日常

自然との共鳴

2014-01-30 19:05:07 | 雑多

NOTHの講座、とりあえず1回目が終了。
聴き手のみなさんの熱気が伝わってきてすごかったー。
最後は頭がクラクラ。
自分の中で、頭の身体言語と対話しながら帰りました。
2/8には少しモデルチェンジして話そう。



本当に治癒が起きるのは(それは物理的レベルだけではなく)、その場が自然と全共鳴状態になった時に起こるシンクロニシティーのようなもの。
因果論では必ずしも説明がつかない。

だからこそ、治療者は、その場を自然と全共鳴状態にするよう、道(タオ)の状態になり、存在レベルで共鳴状態に持って行くのだ。
これは、レインメーカーの故事からインスピレーションを受けている。


でも、こういう奇跡に近い現象を体感してない人にはなかなか伝える事が難しい・・・。
常識にとらわれると、どうしても因果論で説明したくなる。
そうなると医者とか治療者のego inflationが起きる。
自分が偉いのだ、自分がすごいのだ、と錯覚してしまう。

そうではなく、森羅万象と共鳴し、その共鳴状態の場で全員が治癒という現象を通過していくのだ、と思う。
だから、その場にいる全員にシンクロニシティー(意味のある偶然の一致)が起きる。
これはまだ科学にできていない。だから、なんとかそういう言語で語れるようになるため、自分の言語技術を磨かなければと思う。


なかなか伝える事ができなくて歯がゆく思う事があるが、これは自分の言語能力の不足によるものだと感じている。
だから、メタファー含めた、言語構造の深層を研究している。
それはイメージの根源、色の根源、生の根源、人間の根源、、、、色んな根源に通じている秘密の通路だ。



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ヴィルヘルム 中国の雨乞い師の話
「黄金の華の秘密」よりうろ覚えで抜粋。


『日照りが続き、村は困窮していた。
最後の望みとして、村人は雨乞い師の老人を呼んだ。
その老人は、村に来るとすぐに「静かな小屋」を求めた。
そして、その家にひとり閉じこもった。

三日は何も起きなかった。住民は待った。
老人はひとり、誰にも会わず静かな小屋にたたずみ、出てこなかった。

すると四日目には、雪など降らない季節にもかかわらず外は大雨、大吹雪となり、村は助かった。

その後、村人は聞いた。
「どのように雪を降らせたのか」。

老人は答えた。
「私は雪を降らせていない。私は関係ない。」

「では三日間、小屋の中で何をしていのか」
「それなら説明できる。
私は別の地方からやってきたのだが、そこでは万事が秩序立っていた。
ところが、この村は秩序から外れていたのが分かった。
この村全体がタオの中になかったため、
私までタオ(道)の中にいないという状態になってしまった。

私は三日の間、私がタオ(道)へと帰った。
そして、自然に雨がやってくるまで待っていなければならなかったのだ。』
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STAP細胞の女性。偉い。30歳。偉い!

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論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙
読売新聞 1月30日(木)6時41分配信

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子さんが研究を着想してから6年。
意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作ったとの論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたが、日本のベテラン研究陣の後押しが成功に導いた。
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これ、本当にそうなんですよねぇ。

僕ら医療の世界でも
「世界的に新しく画期的な研究をしよう!」
と鼻息荒い意見はよく聞きますが、自分が個人的に考えていることや構想している事は、どうも常識離れと思われることが多い(全くそんなことないんだが・・・)らしく、医学研究のフィールドでなかなか相手にされません・・・。うぅーむ。
人間を現場で見ていると、当り前のことを言っているだけなんですけどね。生や死や魂や生命のこと。


「常識を破れ!」
という掛け声はなんともいいのですが、本当に常識を破られると価値観が崩壊するのか、なかなか認めようとしないのは不思議なもので。自分の中で、もともと常識とか仮説というのは常に更新されるものだと思っているので、なぜそうも固執するのかがよくわからない。


ただ、常識破り、と言われるものも、世界的に認められると、後から自分も知っていた、自分も分かっていた、自分がサポートしたのだ・・・と追従する人が多いのも悲しい所。そして、それがいつのまにか常識を作りますしね。



僕らは自然の声や森羅万象の声を聞きながら、風の唄を聞く必要があるのでしょう。
それは、どんな場所でも、どんな人でもできるはずです。
そのために僕らは生まれてきたわけですから。



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ウィリアム・ジェームズ
「自分の偏見を組み立て直しているに過ぎないのを、
「思考」していると勘違いしている者が、非常に多い。」
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ウィリアム・ジェームズ
「物事をあるがままの姿で受け入れよ。起こった事を受け入れることが、
不幸な結果を克服する第一歩である。」
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3 コメント

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共鳴 resonance (いなば)
2014-02-05 14:38:42
>amyjumyさま
そうそう。自分的に2014年は変化の年みたいですね。

場の雰囲気ってありますよねー。
場が高まるといいことが起こる。会社も場が悪くなると、よくないし。その辺は誰もが感じてるとこだと思いますね。
<治癒>という現象自体が、その場のVibrationというものを大きく受けますし。

