
紀元前後- 古代ギリシャ-ローマ ポンペイの壁画 立体的
1200- ロマネスク壁画 スペイン・ボイ渓谷の壁画 平面的
ゲルマン民族の大移動によって稚拙になったわけではない
キリスト教(偶像崇拝禁止)により絵はイコン化した
文化の中心地はコンスタンチノープル(ビザンツ帝国 ギリシャ圏)
ウラジミールの生神女@1131(マリア様のこと)
ロマネスク~新古典主義 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800
・ジョット・ディ・ボンドーネ1267-1337 ******* スクロベーニ礼拝堂
・シモーネ・マルティーニ 1284-1344 ****** 荘厳の聖母
・フラ・アンジェリコ 1395-1455 ****** 受胎告知
・ヤン・ファン・エイク 1395-1441 ***** アルノルフィーニ夫妻
・レオナルド・ダ・ヴィンチ 1452-1519 ******* モナリザ
・ラファエロ・サンティ 1483-1520 **** アテナイの学堂
・サンドロ・ボッティチェッリ1445-1510 ****** プリマヴェーラ
・ティントレット 1518-1594 ******** 受胎告知
・ティツィアーノ 1488-1576 ********* エウロペの略奪
・ドメニコ・ギルランダイオ 1449-1494 **** 老人と少年の肖像
・ミケランジェロ・ブオナローティ1475-1564 ********* システィーナ礼拝堂
・アーニョロ・ブロンズィーノ1503-1572 ******* 本を持つ青年の肖像
・パルミジャニーノ 1503-1540 **** バラの聖母
・アンニーバレ・カラッチ 1560-1609 ***** 狩猟
・アルバーニ 1578-1660 ******** 聖家族
・グイード・レーニ 1578-1642 ****** 嬰児虐殺
・カラヴァッジオ 1573-1610 **** いかさま師
・リベラ 1591-1652 ****** えび足の少年
・サルバドール・ローザ 1615-1673 ******アストラーアーの出現
・ピーテル・パウル・ルーベンス1577-1640 ******* キリスト昇架
・ディエゴ・ベラスケス 1599-1660 ****** ラス・メニーナス
・ジョルジュ・ラ・トゥール 1593-1692 ********** 女占い師
・モーリス・ド・ラ・トゥール1704-1788 ポンパドゥール夫人 ********
・ジャン・オノレ・フラゴナール1732-1806 ******* ぶらんこ
・フランシスコ・デ・ゴヤ 1746-1828 ********
・エルグレコ 1541-1614 *******
・ヨハネス・フェルメール 1632-1675 ****
・レンブラント・ファン・レイン1606-1669 ******
・ジャック=ルイ・ダヴィッド1748-1825 ********
・ドミニク・アングル 1780-1867 *********
・テオドール・シャセリオー 1819-1856 ****
ロマネスク~新古典主義 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800
1300- ジョット :ルネサンスの幕開け
ギリシャ-ローマ写実を持込(荘厳の聖母)
神を人間っぽく描く
14世紀後半 :国際ゴシック
シモーネ・マルティーニ1284-1344

1400- カトロケント:ルネッサンス開花
ピサネッロ:うずらの聖母@1420
マゾリーノとマザッチョ:聖アンナと聖母子@1424
聖人は年をとらないのに、聖アンナを婆さんに描く : 人間っぽく描く
200年後にカラバッジョが同じことをして顰蹙を買う
フィレンツェの画家はみんな教会に模写しにいく
この時ミケランジェロが「先輩は絵が下手」と言ったので殴られて鼻が歪んだという逸話がある
受胎告知@1440頃 フラ-アンジェリコ(あだ名:天使の修道士) :遠近法-人間らしさ
┣アナウンシエーション
┣大天使
┃ ┣ミカエル :戦い
┃ ┣ガブリエル:伝令
┃ ┣ラファエル:
┃ ┗ウリエル :
┣聖母マリア
┣四福音書-ルカに登場
┣四福音書-マルコ、ヨハネには生前の話はない
┣四福音書-マタイではヨセフの夢にでてくる
┣アベ~マリ~ア・・・
┣洗礼者聖ヨハネの母エリザベトにも受胎告知するガブリエル
┣告知理由:旧約聖書-イザヤ章にあるインマヌエル予言確認→キリスト教の根幹
┣マリア信仰盛んになる---エフェソス公会議@431
┣場面①挨拶②困惑③受胎告知④質問説明⑤受容
┣マリアは読書@13Cゴシック以降
┣ガブリエルは百合の花:純潔
┗精霊:鳩

