キング・クリムゾン♡ライブ 2015.12.13(san) in Osaka
ある程度コンサートが進んだところで、モバイルのみの撮影許可がおりました。
しかし真面目に電源を切っていた私。かろうじて五枚。それも、普段は使ったこともない、ズームも聞かない大変お粗末真携帯電話でございます。
こんな携帯電話でも、持っていたのが不幸中の幸い。醜いのは、ご愛嬌。(バックには、カメラ2機があったのだけどな…)
長年好きな、キング・クリムゾンのライブ記念撮影として、大切に残しています。
12年ぶりに来日したキング・クリムゾンのライブを楽しんでから、かれこれ2年の月日が経つよ。
その間、ずっと満足してはスイングしていた私。
あのコンサートは、神業だったな。
見て良かったロックライブの一つだった。
新幹線に乗って、息子と合流。
コーヒーで話をはずませてから、いざ会場。
あいにく、息子と私は、席がバラバラだったよ。
私の周りには一流企業役員か医者といった身なりの良い方が座られていてたよ。
キング・クリムゾンは、こういったタイプのファンも多いし、バリバリのアーティスト風ファンも多い。
私よりも10歳以上うえの世代の方が多く、こんなおばちゃまが彼らアーティストの前を通るのは恥ずかしかったよ。
彼らは、二日間続けて連日楽しまれている方が多かった。
また、団塊の世代の方で、多くのグッズを両手に抱えている方も多かった。 みなさん、それぞれに嬉々としたお顔が印象的だったよ。
キング・クリムゾンの来日記念本も発売されたので購入しようかとも考えたが、そこは母。息子の手前、大見栄を張って、涼しい顔でその場を離れた。
今思えば、買っておけば良かった。
会場が始まり、開演前、何度も何度もアナウンスがあった。
「携帯の電源は必ずお切りください。万一演奏中に呼び出し音やマナーモードがなりますと、コンサートが中止となる場合があります。過去中止になったこともありますので、必ず電源をお切りください。(概要)」
私は当時子供から持たされていたシンプルな携帯の電源を慌てて切ったのは言うまでもない。
初めて使う携帯電話のカメラ機能は…悲惨そのもの^^
コンサートは、素晴らしかった。
あれはロックと言うよりも、ジャズを超える。現代音楽に音楽的文法を兼ね備えたクラッシックと呼ぶに値する芸術であると感じた。
ドラムは4台。その見事さに、息つく暇もなかった。
哲学者といった面の彼らは、あくまでも品良く、しかしながらアップテンポ。
4人による細やかな打楽器の強弱は、今も私の心に残る。
高校の頃から好きだったキング・クリムゾン。彼らのコンサートは、行って良かったと今もなお感じる。
そういえばあの後、息子がフカヒレをご馳走してくれたんだっけ♡
セットリスト(キング・クリムゾン 公式Facebookページ より)
Larks’ Tongues in Aspic, Part One
Pictures of a City
Epitaph
Radical Action
Meltdown
Level Five
Peace – An End
Hell Hounds of Krim
The ConstruKction of Light
The Letters
Banshee Legs Bell Hassle
The Talking Drum
Larks’ Tongues in Aspic, Part Two
Starless
Encore
Devil Dogs of Tessellation Row
The Court of the Crimson King
21st Century Schizoid Man
ただし前日(12日は1曲多かったように思います)
乗り出した外国人の観客は、大声で
「ケモンケェーモン プリーズ プリーズ キャメーン!!」
と叫び、大興奮。
これぞ真なる雄叫び。
こういった純粋な大向こうも、気持ちの良いものだと感心すること仕切りなしでございました。
みなさま
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
御礼申し上げます。