自分も心臓の専門家の前ではよく話しますが、あくまでも専門家同士のマニアックな会話ですしね。テクニカルタームも多いので、言葉の定義をあえてしなくても共有できるとこがありますが、一般の人向けに話すと、やはり言葉の定義やイメージが違うので、だいじなとこではまずそれを共有した方が建設的な話になりますよね。

日常用語で話すように工夫するのは自分も勉強になっていい機会です。
言う事が目的ではなく、伝えることが目的ですしね。


今は少しVersion Upさせつつ作り直しているところです!(^^


>安藤様
やはり言葉だけの応酬ではある程度の限界感じますよね。
自分も、別に誰かを洗脳したいわけでも説得したいわけでもなく、その人その人が「腑に落ちる」体験をしてほしいと思っているので、そういう意味で内臓や植物臓器に向けて訴えるよう注意しております。脳のような動物臓器は簡単に間違えたりイリュージョンに陥ったりするもので。

箱庭も面白いですよねー。河合先生を大尊敬しているので。自分が医学部の学生の時も心療内科ローテで箱庭作りました。その時は人類の進化を箱庭で表現した覚えがあるのですが、そういう意味では同じようなことを未だに延々と続けているような・・・。
粘土も面白そう!確かに粘性が高いので自由自在に形も作れますし、面白そうですねー。あの質感がいいですよね。自然とのつながりを再確認。

自分も理屈で理解するより体感して理解したいと思っているので、とりあえず色んな世界に首突っ込んで勉強してます。何か面白いのがあれば、是非教えてくださいー。

この前のワタリウム美術館でやってた、
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1311saitou/index.html


写真家の齋藤陽道さんと、アーティスト/ホーメイ歌手の山川冬樹さんとのライブイベント「銀河系の果てを聴く」も面白かったなー。

2 月1日(土)19:00より    「銀河系の果てを聴く」

音を介して世界と身体の関わりを探求する、アーティスト/ホーメイ歌手山川冬樹が、「音楽は永遠の片想い」と語る齋藤陽道とともに、「音楽」のある時間と場を創出します。光と震動と音が一つになって身体を巡る、そんなライブイベントです。子どもたちの参加も大歓迎です。
出演:山川冬樹、他 / 会場:ワタリウム美術館
参加費:1,500円
(各種障害者手帳をお持ちの方、中学生以下の子どもは無料)
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Unknown (安藤明美)
2014-02-04 19:36:06
今回の内容もよかったです^^ 私自身も言葉足らずのところがあるので、先生のもどかしい部分も共感いたします。 自身のセミナーでも「その場」を体験していただくような内容にしてみたり、言語を使わずに「ねんど」を箱庭のように使わせていただいたりしています。ねんどはアートセラピーの一つで、「深層心理や今その人に起こっている現象」を見事にあらわすので、なかなか深いです。 セミナーは、同じようにお話をさせていただいているつもりでも、個々人のこれまでの体験や価値観などによって、その理解度が全くことなるということに気づかされ、私自身が反省し、工夫するという試行錯誤の繰り返しです。 大変なこともありますけれど、その過程が楽しいものですね。 2回目のNOTHの内容を楽しみにしています。
返信する
NOTH素晴らしい一体感☆ (amyjumy)
2014-02-02 09:09:37
こちらでは、お久しぶりデス!
幸先のよいスタートの2014年ですね、ホントに♪

臨場感、伝わってきますよ。
場のすごさというか、エネルギーの融合状態というか!
私も日帰りで参加したかったですよ♪
共鳴できる仲間と、同じ空間にいて繋がるっていう
経験、
そして今回は受け手じゃなく発信する方であるという

ソコがまた素敵だわぁ

スピでの恍惚、まだ未体験ですが…
漢方の研究会で、同様の経験したことがあります。
その先生の本を読んで、これはいい!
こういう書き方なら、私もわかるって感じたんです。
その気持ちにウソはないのに、臨床ではうまい使い手になれず。
著効例、体験できずに、自分には向いてないって諦めかけてたとき
ツムラさんが講演会で、その本の著者
『 益田総子先生 』 を講師にお招きになったの。
喜んで飛んでいった、その直後から
漢方薬、バリバリ使えるようになったんです。
この時、場を共有することのスゴさ、
コレってホントにあるんだなって思いました。
私流に言うと、同じ空間に位置するだけで
講師のチカラの一部をエンパスしたんです。

その後、ほかの素晴らしい先生の講義受け続けてるけど
どうも相性はあるみたい。
益田先生ほど、うまくゆきません。

2回目NOTHも楽しみですね!
理論的には、同じ内容の講義でも
先生も進化する、そこに参加するメンバーの違いで
生まれくるものは全然ベツモノとなる。
いなば先生が中心となって創った心地よい集合無意識を
この世にイッパイ飛ばしてください。
チューニングして、遠隔キャッチにトライしてみます!
持ち帰った方々も、各々の居場所でドーナツ型に
愛を発してゆきますし…

次回もブンブン波動アップで盛会となりますよう
また、レポート待ってますよ♪

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