ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

丼。

2010-06-07 | Weblog
かっこみ喰らいが癖の要介護者がいると、食事にもいろいろと気を使うもんである。


お粥は水分全体にとろみがついているからまだいい。
んが、丼物のように、水分多めでしかもとろみがついていないものは結構危険である。
おまけに汁だくだと、ご飯粒は箸にかからない。


かっこみどころか啜り込みを通り越して吸引。
結果、むせる→気管に入る→誤嚥性肺炎起こすというヤな一方通行が起きかねない。


そんなわけで、あんまり丼ものは作らない我が家。
珍しく新玉ねぎで作ってみたとおかんさま。


ワタクシメ「なに?親子丼?」
おかんさま「みたいなもの!」


みたいなものってなにさ。
……他人丼?


予想は斜め国際宇宙ステーション方面。いや野口さん地球に戻ってきてるけど(何)。


親子丼でした。
ただし、鳥は皮だけ。
……そーいや、肉は唐揚げになって弁当のおかずに化けてたっけな……。


皮の脂分のせいか、ほんのり鶏っぽい風味はするものの。
蛋白質は卵だけか、とつつき回してみたら、これがやたらと白っぽい。


豆腐でやんの。





……なにこの偽装精進料理っぽい養子縁組親子丼。おいしかったけど。
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