乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

2013年 春季 『法隆寺秘宝展』 法隆寺大宝蔵殿 法隆寺山内1-1

2013年06月18日 | 美術・文様・展示物



 『特別公開「法隆寺秘宝展」春季 (とくべつこうかい ほうりゅうじひほうてん しゅんき)』
  奈良県斑鳩町 法隆寺 大宝蔵殿

  奈良県斑鳩町法隆寺山内1-1

  2013年3月20日~6月30日

 

 

 通常拝観できない法隆寺の宝物が、大宝蔵殿で特別公開されます。法隆寺には国宝や重要文化財が2300点余り所蔵されていますが、いずれも極めて貴重な文化財であるため、普段はごく一部の宝物しか拝観することができません。毎年春と秋の2回、部分的な展示替えを行いつつ、「法隆寺秘宝展」として開催されています。

 
 
  法隆寺 公式HPより ▼
「法隆寺地域の仏教建造物群」が、姫路城とともに

 日本で初めて世界文化遺産に登録されて、20周年と

 いう節目を本年12月に迎えます。この法隆寺地域の

 仏教建造物は、聖徳太子と縁が深く、また仏教ととも

 に伝わった、いわゆる飛鳥建築の様式を今に伝える法

 隆寺と法起寺の建造物が中心となっております。

  本年の秘宝展は、この世界文化遺産登録20周年を

 記念致しまして、法起寺の寺宝のコーナーと、法隆寺

 の古代・中世の宝物による展示とさせていただきまし

 た。これら両寺院に伝わる寺宝の一点一点をゆっくり

 と御鑑賞いただければと存じます。


   

 何度か楽しませて頂いております『特別公開「法隆寺秘宝展」』でございますが、今年の五月二も春季特別公開を楽しませて頂きました。
 
 今回の展示品は次の通り。一部入れ替えがある場合あり。



 気になるものが多くありましたが、中世絵画の扇面法華経冊子 断簡なども美しいものでした。
 このような扇面の絵画と経が描かれたものを色々な所で多く見る機会に恵まれ、光栄に感じます。

 木彫や舞楽面や行道面も面白いものが多く、こと舞楽面においては場を想像し、雅楽が聞こえてくるようにも思えました。
 行道面はたいへん大きく、重そうです。
 法隆寺 行道の様子がパネルで展示されていましたので、年中行事の一つとして行われているようですが、わたくしは詳しく知りません。
 現在は奈良に住んでおりますので、法隆寺の事を詳しく知るとができればと思いつつ今に至り、恥ずかしさを感じます。

 奈良時代の写経や 法隆寺一切経が展示されていました。
 法隆寺一切経では「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」(保安三年 1122)がありました。
 勧進帳 と聞いては(読んでは)、心が騒ぎ ときめきます。
 一定の節をつけ、読んでみたくなります。
「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」は【法隆寺勧進帳僧林幸敬白】から始まっていました。

 法隆寺一切経では次のような貴重なものが展示されていました。
    「僧林幸法隆寺一切経勧進帳」
    「大宝積経 巻第七十四」
    「善思童子経 巻上」
    「南海寄帰内法伝 巻第三」
 内容がその場でわかるくらいになりたいと思うのですが、仏教もなのもかも知らないわたくしにとっては、素晴らしいなぁ、美ることができるかもしれませんしいなぁと思うくらいが関の山です。
 今年後半は仏教や仏像についても少しは学び知りたいと思います。そうすれな絵巻物や日本の芸術や古典なども違った角度から見。

 今回の秘宝展でも美しい仏像や仏教絵画が展示されていました。
 以前は芸術として見ていた仏像や仏教絵画ですが、昨年秋に京都の龍谷大学で行われた絵解きに参加させて頂いて以来、そういったものが単なる展示物ではなく、意味深くまた神々しく感じ始めました。
 『「親鸞聖人絵伝」の絵解き』 梛野 明仁 師 (本澄寺)  龍谷大学大宮学舎本館 2階講堂
 『大地獄絵開帳(適時住職による絵解き説法)』 長岳寺本堂  奈良
 京都の博物館などに行くと、わたくしが十代の頃より ご年配の方々が仏像を前に手を併せられる姿を見た事が何度かありました。
 当時は不思議に感じでおりました、ですが、今はそのお気持ちのほんの僅かではございますが、わかるような気がいたします。
 
 2012年 秋季 『法隆寺秘宝展』 法隆寺大宝蔵殿 法隆寺山内1-1


 一切経とは
 釈迦(しゃか)の教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称。大蔵経(だいぞうきょう)。  大辞泉引用

