うりゃの映画あれこれ

貴君の好物を私も好きとは限らない。同様に私の好物を貴君は嫌いかもしれない。ひとそれぞれ。
主にレンタルDVDで鑑賞。

はじめに。

うりゃ本部での「映画あれこれ」と、 ブログ「ばちかぶり日記2」で書いたぶんを
2008年11月1日、全部このブログに移行しました。

※ すべて原語+字幕で見ております。日本語吹替の評価はしません。
※ マイナー映画や世界各国の映画をもっと見よう!! グローバル文化は「文明」であって「文化」にあらず。

ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

2014年02月02日 | 洋画コメディ
ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 (2007年 原題: Death at a Funeral)

冒頭、ダニエルの父親の棺が到着する。棺を開けてみれば見ず知らずの他人。あわてふためき持ち帰る葬儀屋。どうやら葬儀はすんなり始まりもしない気配である(笑)。
フランク・オズ監督によるアメリカ映画だが舞台はイギリス。役者もほとんどイギリス人。当然会話もイギリス英語。

ダニエルは有名作家になった弟のロバートと比較されるのを嫌がっている。お金もあまりないようだが妻は引っ越しをしたがっている。従妹マーサもアメリカ人の恋人が厳格な父親に認められるか心配している。マーサの弟は怪しい幻覚剤を所持している。葬儀には見知らぬ小人症の男が来ていて「お父上のことで内密に話がある。」という。
次から次へと押し寄せるトラブル。ダニエルは父の葬儀を無事を終わらせることが出来るのか??という群像ブラック・コメディ映画。

次はいったい何が起きるのか?とハラハラしながら笑える。よく出来た展開である。

しかしアメリカ人ってヤツは、これをアメリカを舞台にしてリメイクする。監督も換えて2010年製作の『お葬式に乾杯!』(原題は同じ)がそれである。なんでもかんでも自分とこの話じゃないと楽しめないのかねえ。



ウルヴァリン:SAMURAI

2014年02月02日 | 洋画コメディ
ウルヴァリン:SAMURAI (2013年 アメリカ 原題:THE WOLVERINE)

ヒュー・ジャックマン主演アクション。マーベル・コミックの『X-メン』シリーズの6作目。
アメリカ人は相変わらず原子爆弾をただ『とても大きな爆弾』だとしか認識してないのが分かる描写の長崎への原爆投下から始まる。「いきなりそこで腹切るぅ?」とかもあり、しょっぱなから噴飯ものだが、噴飯はこれで終わらない。ロケ地を知っていると移動や場所のつじつまが合わなく見えるのは仕方がないが(東北新幹線に乗って広島に着いたーーとか色々w)、パンタグラフがない新幹線の動力源はなんだろう??とか日本では護衛がマシンガン剥き身でぶらさげたら銃刀法違反で捕まるよーーとか、「まあーー奇抜なお葬式ですこと!」とか、ミュータントより強いかもしれないヤクザとか、まあこれはSF映画だしな。パラレル・ワールドの日本が舞台のSFコメディ・アクションだと思って見るのが一番だな!!ガンダムみたいな武者アームスーツも出てくるし~。ただ、誰もSAMURAIじゃなかったね。富豪もその息子(真田広之)も我欲に囚われてるし、ウルヴァリンも過去の悩みで悶々だし(笑)。

アクション担当ヒロインの福島リラ(モデル出身)がいい。寸が詰まった平べったい顔だが海外では流行りの「ドール顔・アジア風」なのだろう。騒動の元である富豪の孫娘役ヒロインのTAO(日本人。これもモデル出身)は・・・台詞ヘタだな(笑)。

ジャックマンとTAOがパチンコ屋に逃げ込むシーンもあり、松田優作の遺作であるハリウッド映画『ブラック・レイン』(1989年)を思い出し、久しぶりに見直した。主役のマイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアよりも高倉健や松田優作の演技が光る名作ね。『ブレードランナー』な大阪が主な舞台で日本描写もほとんどちゃんとしてるしね。リドリー・スコット監督。






デッド・フィッシュ

2011年03月07日 | 洋画コメディ
デッド・フィッシュ DEAD FISH (2004年 イギリス・ドイツ 98分)

ちょっと古い、2004年製作のコミカル・サスペンスアクション(?)。日本未公開。
資料にはゲイリー・オールドマン、ロバート・カーライル共演とあるが、主人公は変な顔の若い兄ちゃん、アンドリュー・リー=ポッツ。
パッケージ写真の雰囲気は嘘ハッタリだな(^^A;

