平安時代の陰陽  (平安時代中心の歴史紹介とポートレイト)

玉響 「勾玉が触合うほのかな響き かぎろひの輝き」
「玉かぎる昨日の夕見しものを今日の朝に恋ふべきものか」 万葉集

千夏@レオマ-6

2019年10月17日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


千夏@レオマ-5

2019年10月16日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


千夏@レオマ-4

2019年10月15日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


エジプト史跡を巡る-7 王家の谷・ラムセス6世(KV9)の墳墓

2019年10月15日 | 記紀創世紀

ラムセス6世(KV9)の墳墓内

(2019/9/13時点で、スマホによる写真撮影はOK カメラによる撮影も300EP支払えばOK)

 

顔を削り取られた オシリス神 と 太陽神ラー

 

陶工の神・クヌム

 

ラムセス6世

 

ホルスに守られたオシリス神 と 太陽神ラー

 

この石室には棺が無い

 

太陽神とラムセス6世が乗る船(死者を墓に運んでいると思われる)

 


エジプト史跡を巡る-6 王家の谷・ツタンカーメンの墳墓

2019年10月15日 | 記紀創世紀

BC1300年以上も前、エジプトの若き王が亡くなり、慌ただしく葬られると

全建造物から彼の名は抹消され、彼の存在は人々から忘れ去られ

以降3000年間、歴史から消えることとなる。その名はツタンカーメン

 

ツタンカーメンの墳墓内(ラムセス6世の墳墓の下に位置する) 

(2019/9/13時点で、スマホによる写真撮影はOK カメラによる撮影も300EP支払えばOK)

 

 

この墳墓KV-62が発見されたのは1922/11/4、発見者はイギリス人のハワード・カーター

発見のきっかけは王の名が彫られた盃

当時はツタンカーメンの存在は知られておらず、カーターは興味をひいたという

 

 

墳墓への階段を塞ぐ第一の壁(左:厚さ1m)と第二の壁(右)

 

 

発見当時、手前にあった壁を壊して進むと玄室・黄金の間があり、少年王・ツタンカーメンのミイラが眠っていた 身長165cm

ここにはミイラを包む 部屋いっぱいの大きさの金色の巨大な厨子があった

厨子は四重になり、その中には石棺

また石棺の中には金箔で覆われた人型の棺が三重構造になっていた

第二の棺は装飾が施され、第三の棺は全てが黄金

最後の棺の中には黄金のマスクを被ったツタンカーメンのミイラが現れた

黄金のマスクの額には王妃がささげたヤグルマギクの花輪が添えられていたという

 

 

壁画右は、オシリス神姿のツタンカーメンが後継者の王によって開眼の儀式を受けているというが

オシリス姿のネフェルティティがツタンカーメンを祝っているという説もある

壁画中央は、死者の王オシリスになったツタンカーメンがヌト女神によって死後の世界に迎えられている

壁画左は、ツタンカーメンがあの世でオシリス神に直接加護を受けている

 

 

イアフメス1世        -BC1546(古代エジプト第18王朝の第1代ファラオ)                                                                                                       ┣ アメンホテプ1世    -BC1524(古代エジプト第18王朝の第2代ファラオ)カルナック神殿を建設                                                                                               ネフェルトイリ  ┣ トトメス1世-BC1518 (古代エジプト第18王朝の第2代ファラオ)シリア、ヌビアへ遠征 アメン大神殿の造営を継続                                                                                                                            イアフメス  ┣ トトメス2世       -BC1504                                                                                                                    ヌトネフェルト ┣ トトメス3世 -BC1425 ハトシェプストの補佐政治後はエジプト史上最大の帝国を築く カルナック神殿の大増改築KV34                                                                                                                                                                               ハトシェプスト ┣ アメンホテプ2世  -BC1419 エジプトの国威と広大な帝国を維持 KV35                                                                                                                                                                                                                イシス  ┣ トトメス4世 -BC1386 アメン神官団の影響力の排除                                                                                                                                                                                                                                                                            ティアア ┣ アメンホテプ3世-BC1349 絶頂に達した王国を継承 ルクソール神殿を建設 メムノンのモデル WV22                                                                                                                                                                                                                                                        ムテミヤ  ┣ アメンホテプ4世 -BC1333(アクエンアテン)アトン神を崇拝(アマルナ改革)KV55?                                                                                                                                                                                                                        ティイ   ┣ スメンクカーラー    -BC1334 アクエンアテンの弟 本拠地はメンフィス KV55?                                                                                                                                                                                                                             ネフェルティティ  ┣ ツタンカーメン-BC1324 首都をテーベに戻す KV62                                                                                                                                                                                                               キヤ  ┣ アイ  -BC1319 ネフェルティティの父 ティイの兄                                                                                                                                                                                                                 アンケセナーメン ┗ ホルエムヘブ(KV57 第18王朝最後)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             (                                       (ネフェルティティの娘)