 法華経とは
 法華経(ほけきょう、ほっけきょうとも)は、大乗仏教の経典『サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(Saddharma Puṇḍarīka Sūtra、सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र)』(『正しい教えである白い蓮の花』の意)の漢訳での総称。[2]
もとの梵語(サンスクリット)で表記したものがसद्धर्मपुण्डरीक सूत्र であり、アルファベット式表記が Saddharma Puṇḍarīka Sūtraであるが、これのそれぞれの意味はsad=「正しい」「不思議な」「優れた」など、dharma=「教え」「真理」、puṇḍarīka=「清浄な白蓮華」「因果倶時」、sūtra=「仏の説いた経典」である。
この経典に対する漢訳は十六種類が行われたとされるが、完訳が現存するのは『正法華経』(竺法護訳、2世紀)、『妙法蓮華経』(鳩摩羅什訳、5世紀)、『添品妙法蓮華経』(闍那崛多・達磨笈多共訳、7世紀)の三種である。漢訳仏典圏では、鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』が、「最も優れた翻訳」[3]として、天台教学や多くの宗派の信仰上の所依として広く用いられており、「法華経」は「妙法蓮華経」の略称として用いられる場合もある。
天台宗、日蓮宗系の宗派には、『法華経』に対し『無量義経』を開経、『観普賢菩薩行法経』を結経とする見方があり、法華三部経と呼ばれている。日本ではまた護国の経典とされ、『金光明経』『仁王経』と併せ護国三部経の一つとされた。
なお、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』観世音菩薩普門品第二十五は観音経として多くの宗派に普及している。また日蓮宗では、方便品第二、如来寿量品第十六、如来神力品第二十一をまとめて日蓮宗三品経と呼ぶ。   ウィキペディア引用













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2013年6月前半に(テレビで)見た映画は二本…

2013年06月18日 | 映画
  (写真はイラン  テヘランにあるビル)




 『重力ピエロ』
監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎
脚本:相沢友子
出演:加瀬亮 岡田将生 小日向文世 吉高由里子 岡田義徳 渡部篤郎 鈴木京香
2009年
120分
カラー
発行部数122万部突破の大ベストセラーの映画化! ―家族の愛は重力を超える― 遺伝子を研究する大学院生の泉水と芸術的な才能を持つ弟・春は、やさしい父と3人で平穏に暮らしていた。だが、この家族には春の出生にまつわる哀しい過去があった。その原因をもつある男が街に帰って来た。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。 連続放火事件に隠された家族の真実―感動のミステリー。



 生命遺伝学大学院生の兄、芸術的な才能を持つ美しい弟、優しい包容力のある父、元モデルの母、一見弟を追うストーカーだが魅了的性格の女性、そして、○○

 命遺伝学大学院生の上品できれいな兄、芸術的な才能を持つモテル美しい賢い弟を持ってこられれば、わたくしの場合、興味がでない訳がない。

 弟のジンジャエールを注文する姿と、噓をついた時に口元を触る仕草が、○○と育ての父とお葛藤お腹で生きる姿を見事に描き出している、ただ、映像としては若干説明的。

 この映画は面白く、わたくしは好きだった。
 森淳一監督か伊坂幸太郎原作か、加瀬亮さん・岡田将生さん・小日向文世さん出演の映画が見たいと感じた。

 

『昴-スバル-』
原作:曽田正人
監督・脚本:リー・チーガイ
出演:黒木メイサ Ara 平岡祐太 桃井かおり 佐野光来 前田健 愛華みれ 筧利夫
2008年
105分
カラー
母を亡くした双子の小学生のスバルと和馬は、一緒にバレエダンサーを目指すことを決意するが、病に倒れた和馬は帰らぬ人となってしまう。傷心のスバルは、ふと足を踏み入れた場末の小劇場で女主人の五十鈴と出会い、次第にバレエにのめりこんでいくのだが・・・。 孤独な天才バレリーナの壮絶な半生を黒木メイサが熱演!数か月に及ぶ猛練習 を重ねたという彼女のダンスシーンがみどころ。


 黒木メイサさんが美しいわ!キレイ!みごと!すてき!あこがれるわ!…
   …と思っている内に、映画は終わりました☆
 黒木メイサさんの美しさに拍手☆



 見たい映画がいっぱいあるのに、時間が足りない。
 今月は時間切れで、映画は二本きりかもしれない。
『女優マルキーズ』など、気になる映画は録画しておこう。
 

 データーは全て衛星劇場公式HPより

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