日常

腐敗と発酵

2016-04-05 07:59:18 | 考え
こんな社会、腐ってる!!と聞くことがある。
わー、やったね!と自分は思う。
腐敗を怒りと憎しみで表現する人もいるけれど、自分はワクワク感や夢と希望とで眺める。
なぜなら、腐るプロセスは、発酵するプロセスと同じだから。


腐敗と思わず発酵だと思えば、それは新しいエネルギー形態ががつくられる瞬間でもある。

腐敗と発酵とはギリギリ違うからこそ、その違いを微生物のみなさんから学ぶ必要がある。
微生物はヒトの細胞のご祖先様でもあり、地球の先住民でもある。人間は地球の新入りに過ぎないのだ(一般的に、横入りした人こそが大きい顔をする傾向にある)。

発酵には、酵母菌(イースト菌)や乳酸菌のような、酸素がない条件下(嫌気条件下)で生きる存在が必要になる。

つまり、全然違う次元の世界に生きている人(無酸素という信じられない生き方をしている人)の力がいる。
違う世界の生き方の中でエネルギーを得ている人の協力が必要になる。

だから、自分はそんな無酸素状態で自由に楽しく生きている人たちを全世界から探し出して協力を仰ぎ、その腐敗のプロセスを発酵のプロセスへと次元転換を起こせばいいのではないかと考えている。

すべてのメタファーは自然界から学べるのだ。
発酵の知恵は、酒、茶、酢、味噌、漬け物、納豆、醤油、鰹節、塩辛、・・・・まさに日本のお家芸ではないですか。