文と散歩を楽しむよ。

2018-02-10 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
          (写真は2017 大阪城梅林にて)




 
 
 去年に引き続き、今年もテレビが見られない程、忙しい毎日を送っています。

 京都の古文書講座の上級二つをお休みしてしまいました。

 なので、今日は、ゆっくり、まったり。

 運動は割合に得意とはいえ、インドア派の私。

 しかし、今日は家族と散歩、一万五千歩を目指します。


 明日は漢文の講座を二時間を聞きます。

 この講座内容は充実していてとても楽しい。

『隋書』中華書局 標点本、『隋書』白文、和刻本正史『隋書』を取り上げて教えていただいています。

 先日アマゾンで注文いたしました『雍正帝(ようせいてい)』宮崎市定著(中公文庫)を明日までに読まねばと、少し焦っています。


 さてさて、漢文は昨年度も同じ先生にお教えいただきました。

 その時も楽しく、充実の授業でした。

 この市年間で 所蔵しております『左伝』全巻(一般的には『左氏伝』とも云う。)(江戸時代?日本で輸入されて版本にされたもの)の一部と、漢詩を目一杯に読もうと思っておりましたが、何しろ忙しい。

  以前に、氷室(氷室神社)にまつわる部分のページの写真を載せた記事  『左伝』
     

 趣味が多く趣味に没頭している私にとっては読みたい本などが多すぎる。

 今年こそは時間を上手く使いこなし、思い切り充実した時間をつなぎ合わせていきたい。

 
 一日の節目になりお食事やおやつの時間やお散歩の時間はこれまで通りに家族と会話を楽しみ、楽しい時間を繋ぎ合わせようと感じています。


 ではでは、漢文の完璧?なる授業の予習と、『雍正帝』読了と、散歩の一万五千歩を目標に、今日も健やかなる一日を目指すことにいたしましょう。

 皆様も充実の ひとひ をお楽しみください。


 

 最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

 感謝申し上げます。



 ブログの長期休み中もそうでしたが、連日(観覧数では無く)訪問者数数が300人を超えております。

 ありがとうございます。御礼申し上げます。

 

 
 

 
コメント (4)
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大阪城を歩き、イランを思い出す。

2018-02-10 | お出かけ




   大阪城を歩き、イランを思い出す。




 

 一年のうちに何度も行く機会に恵まれる大阪城。

 大阪城の大きな石垣を見ていますと、十度以上は一日中おりましたイランのペルセポリスの左横の、プルセポリスとしては入場料をとっては公開されてない山間に通じる空間を思い出します。(このブログでも、写真など、取り上げたことがあります)

 六度ばかり行きましたイランは、日本の次に長い時間を過ごしましたので、日本の中でもイランの香りを少しでも感じますと、私にとって落ち着く場所となります。

 尤も、大阪城とイランのペルセポリスは歴史的には共有することはございませんが。

 

 写真は梅の季節恒例。夫と共に毎年訪れた昨年の大阪城です。

 大阪城の梅林は咲くのが遅いので、もう少し先になりましょう。

 あと、二、三週間もすれば、今年も夫とともに梅林を散歩する予定です。

 

 名古屋城などでも多く見られますが、城を歩くと多くの城の石垣に、印が認められます。

 

 石につけられた色々な印は、石を運んだ人、石を献上した人の印と言われています。

 写真の石には、テコ痕が二つ、あります。

 大阪城を歩いていても、こういった採石の際についた傷が多くついている石を多く見ます。

 これは、イランのペルセポリスでも多くを見ました。

 

 日本では見たことのない採石場ですが、イランではぺルセポリスの採石場に行く機会に恵まれました。

 貸切タクシーの運転手は、初めて行ったという採石場に目を輝かし、走り回っておられました。

 手頃な大きなの石を見つけて、
「妻への土産だよ。」
と笑っていた運転手。

 私は日本のあちらこちらよりも、イランのどこかしこを回る機会に恵まれたのかもしれません。

   * 石切り場から巨大な石を運ぶ方法(エジプト)と、イラン「スィーバンドの採石場」(17景)




 

 先週を含めますと、最低でも連続三週間は歩く大阪城。

 梅の蕾のふくらみの変化を感じつつ、イランの思い出も含めて、大阪城を歩きたいと思います。

 色々な経験をさせてくれた夫に、感謝感謝。だって、大阪城を歩いていても、あれこれ思いを馳せて楽しめるのですもの。

 

 

 拙ブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 心より御礼申し上げます。


    