錠前屋の青年エイブ(ポッツ)が恋人(エレナ・アナヤ)にちょっと貸した携帯電話が殺し屋(オールドマン)の電話と入れ替わってしまう。
そうとは知らぬ殺しの依頼組織から、錠前屋の持つ電話に指示が来る。
金に目がくらんで恐る恐るちょっと先へ進んでみる兄ちゃん(笑)。
一方、その彼女に「ポッ」と一目ぼれしてしまった中年の殺し屋は、
携帯電話を取り返し、彼女も奪おうと錠前屋を追う。
凄腕のはずなのにマヌケな殺し屋役はオールドマン得意の雰囲気。しかもSMプレイの女王様と歌っちゃうんだよ!!(大笑い)
一日中キレまくりながら借金の返済督促に回っている金貸しがカーライル。これもいつもの役柄ですね。
オールドマンとカーライルがかちあうシーンはほんのちょっと。
ほかに錠前屋の友人のぶっ飛び兄ちゃん(笑える!)とか、状況が読めてない組織のエージェント(ビリー・ゼイン)とか、なんだかマヌケな人間が入り乱れる。
ガイ・リッチー作品をゆる~くした感じ、かな?
殺しの標的役にテレンス・スタンプ。と、配役はやたら豪華。(豪華すぎて使いこなせなかったか?)
基本が英国式センスなので、テンションゆるめです。
ま、私にはじゅうぶん好みの線ですけど~~~~♪♪ どんでん返しあり。


※ やっぱりケータイには目立つストラップを・・・(笑)

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

2011年01月30日 | 洋画コメディ
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
THE HANGOVER (2009年 アメリカ 100分)

結婚式の前にラスベガスでハメをはずそうと出かけた悪友3人組と花嫁の弟。
どんちゃん騒ぎの翌朝目覚めてみればホテルの部屋はハチャメチャ。
バスルームには獰猛そうな虎が一匹。そしてクローゼットにはなぜか赤ん坊が!!!!
しかも肝心の花婿本人が見当たらず、残された3人には記憶がまったくなかった・・・。

赤ん坊を抱えて、花婿をさがすために昨夜の真相究明に奔走する彼ら。
徐々に明らかになる衝撃かつ支離滅裂な真実!!!(大笑)
演じるのはあちこちでよく見る中堅どころの役者&コメディアンたち。
キレイどころは、ヘザー・グラハムほか。

よく出来た、ミステリータッチの爆笑コメディです。
エンドロールでも残された謎が明かされるので、お見逃しなく。


※ 飲んだくれて記憶をなくした事のあるヒトは身につまされる??(私は下戸。)


屋根裏のエイリアン

2010年08月14日 | 洋画コメディ
屋根裏のエイリアン Aliens In The Attic (2009年 アメリカ 86分)

ファミリー・SFコメディ。
ホームでもアローンでもないが、言うなれば『ホームアローン』的な。

大人5人、子供6人の2家族でやってきたリゾート地の貸家。
来て早々にアンテナが壊れ、屋根に上がってみればそこには
小さいけれど凶悪な?エイリアンの斥候・先陣小隊が!!!
エイリアンは人間を遠隔操作する武器を持っているけれど、それは大人にだけ有効。
さっそく操られてしまう姉貴の彼氏(元々いやなヤツ)。
エイリアンの目的を阻止するため、子供たちだけで大奮闘!!
お祖母ちゃんの昇竜拳は爆笑ものか。
エイリアンだけど穏やかでオタクなエンジニアが人間の味方となります。


※ ファミリー向けとして普通にワクワク面白いのでご家族でどうぞ。

ソウル・メン

2010年07月10日 | 洋画コメディ
ソウル・メン SOUL MEN (2008年アメリカ 100分)

TSUTAYA独占レンタル品。
サミュエル・L・ジャクソンとバーニー・マック(『オーシャンズ11 』ほか出演)の
ソウル・ミュージック&ドタバタ・バディ・ムービー。

伝説のソウルグループ「マーカス・フックス&リアル・ディール」は、マーカスがソロで成功し、
残された「リアル・ディール」のルイスとフロイドはパッとせずにケンカ別れしてしまう。
それから30年後、マーカスの訃報と葬儀コンサートの出演依頼が舞い込んでくる。
服役後ひっそり暮らすルイスと、成功した商売を甥にゆずったフロイド。
2人は「リアル・ディール」を再結成し、ニューヨークのアポロシアターへと大陸横断の旅に出る。
ちょっとエッチな話もある中年男2人の珍道中。
ベテラン2人の、笑って泣かせて懐かしいソウルミュージックたっぷり映画。