ヤン・ファン・エイク@1395-1441
┣バイエルン公ヨハン3世1374-1425に仕える
┣ブルゴーニュ公フィリップ3世1396-1467(フィリップ善良公)の宮廷に迎えられた@1425
┣外交官
┣北方ルネサンス:初期フランドル派を代表する画家たちと親交
┃┗ルネッサンス絵画開花に大きく影響
┃
┣圧倒的遠近法+細密画法 ---油絵が発達(イタリアではフレスコ、テンペラ画)
┃┣ヘントの祭壇画
┃┗ジョヴァンニ・アルノルフィーニ夫妻像
┃ ┣スペイン王室にあった--ベラスケスの「ラスメニーナス」に影響
┃ ┣超細密画
┃ ┣窓の外にさくらんぼ:季節は初夏なのに二人は厚着
┃ ┣
┃ ┣イタリアの商人、金持ちだが貴族ではない
┃ ┣パノフスキーハーバード大学教授が絵の論文発表
┃ ┣婚礼証明図:中央の凸面鏡
┃ ┣凸面鏡の中にエイク本人と妻マルガレーテがいる:赤いターバン
┃ ┣凸面鏡上の署名:ヤンファン・エイクはここにいた@1434---結婚の立会人
┃ ┣犬 :忠誠のシンボル
┃ ┣オレンジ :多産のシンボル
┃ ┣サクランボ :愛の象徴
┃ ┣龍の上の聖マルガリータ:安産
┃ ┣ところが、アルノルフィーニ結婚は記録から1441年と判明@1997
┃ ┣アルノルフィーニは従妹か?妻は1433年に死亡@2月
┃ ┣ベルギー→スペイン→イギリス
┃ ┣
ゴシック
┣壁が無いので板絵が発達---細密画発達
┃ ┣12世紀--イコン的、ほぼロマネスク
┃ ┣13世紀---ジョット革命:師匠はチマブーエ
┃ ┣ アヴィニオン教皇庁(1309-1377)でシモーネ活躍
┃ ┣14世紀---立体的、遠近法的
┃ ┣1485頃---ランブール兄弟ベリー公のいとも豪華なる時祷書
┃ ┣国際ゴシック ┗ジャン1世1340-1416 ┗ファン・エイク参加
┃ ┣初期フランドル
┃ ┣19世紀---ゴシックリバイバル@英
┃ ┃ カトリック信徒救済法@1829---カトリック復興
┃ ┃ ┗ウエストミンスター寺院:ネオゴシック
┃ ┃ ビッグベン:低音の大きな鐘のこと
┃ ┣19世紀---ゴシックロマンブーム:フランケンシュタイン等怪奇
┃ ┗19世紀---カタルーニャゴシック:ガウディ
┃
┣ゴシック建築は壁が少ないから板
┣Gothic
┣ゴート族的な
┃ ┣ゲルマン民族の一部、375年に移動
┃ ┣ラファエロの手紙に記載@1518
┃ ┣広めたのはジョルジョ・ヴァザーリ:芸術家列伝の著者
┃ ┣混乱、無秩序。奇怪、野蛮 ⇔ 古典
┃ ┣テデスキと言う@イタリア
┃ ┗
┣12-15世紀にかけてアルプスより北側で流行した美術様式
┣最初のゴシック様式はフランス--フランク王国--ゴシックだらけ
┣建築用語
┣ロマネスク →ゴシック →ルネサンス
┃┗ピサ大聖堂 ┗ミラノのドゥオーモ ┗サンタ・マリア・ノヴェッラ
┃ ┗古代ローマ風 ┗無秩序に高い ┗古代ローマ・ギリシャ風
┃ ガリレオのランプ 大都会の教会
┃ 平天井 尖塔アーチ天井
┃
┣妖精、怪物彫刻(ガーゴイル、シメール):ゲルマン、ケルトの信仰
┣フライング・バットレス
┣尖塔アーチ
┣リブ・ヴォールト--窓が大きくとれる---ステンドグラス発達:バラ窓 放射様式
┣火炎様式--14世紀末
┗扇型ヴォールト@英
ルネッサンス最盛期
フラ・フィリッポ・リッピ1406-1469 :フィレンツェ派画家 ボッティチェリの師
┣修道僧
┣修道女をさらって妻帯
┣ボッティチェリは弟子:僧サヴォナローラに心酔
1480- 古代ローマの遺跡が伊・フォロロマーノの地下から発見
それは「黄金宮殿」を含む防災都市 皇帝ネロが建設を指示
AD64の大火事により100万ローマ都市の2/3が消失
多くの芸術家が地下へ潜って天井画、壁画を目撃、模写
その芸術家の中にはラファエロもおり、壁にサインが残っている
天井画「スキロス島のアキレス(トロイ戦争の英雄)」の装飾をヒントに
ラファエロはバチカン宮殿の回廊装飾に取り入れている
まさにこの発見が伊ルネサンスの幕開けと言える
ネロは残虐-国家の敵:By元老院
再開発の土地は元老院所有
ネロの功績は後の皇帝により消された---黄金宮殿は埋められた
歴史家タキトゥス55-1200の年代記によると
火災救済のためにネロは尽力
文化を重要視してギリシャ訪問
1500- 古典主義 :イタリアルネッサンス:閉鎖的、多元的
レオナルド・ダ・ヴィンチ1452-1519
モナリザ@ルーブル美術館