 

 
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『実を申せば』  〜九代目松本幸四郎の世界〜 2003年東京 パルコ劇場

2018-02-10 | TVで 歌舞伎・能楽
 写真は中国雲南省 少数民族の舞台  (カメラ撮影OK, 写真の様に、激しい動く場面も多かったです。)






   実を申せば 〜九代目松本幸四郎の世界〜

        2003年9月東京 パルコ劇場 




 九代目松本幸四郎率いる演劇企画集団シアターナインス、2003年の名舞台。伝説の詐欺師コンビの再会を笑いと感動で描く。粋な騙し合い、ベテラン同士の真っ向勝負は圧巻

 マキノノゾミが2003年に作と演出を手掛けたシアターナインス第5回公演。九代目松本幸四郎(現・白鸚)と杉浦直樹が、昔鳴らした伝説の詐欺師コンビ役で初競演した。笑いと感動の末に、観客を幸せな気持ちにさせた噂の舞台。

【ストーリー】
 時は9月のある日。公認会計士事務所を畳んだ秋山サネトモ(杉浦直樹)と娘の奈緒子(水野真紀)は、東京郊外の雑木林に囲まれて立つ家に住んでいた。サネトモは妻を病気で亡くして以来、半分引きこもり状態。奈緒子の心配も効果がない。そんなとき、奈緒子が“街で偶然出会った”と、サネトモの旧友・藤田風太郎(松本幸四郎)を連れてくる。しかし、サネトモと風太郎の間には何やら遺恨がある様子。それにもかかわらず風太郎は得意の舌先三寸で周囲をどんどん自分のペースに巻き込んでいく。小さな劇団「東京マヨネーズ」の女優・突然パセリ(松本紀保)や主宰のキューピー宮下(木下政治)まで巻き込み、風太郎は一世一代の芝居を仕掛ける。


出演
松本白鸚
杉浦直樹
水野真紀
松本紀保
木下政治
スタッフ
作・演出/マキノノゾミ
収録日・場所
2003年9月25日/東京 パルコ劇場   

             (wowwow公式HPより)


 


 昨年の11月頃から昨日までの間、ほとんどテレビをつけてなかった私。

 昨夜、久しぶりにwowwowを楽しみました。

 PARCO劇場で興行された幸四郎丈主演(現在 白鴎)の『実を申せば』を観ました。

『実を申せば』の作者は、おなじみの、マキノノゾミさん。二転三転と話は展開し、楽しむことができます。

 途中の劇中劇練習場面では、
「だから、お前の芝居は、臭いんだよ。芝居が。」(杉浦直樹さん)
「そこ、言っちゃう?」(松本幸四郎丈 現在 白鴎丈)
や、松本幸四郎丈(現白鴎丈)を杉浦直樹さんや劇団員さんが追いかけ、連れ戻すと行ったと言う場面で、幸四郎丈(現白鴎丈)は皮を持ち、いやに時代がかったお衣装で、
    歌舞伎〜、でました〜〜
みたいなパロディが入り、マキノノゾミさんらしいお舞台に堪能させていただきました。

 

 私が高校生だった頃、彼は素敵なおじさまで、見栄を切られると絵ワクワクするほどに素敵な染五郎さんでした。

 そして、今年、白鴎に襲名。

 以前このブログでも、幸四郎さんを早く白鴎にて欲しいといった、今考えればお恥ずかしいことを何度も書き込んでいます。

 名古屋御園座でも杮落とし。南座の改築が暮れ頃にはようやく終わり、顔見世は白鴎丈です。

 今年は私にとって、夢のような顔見せになりそうです。

 

 一月二月と歌舞伎座遠征は断念いたしましたが、wowwowや衛星劇場で白鴎丈のお舞台を観られる機会が増え、うれしく感じます。

 テレビをほとんど見る時間がなく、今年に入って初めてまともに観たのが、幸四郎丈時代の『実を申せば』でした。

 もし中学生の頃に京都会館(現在 ロームシアター)で染五郎さんのEPを頂戴してなければ、
 もし高校生の頃南座の前を何度となく通ることがなく、顔見世の招きの中で市川染五郎の名を見つけてなければ、
 私はこんなにも歌舞伎が好きで、尚且つ、舞台も好きではなかったことと思います。
 なので、白鴎丈は私にとっては特別の役者様なのです。

 白鴎丈は私の人生を豊かにして下さいました役者さんのお一人です。
 
 
 
 最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 感謝いたします。


 

 
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