
ホルテンさんのはじめての冒険 O' HORTEN (2007年ノルウェー 90分)
北欧映画の地味な雰囲気が好きだ。
チャラチャラしていたら凍死してしまう北国の堅実さ。
ささいなことに喜びや笑いを見出す感性。
本作は「キッチンストーリー」のベント・ハーメル監督作品。
フィンランドのカウリスマキ兄弟ほど変わったギャグセンスではないのでご安心を(笑)
この映画、欧州映画好き以外におすすめするなら、鉄道が好きな皆様。
不定期ブログ 「ばちかぶり日記2」を読んでくださっている方はご存知だろうが、
私はいたって不精だが、いちおう鉄ヲタを自覚している。(一番好きなのは線路と架線。)
冒頭の車庫で、がっしりどっしりした真っ赤な電気機関車にほれぼれする。
そして主人公ホルテンが運転するのはノルウェー鉄道が誇るベルゲン急行の最新鋭車両”シグナチュール”。冒頭しばらくはその運転席展望が楽しめる。(雪とトンネルばかりだが)
オスロの街中では路面電車が走り回る。いいねぇ。
さて本題。
ノルウェー鉄道に40年勤めた真面目なホルテンは67歳の定年退職を迎える。
運転士仲間の送別会のあと妙な事態になり、
翌朝の最後の乗務に人生初の大遅刻で、茫然自失!!
(この送別会が鉄道マニアばかりなのが楽しい。余興が路線の音当てクイズ。)
パニックのあと落ち込んだホルテンに、今まで知らなかった人々や人生との出会いが・・・。
高齢化社会・独居社会の哀しさが優しいユーモアに包まれて展開する。
「人生は手遅ればかりだが、逆に考えればいつだって間に合う」
そんな言葉に後押しされて、ホルテンが第二の人生に踏み出すラスト。
※ パッケージ画像のようなシーンはない。邦題から連想する「ほのぼの」系ではなく、クスッと笑える「しみじみ」系である。赤いハイヒールブーツが◎♪
北欧映画の地味な雰囲気が好きだ。
チャラチャラしていたら凍死してしまう北国の堅実さ。
ささいなことに喜びや笑いを見出す感性。
本作は「キッチンストーリー」のベント・ハーメル監督作品。
フィンランドのカウリスマキ兄弟ほど変わったギャグセンスではないのでご安心を(笑)
この映画、欧州映画好き以外におすすめするなら、鉄道が好きな皆様。
不定期ブログ 「ばちかぶり日記2」を読んでくださっている方はご存知だろうが、
私はいたって不精だが、いちおう鉄ヲタを自覚している。(一番好きなのは線路と架線。)
冒頭の車庫で、がっしりどっしりした真っ赤な電気機関車にほれぼれする。
そして主人公ホルテンが運転するのはノルウェー鉄道が誇るベルゲン急行の最新鋭車両”シグナチュール”。冒頭しばらくはその運転席展望が楽しめる。(雪とトンネルばかりだが)
オスロの街中では路面電車が走り回る。いいねぇ。
さて本題。
ノルウェー鉄道に40年勤めた真面目なホルテンは67歳の定年退職を迎える。
運転士仲間の送別会のあと妙な事態になり、
翌朝の最後の乗務に人生初の大遅刻で、茫然自失!!
(この送別会が鉄道マニアばかりなのが楽しい。余興が路線の音当てクイズ。)
パニックのあと落ち込んだホルテンに、今まで知らなかった人々や人生との出会いが・・・。
高齢化社会・独居社会の哀しさが優しいユーモアに包まれて展開する。
「人生は手遅ればかりだが、逆に考えればいつだって間に合う」
そんな言葉に後押しされて、ホルテンが第二の人生に踏み出すラスト。
※ パッケージ画像のようなシーンはない。邦題から連想する「ほのぼの」系ではなく、クスッと笑える「しみじみ」系である。赤いハイヒールブーツが◎♪