ラファエロ・サンティ1483-1520
アテナイの学堂@バチカン宮殿

サンドロ・ボッティチェッリ1445-1510
プリマヴェーラ ヴィーナスの誕生 @伊ウフィツィ美術館

ティントレット1518-1594
ベネチア出身の画家:世界最大の油絵「天国」@サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂

ティツィアーノ1488-1576
ヴェネチア派の巨匠
「天上の愛と地上の愛(聖愛と俗愛)」1514 @ボルゲーゼ美術館
ヴィーナスをふたつの姿で表現

ドメニコ・ギルランダイオ1449-1494
老人と孫

ミケランジェロ・ブオナローティ1475-1564
最後の審判@伊システィーナ礼拝堂


マニエリスム:混乱世相表現、謎解き
16世紀のルネサンスをさらに極めようとしたが失敗した様式
By ジョルジョ・ヴァザーリ
不安定
S字曲線
引き延ばされた人体
左右非対称
寓意性
浮遊感
アーニョロ・ブロンズィーノ1503-1572

パルミジャニーノ1503-1540
フィグーラ・セルペンティナータ:蛇状型 S字曲線 元祖はミケランジェロ
肌はなめらかで生気がない技法: 元祖はラファエロ 高貴で優雅 歯を見せて笑うのは下品で馬鹿
1530- フォンテーヌブロー派@フランス ルネサンス期の宮廷
浴槽のガブリエール・デストレー姉妹@ルーブル美術館

1580- バロック----楕円-躍動-過剰-対比-感覚的
16C初宗教改革-宗教戦争‐北欧プロテスタント-トレント公会議-聖像活用
アンニーバレ・カラッチ1560-1609 :カラッチ派@ボローニャ
┗ アルバーニ1578-1660 グイード・レーニ1578-1642
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ1573-1610
カラヴァジェスキ
@サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会

┗ リベラ1591-1652@ナポリ
┗ サルバドール・ローザ1615-1673
ピーテル・パウル・ルーベンス1577-1640
@英ナショナル・ギャラリー


グエルチーノ:カトリック復興
ディエゴ・ベラスケス1599-1660
@スペイン・プラド美術館

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール1593-1692
ルイ13世に召し抱えられたが、死後忘れ去られた。再発見は20世紀初頭
いかさま師(ダイヤの札版)@ルーブル美術館

1750- ロココ :@ルイ15世フランス宮廷
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール1704-1788
@ルーブル美術館

ジャン・オノレ・フラゴナール1732-1806
英ウォレス・コレクション

フランシスコ・デ・ゴヤ1746-1828
@スペイン・プラド美術館

エルグレコ1541-1614
ヴィザンチンのイコン画家
マニエリズムの代表的画家
作品のほとんどが宗教画
倉敷の大原美術館(豪商大原孫三郎)に受胎告知がある By 児島虎次郎@1922
ヴェネチアで西洋画を学ぶ -- ティッツイアーノ1488-1576の弟子
ファルネーゼ枢機卿1520-1589に雇われる@ローマ
ミケランジェロの批評をしてローマに居られなくなりスペインへ移住?
古都トレド(1085年にキリスト教が奪還)で大人気
1561年に首都がトレドからマドリード
フェリペ2世からの依頼でブレイク 聖マウリティウス(古代ローマ兵)の殉教@サンモリッツ
フェリペ2世からのダメ出しで宮廷画家になれず
ラオコーン : 世界三大絵画
日本と縁が深い : 天正遣欧少年使節
(児島虎次郎はジョヴァンニ・セガンティーニ:アルプスの真昼も1922年購入、大原美術館所蔵 当時日本で大人気)
(斎藤茂吉:息子は北杜夫 も感動したという)
ジョヴァンニ・セガンティーニ:人生最後まで無国籍 30歳迄識字能力なしでブレラ美術アカデミー入学
無国籍なので事実婚生活 標高の高いところに移住
ヨハネス・フェルメール1632-1675
@アムステルダム国立美術館

@独シュテーデル美術館

レンブラント・ファン・レイン1606-1669:プロテスタント
夜警@アムステルダム国立博物館
