今回のロケ撮影は谷町4丁目駅から大阪城公園
江戸時代から官庁街として栄えていたという谷町四丁目界隈には
大阪歴史博物館や法円坂復元建物をはじめとして
大阪府庁など、多くのオフィスや官庁施設が建ち並び
大阪城、難波の宮などの歴史的スポットもあり、ロケには格好のエリアです
モデルの佐竹茉里奈さんとは初対面
ミスインターナショナル日本代表候補にもなった21歳
第一次大極殿と朝堂院の間に南門があります。 その広場で当時を再現しているのが衛士隊です。 平安時代や戦国時代に比べるとなんともきらびやかさはなく、殺風景な景色です。 やはり衛士隊の特徴は槍です。 当時最も近代的であった武器は槍で、正倉院にも約200の槍が収められています。 ところで、正倉院とは倉庫の総称をいい、いつのまにか東大寺の倉庫のみを正倉院というようになりました。 ここには槍だけではなく、甲冑や、小刀などもあり、保管点数の6割を占めています。 つまり東大寺の正倉院は武器庫なのです。 収めたのは、藤原仲麻呂です。 権勢を誇った藤原仲麻呂は来るべき戦いに備えて武器を蓄えていたといわれています。 聖武天皇の崩御後の760年頃、光明皇后も死去したことから、仲麻呂と孝謙天皇との間に亀裂がはいりはじめます。 763年、孝謙天皇は仲麻呂の権力を奪うと国家の大事に対して決済を行うようになります。 これに対して仲麻呂は兵を集めて反乱にでますが、坂上刈田麻呂ににらまれ、逆賊となった後官位を奪われて、吉備真備率いる追討軍によって追いやられ、ついに討ち取られてしまいます。 このときに朝廷側にとって役立ったのは 正倉院に保管された仲麻呂が調達していた多量の武器であったのです。
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