ところで、映画クランクアップ前にバーニー・マックが肺炎で死んでしまった。享年50歳。
その翌日、ちょこっと出演してた大物ミュージシャン、アイザック・ヘイズも脳梗塞で急死した。
・・・・・・・・・どういうこと??  南無阿弥陀仏。


※ アイザック・ヘイズ以外にも大物ミュージシャンが出ている模様。
私はあまりよく知らないが、モータウン系ではなく、スタックス・レコード?


ROCKER 40歳のロック☆デビュー

2010年02月25日 | 洋画コメディ
ROCKER 40歳のロック☆デビュー THE ROCKER (2008年 アメリカ 103分)

この作品、『TSUTAYA独占』だそうで。つまり独自配給レンタル。
20年前から業界のほんの片隅で、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の拡大を眺めていたが、
私が足を洗ってからも色々な会社を呑み込んでますますのご発展っぷり。
『いやはや。なんだかな~~。』と思いながらも利用している。
ま、それはさておき。

本作の主人公は、かつてメジャーデビュー直前にバンド「ヴェスヴィオス」をクビになったドラマーである。
ビートルズ・ファンなら『それってピート・ベスト??』と思うだろう。
そう、本作は彼のエピソードを元ネタにし、ピート本人もカメオ出演している。
近年はビートルズのトリビュート・バンドなどでも稼いでいるピート本人は、
DVD特典で『ずっと同じ妻と暮らして孫にも囲まれている。僕が一番幸せさ。』と語っている。

しかし、映画の主人公フィッシュのその後の人生はバンドのトラウマから仕事も長続きせず、
40歳にもなって姉の家に転がり込む負け犬人生まっしぐら。
が、ひょんなことから高校生の甥のバンドに参加することになり、
いたいけで純真な高校生男女3人を巻き込んで、少々メタボな熱血ロック馬鹿が復活する!
親に怒られて集まって練習ができず、各自宅をネットでつないで練習していたところ、
その映像を妹がYouTubeに投稿して大ヒット!!
はたして彼は「ヴェスヴィオス」を超えることができるのか??!!

フィッシュと若者たちの青春サクセスコメディ、ってとこかな。


※ ジャック・ブラック作品ほどバカでもなく、メタボ的見苦しさ度も少ないよ(笑)。

あなたは私のムコになる

2010年02月25日 | 洋画コメディ
あなたは私のムコになる THE PROPOSAL (2009年 アメリカ 108分)

まだまだ安心して見られるサンドラ・ブロック主演ラブコメディの新作。
なんかサンドラ、若返った??  (・・・・・なんかした?w)

ニューヨークの出版社でバリバリ働くキャリアウーマン、マーガレットはカナダ人。
就労ビザの更新申請を怠り、国外退去の危機に瀕したマーガレットは、
日ごろアゴで使っている部下のアンドリュー(ライアン・レイノルズ )との結婚をとっさに宣言。
「私がクビになったら、あなたももう編集者になれないわよ。」と脅されて
アンドリューもイヤイヤ偽装結婚の片棒を担ぐハメになる。
しかし、2人の前には移民局の厳しいチェックが待っていた。
その言い訳のために、急遽アラスカにある彼の実家に向かった彼女を待っていたのは・・・・。

ずっと孤独に突っ張って生きてきたマーガレット。
跡取り息子ながら父親に反発し、自分の夢を持つアンドリュー。
すったもんだの末に2人の気持ちは・・・・・・
当然、ハッピーエンドが待ってますのでご安心を(笑)。


※ この年齢(1964年生まれ)にして見事なセミヌードを見せるサンドラ。
画像修正があるんじゃないかと目を凝らしたが、よくわからん(笑)。

トゥー・ウィークス・ノーティス

2010年01月04日 | 洋画コメディ
トゥー・ウィークス・ノーティス TWO WEEKS NOTICE (2002年 アメリカ 122分)

後で見るつもりでいて5年以上見逃していた1本。
情けないハンサムやらせたら世界一!のヒュー・グラントと、ラブコメの女王サンドラ・ブロック共演。
撮影当時40歳前後の二人ですが、まだまだやりますラブコメディ。
でもサンドラ、少し顔がゴツくなったね。ドイツ系の血ゆえか?