 

近年、この黄金のマスクは元々ツタンカーメンの為に作られたものではないという説がでている

黄金のマスクに彫られているカルツーシュ(王名印)にはツタンカーメンを示しているが、削られ修復された跡があり

それを復元すると、その名はネフェルティティだったという

ネフェルティティには男子は生まれず(6人すべて女子)、アクエンアテン王の第二王妃・キヤに男子ツタンカーメンが生まれた

キヤはアクエンアテンの妹であるから、ツタンカーメンの両親は兄弟であった(DNA鑑定済)

その直後に第二王妃・キヤは謎の死を遂げる

アクエンアテンと同じ権力を持ったネフェルティティ及び兄アイが次王ツタンカーメンの即位をねたんだ仕業か?

この頃アメン神を破壊されたことに怒った神官や民衆が多く、アクエンアテン王権は失墜していった

回復を狙ってネフェルティティは単身テーベへ行くのであるが、その間に

アクエンアテンはアケトアテン(アマルナ)にて謎の死を遂げた

次のファラオはネフェルティティなのか、ツタンカーメンなのか

この時、ネフェルティティはヒッタイトの王に、王位継承の権限を持つ王子の迎えようと手紙をだしている

ヒッタイト王はこれに応えるが、王子はエジプトに向かう途中で殺されている

かくしてBC1336年ごろ自らスメンクカーラーと名乗ってファラオの座についた

しかしスメンクカーラー何者かに毒殺される  ヒッタイトに近づいたことがエジプトへの裏切りとされたようである

この時、ツタンカーメンは9歳 BC1333年頃である

その10年後、ツタンカーメンは謎の死を遂げる

かくして謎の死を遂げたアクエンアテン、ネフェルティティ、ツタンカーメンの一族は王名標にも表れず忘れ去られた

そして神殿のレリーフは削り取られ歴史から一族は消された

しかしながら、そのおかげで、ツタンカーメンの墓は盗掘に会うことがなかったのである


エジプト史跡を巡る-5 王家の谷・ラムセス4世の墳墓

2019年10月15日 | 記紀創世紀

ここはルクソール ナイル川の西側 死者が住むという王家の谷

80ものファラオが眠る谷である

 

ラムセス4世の墳墓内

(2019/9/13時点で、スマホによる写真撮影はOK カメラによる撮影も300EP支払えばOK)

レリーフは極めて綺麗な状態で残っている

ラムセスとは、太陽神・ラーによって生まれたという意味の「ラー・メス・シス」から来ている

ファラオは神々の子孫であり、エジプト神話に於ける太陽神・ラーの息子とされた

今ではラムセスではなく、ラメセスと呼ぶのが一般化されているらしい

下降通路 壁ぎっしりに描かれたレリーフとヒエログリフ

 

 

 

玄室入口

 

 

玄室中央の石棺

 

 

玄室の奥

ラムセス1世-BC1295-1294(KV16 古代エジプト第19王朝の第1代ファラオ ホルエムヘブの忠実な腹心)                                                                                                            ┣ セティ1世-BC1294-1279(KV17 第2代ファラオ)ヒッタイトを押し戻しヌビアへ遠征 アメン神殿多柱室、自身の葬祭殿建設 王家の谷に墓建設                                                                                                                            シトレ   ┣ ラムセス2世-BC1290-1224(KV7 第3代ファラオ、ミイラは@カイロのエジプト考古学博物館) ヌビアに遠征 アブシンベル神殿を造営                                                                       トイ ┣ ラムセス2世の王子(KV5)                                                                                                                                                                                                       ┣ メルエンプタハ -BC1212-1202(KV8)60歳を超えての即位                                                                                                                         ネフェルタリ ┣ アメンメセス-BC1202-1199(KV10)                                                                                                                               プタハ  ┣ セティ2世-BC1199-1193 (KV15)                                                                                                                                   ?   ┣ サプタハ-BC1193-1187(KV47)政治の実権はセティ2世の妃・タウセルトと宰相のバイが握る                                                                                                                                         ?  ┣ タウセルト女王-BC1185(KV14 第19王朝最後)                                                                                                                                       タウセルト ┣ セトナクト-BC1185-1182(KV14 第20王朝初代) カルナックのアメン=ラー神殿建設                                                                                                                                              ┣ ラムセス3世-BC1186-1152(KV11)海の民撃退(ジャヒの戦) カルナックに神殿造営 暗殺                                                                                                                                            ティイ   ┃ ┣ ラムセス4世-BC1151-1145(KV2)父が暗殺された後、混乱を収束させて即位                                                                                                                                       (メルエンプタハの娘)┃ ? ┣ ラムセス5世-BC1145-1141(KV9)アメンの神官団の台頭 天然痘で死去                                                                                                                                                    ┃  テントオペト                                                                                                                                                    ┣ ラムセス6世-BC1141-1133(KV9)クーデターで王位簒奪し、王墓も奪う                                                                                                                                                    ┃     ┣ ラムセス7世-BC1133-1126(KV1)治世記録が無い                                                                                                                                                      ┃     ?                                                                                                                                                      ┣ ラムセス8世-BC1125-1126(王墓不明 同王朝で最も不明瞭な支配者)                                                                                                                                                      ┣ メンチュヘルケプシェフ                                                                                                                                                       イセト  ┣ ラムセス9世-BC1126-1108(KV6)                                                                                                                                                      タカト(KV10)┣ ラムセス10世-BC1108-1098(KV18未完成)                                                                                                                                                               ? ┣ ?ラムセス11世-BC1098-1070(KV4)第20王朝終焉                                                                                                                                                                ティティ?                                                                                                                                                              この頃テーベはアメン大司祭国家となりエジプトには南北二つの王家が並立する                                                                                                                                                         