見た目のよさから大手不動産会社の名ばかり社長をやってるお気楽へたれな富豪の次男。
社会運動派の両親に育てられて大企業を目の仇にしてるけどバリバリ有能な女弁護士。
ええ、もう、安心して気楽に見られるハッピーエンドのラブコメディです

バーン・アフター・リーディング

2009年11月22日 | 洋画コメディ
バーン・アフター・リーディング BURN AFTER READING (2008年 アメリカ 96分)

「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟による軽い出来のブラック・コメディ。
今回はプロの犯罪者は登場しない。せいぜいアホが恐喝を試みる程度。
CIAの内部情報と思われた1枚のディスクをめぐって、無関係だった複数の人物が思いもよらないドタバタ状態に陥っていく。

軽すぎて本来のコーエン兄弟製コメディとしての面白さに欠ける。
「ノーカントリー」なんて、ヘビィなバイオレンスものを作った反動だろうか?
どうやら、豪華すぎるキャストに映画が負けてしまったようだ。
そのキャスト。
ジョン・マルコビッチ、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド(「ファーゴ」主役。ジョエル・コーエンの夫人。)ほか。
それぞれが、それぞれのゴシップイメージを思わせる性格設定になっている。
つまり、順に言えば、キレやすいアル中。女好きの浮気性。ハンサムな馬鹿。ヒステリー気質。変人。。。。。(笑)

エンディングテーマ曲がいい。劇中のCIAがいいかげんで間抜けだったので余計に笑える。
1960年代のグループ“The Fugs”による“CIA Man”。
Fucking-a man! CIA Man!~~~♪


※ こんなに豪華な顔ぶれじゃなかったらもう少しイケたか。

ドラゴンボール EVOLUTION

2009年08月30日 | 洋画コメディ
ドラゴンボール EVOLUTION (2009年 アメリカ 86分)

悪評サクサクとはいえ、見なければ語れない。
いやぁ~~~~ ほんっとに、ただの“アメリカ少年カンフーもの”でした(笑)。
アメリカって他文化を誰にでもわかるように骨抜きにするのが得意よね~~。
それに、日本も中国もインドも一緒くたに“禅”とするのはアメリカではもう定着しちゃってるのねぇ。。

ところで魔王ピッコロの色っぽい手下マイ役で田村英里子が出てたんですが・・・
時々どうしても“鳥居みゆき”に見えてしまって。(爆笑)


※ ま、ファンタジー版「ベストキッド」(古いっ)を見るつもりで・・・・・・・

キル・ブル ~最強おバカ伝説~

2009年08月18日 | 洋画コメディ
キル・ブル ~最強おバカ伝説~ KILL BULJO (2007年 ノルウェー 96分)

パッケージでおわかりの通り、かの迷作にして傑作な“キル・ビル”のそのまたパロディのコメディ。
しかも北欧はノルウェー映画だよ(笑)。

婚約パーティーを襲撃され昏睡状態に陥った男、ユンパ。
病院で男たちの手厚い看護?を受け覚醒した彼は、尻の穴に痛みを感じながらも復讐を誓う。
お下品でおバカでゆるくて変態で・・・・・まあ、普通の人が見たら「金返せ!」だわなぁ~~~。
わたしゃ、この下品なゆるさが快感で(笑)。

まだ若いトミー・ウィルコラ監督の新作はナチス兵ゾンビ映画だって! 楽しみ~♪♪(私だけか?)


※ お約束の黄色いトラックスーツがなんかペラペラの安物だが、雪山のシーンではちゃんと同じ色の防寒スーツになっていた(笑)。

テネイシャスD  運命のピックをさがせ!

2009年03月07日 | 洋画コメディ
テネイシャスD 運命のピックをさがせ!
TENACIOUS D IN THE PICK OF DESTINY (2006年アメリカ 93分)

我が身以外のおデブは見苦しい(笑)。しかしジャック・ブラックも見慣れてきた。
この映画は日本では少し年がいったロック・ファンに受けると思う。
“テネイシャスD”とは1994年からジャックと共演のカイル・ガスが実際に組んで活動しているバンド名。
なかなかいい声をしているのよね、彼。
派手メイクをするとオジー・オズボーンになっちまうが(笑)。

なつかしきロック・オペラで始まる子供時代(子役がソックリ♪)
信心深く厳格な父親役は、あのミートローフ(「ロッキー・ホラー・ショー」ほか)!!
部屋のポスターから語りかけるのはメタルの始祖ロニー・ジェイムス・ディオ(現在66才)。
悪魔の法典によりロック対決を受けざるを得ない悪魔役はデイヴ・グロール。
元ニルヴァーナのドラマーで現在フー・ファイターズのリーダーですな。
ほかにもロック関係者が出ていそうだが未確認。とにかく音楽がいい。
役者は製作も兼ねているベン・ステイラーとか旧友ティム・ロビンスが、
楽しそうに脇役のヘンな登場人物をやっている。

ストーリーは、孤高のおデブな勘違いロッカー2人が出会い、
有名になるための秘策と思われる「悪魔のギターピック」をロック博物館へ盗みに行く・・・という、
ベタなギャグ・シモネタ・カーチェイスアクションなどを散りばめた、しょうもないB~C級コメディ。
なぜかアコースティックギターでメタルだし。ラストもヘタレだし。
しかし、そこにあるロックへの愛は本物と思われる(笑)。
ジャック・ブラックがスター俳優に出世したからこそ作れた映画でしょう。
ああ、ロック・オペラは耳に気持ちいい。


※ コメディ映画ファンではなく、ロックファンにおすすめ?

燃えよ!ピンポン

2009年01月31日 | 洋画コメディ
燃えよ!ピンポン BALLS OF FURY (2007年 アメリカ)

ハリウッド製のおバカ卓球コメディ。
「燃えよドラゴン」のパロディでもある(少しだけ)。
監督・脚本は「ナイト・ミュージアム」の脚本家ロバート・ベン・ガラント。
主役はオデブな新鋭ダン・フォグラー。(舞台出身。トニー賞受賞歴あり)
卓球ネタということで、アジア系俳優がぞろぞろ。
ジェイソン=スコット・リー、ジェームズ・ホン、マギー・Q、ケイリー=ヒロユキ・タガワなど。マシ・オカも。

悪役ミスター・フェイにクリストファー・ウォーケン。
中国人にしか教えない卓球道場の弟子だったんだからフェイは中国人よね。
だけど演じるのは、ウォーケン(笑)。
「まだエルトン・ジョンのお下がりの服を着ているのか?」とか言われる悪趣味なド派手な衣装で楽しそうだった。

かつて天才卓球少年だったランディはソウル・オリンピックでぶざまな負け方をし、全米の笑いものになった。
しかもその時、卓球賭博にかかわっていた父は殺され、20年後の今は卓球曲芸で細々と生活する日々。
そんな彼に「裏社会の卓球大会に潜入してくれ。」とのFBIの依頼が。
卓球の腕を鍛えなおすために連れていかれた先は、盲目の中国人老師の卓球道場。
試練を経て(?)潜入した先は、父の仇であり老師が破門した弟子であり、武器密輸商人であるミスター・フェイが開催するものだった。
世界各国のメダリストが集まっているが、敗者は殺されるデス・マッチ・トーナメント。
ああ、ランディの運命は!?


※ くだらなくて面白かった♪♪ ただし「卓球」には期待しないこと。

リトル・ブリテン  スペシャル

2008年12月02日 | 洋画コメディ
リトル・ブリテン  スペシャル Little BRITAIN (2005年 イギリスTV )

「モンティ・パイソンのフライング・サーカス」以来、英国国営放送BBCのブラックジョークってのは好きなのよ。「宇宙船レッド・ドワーフ号」もBBCでしょ。幼児向け番組だけど「テレタビーズ」も大好き。
ファッション業界の中年女2人の「アブソリュートリー・ファビュラス(Absolutely fabulous) 」、通称アブファビは爆笑もんだったよなぁ。いまさら日本版DVD出ないよなぁ。(私は字幕なしは無理。)

この「リトル・ブリテン」、英国では有名らしいコメディアン2人(マット・ルーカスとデヴィッド・ウォリアムズ)が色々な人間に扮装して繰り広げる超過激なTVシリーズ。今回見たのはスペシャル版。
ぜったいに日本受けしない超ブラックな笑いのネタは、まぁ好きな種類なんですけどね・・・・
・・・・・・・一部の変装があまりに醜い。
自分が太っているから、あんまり醜いデブは見たくないのよねぇ。

今年前半に見た「エキストラ」もイマニイマサンだったし。
なんか面白いBBCコメディないかなぁ・・・・・・

※ ふぅ・・・・・・・