千夏@レオマ-3

2019年10月14日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


千夏@レオマ-2

2019年10月13日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


千夏@レオマ-1

2019年10月12日 | 谷口真紀 谷麻由里 ちぃ


エジプト史跡を巡る-4 王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿

2019年10月11日 | 記紀創世紀

 第5王朝期から王の絶対性は崩れ、国内は乱れた

第6王朝期には中央集権はさらに弱体化し、神殿建設は見られない

第7王朝以降は政治経済文化は地方分立の状態になるが、第11王朝期に於いて全国再統一される

この頃からテーベ(今のルクソール)に新様式の美術が蘇る

 

第13王朝時代には再び内乱状態に陥り、アジアのセム系異民族・ヒクソスに占領される(15,16王朝)

難を逃れてテーベに蘇った第17王朝末期の王はヒクソスを国外に追放

以降イアフメスを祖とする第18王朝から第20王朝に於いてエジプト史上最も繁栄する

ルクソールの王家の谷には、この時代のファラオが眠っている

(第18王朝トトメス1世から第25王朝ラムセス3世迄)

 

首都テーベの繁栄に伴って守護神アメンは国家神に昇格し、太陽神ラーと合体する

これに伴いアメン神神官らの権力も強大になり、ついに王権をも凌ぐ

第18王朝期のファラオ・アメンホテプ3世は、この専横を嫌い

テーベ対岸のマルカタに宮殿を築く

その子アメンホテプ4世(アクエンアテン)はアメン神を廃して唯一神アテンへの信仰を国教とする

テーベ北方のアマルナに遷都したが、国威の失墜を招いて不遇の死を遂げる

 

王墓としての巨大なピラミッドは消え、王家の谷と呼ばれる地下墳墓に密かに葬られた(BC1590年頃~)

王家の谷はナイル川を挟んでアメン神を祀るカルナック神殿とは反対側にあり、太陽が沈む死者の街にある

ファラオを埋葬するところと祭礼を行う所を分離し、葬祭殿は極めて巨大で壮麗なものとなる

代表例がハトシェプスト女王葬祭殿

男装したハトシェプスト女王像

この葬祭殿はハトシェプスト女王の統治下で寵臣で建築家のセンエンムトによって建造された

ハトシェプスト女王はトトメス1世の娘で異母兄弟のトトメス2世の妃となる

トトメス2世の死没後は国王は男という伝統を破って即位し権勢を振った(在位BC1503-1482年頃)

紀元前1457年にハトシェプスト女王が死んだすぐ後、ハトシェプスト女王のモニュメントは攻撃され、

彫像は引きずり下ろされて粉砕され、肖像や称号は摩損され、女性の王はエジプトの歴史から消滅した

ほぼ3000年後、現代のエジプト学者が損傷した碑文を再構成して彼女の正当な王朝の場所に復元する 

 

 

イアフメス1世        -BC1546(古代エジプト第18王朝の第1代ファラオ)                                                                                                       ┣ アメンホテプ1世    -BC1524(古代エジプト第18王朝の第2代ファラオ)カルナック神殿を建設                                                                                               ネフェルトイリ  ┣ トトメス1世-BC1518 (古代エジプト第18王朝の第2代ファラオ)シリア、ヌビアへ遠征 アメン大神殿の造営を継続                                                                                                                            イアフメス  ┣ トトメス2世       -BC1504                                                                                                                    ヌトネフェルト ┣ トトメス3世 -BC1425 ハトシェプストの補佐政治後はエジプト史上最大の帝国を築く カルナック神殿の大増改築KV34                                                                                                                                                                               ハトシェプスト ┣ アメンホテプ2世  -BC1419 エジプトの国威と広大な帝国を維持 KV35                                                                                                                                                                                                                イシス  ┣ トトメス4世 -BC1386 アメン神官団の影響力の排除                                                                                                                                                                                                                                                                            ティアア ┣ アメンホテプ3世-BC1349 絶頂に達した王国を継承 ルクソール神殿を建設 メムノンのモデル WV22                                                                                                                                                                                                                                                        ムテミヤ  ┣ アメンホテプ4世 -BC1333(アクエンアテン)アトン神を崇拝(アマルナ改革)KV55?                                                                                                                                                                                                                        ティイ   ┣ スメンクカーラー    -BC1334 本拠地はメンフィス KV55?                                                                                                                                                                                                                             ネフェルティティ  ┣ ツタンカーメン-BC1324 首都をテーベに戻す KV62                                                                                                                                                                                                               キヤ  ┣ アイ  -BC1319                                                                                                                                                                                                                  アンケセナーメン ┗ ホルエムヘブ(KV57 第18王朝最後)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             (                                       (ネフェルティティの娘)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

ラムセス1世-BC1295-1294(KV16 古代エジプト第19王朝の第1代ファラオ ホルエムヘブの忠実な腹心)                                                                                                            ┣ セティ1世-BC1294-1279(KV17 第2代ファラオ)ヒッタイトを押し戻しヌビアへ遠征 アメン神殿多柱室、自身の葬祭殿建設 王家の谷に墓建設                                                                                                                            シトレ   ┣ ラムセス2世-BC1290-1224(KV7 第3代ファラオ、ミイラは@カイロのエジプト考古学博物館) ヌビアに遠征 アブシンベル神殿を造営                                                                       トイ ┣ ラムセス2世の王子(KV5)                                                                                                                                                                                                       ┣ メルエンプタハ -BC1212-1202(KV8)60歳を超えての即位                                                                                                                         ネフェルタリ ┣ アメンメセス-BC1202-1199(KV10)                                                                                                                               プタハ  ┣ セティ2世-BC1199-1193 (KV15)                                                                                                                                   ?   ┣ サプタハ-BC1193-1187(KV47)政治の実権はセティ2世の妃・タウセルトと宰相のバイが握る                                                                                                                                         ?  ┣ タウセルト女王-BC1185(KV14 第19王朝最後)                                                                                                                                       タウセルト ┣ セトナクト-BC1185-1182(KV14 第20王朝初代) カルナックのアメン=ラー神殿建設                                                                                                                                              ┣ ラムセス3世-BC1186-1152(KV11)海の民撃退(ジャヒの戦) カルナックに神殿造営 暗殺                                                                                                                                            ティイ   ┃ ┣ ラムセス4世-BC1151-1145(KV2)父が暗殺された後、混乱を収束させて即位                                                                                                                                       (メルエンプタハの娘)┃ ? ┣ ラムセス5世-BC1145-1141(KV9)アメンの神官団の台頭 天然痘で死去                                                                                                                                                    ┃  テントオペト                                                                                                                                                    ┣ ラムセス6世-BC1141-1133(KV9)クーデターで王位簒奪し、王墓も奪う                                                                                                                                                    ┃     ┣ ラムセス7世-BC1133-1126(KV1)治世記録が無い                                                                                                                                                      ┃     ?                                                                                                                                                      ┣ ラムセス8世-BC1125-1126(王墓不明 同王朝で最も不明瞭な支配者)                                                                                                                                                      ┣ メンチュヘルケプシェフ                                                                                                                                                       イセト  ┣ ラムセス9世-BC1126-1108(KV6)                                                                                                                                                      タカト(KV10)┣ ラムセス10世-BC1108-1098(KV18未完成)                                                                                                                                                               ? ┣ ?ラムセス11世-BC1098-1070(KV4)第20王朝終焉                                                                                                                                                                ティティ?                                                                                                                                                              この頃テーベはアメン大司祭国家となりエジプトには南北二つの王家が並立する

 

           

 

 エジプトに於いて女性が重要な意味を持っていたことは、言うまでもない。クレオパトラもそうであるが、ギザの第一ピラミッドを建設したクフ王の母・ヘテプへレスは、夫のスネフェルが亡くなった後王位に就いたクフ王が幼少であったので、その後見人となり実権を握ったという。ハトシェプスト女王も自分の娘婿トトメス3世を差し置いて20年近くもファラオとして君臨した。アクエンアテンに影響を与えたネフェルティティ、ツタンカーメンを支えたアンケセナーメン、ラムセス2世の正妃ネフェルタリなど数多い。第一王子といえども王位継承権を持つ女性と婚姻関係を持たなければファラオになれないという慣習があったのである。対外的にエジプト王妃を代表する女性は一人。この正妃はファラオと同じように上下エジプトの統治者であり、同じ権利を持っていた。この理由には古代エジプト神話に登場するイシス神の見識と実行力が関わっている。古代エジプトの女性はイシス神を理想として人生の模範とした。