うりゃの映画あれこれ

貴君の好物を私も好きとは限らない。同様に私の好物を貴君は嫌いかもしれない。ひとそれぞれ。
主にレンタルDVDで鑑賞。

サイン・オブ・ゴッド (イエスのビデオ)

2009年01月31日 | 洋画ハラハラドキドキ
サイン・オブ・ゴッド DAS JESUS VIDEO (2003年ドイツ)

5年ほど前に発売された時から「見ようかな。いや、やめておこう。」と幾度思ったか(笑)。
原作はハヤカワ文庫NVで出ている「イエスのビデオ」。
上下巻という大作で、これも書店で見かけたが買ってない。

パッケージ画像だとなんかSFっぽいでしょ。
箱裏の解説を丸ごと引き写せば、
「2000年前の遺跡から発掘された、タイムトラベラーの遺骨とビデオカメラの説明書。
その未来人は、キリストの姿を写した“イエスのビデオ”を後世に遺したという。
果たしてカメラは実在するのか?そしてそれは聖地エルサレムの何処に眠る?
世紀の大発見を追う若き考古学者を襲う謎の秘密結社“神の軍団”。
灼熱の砂漠を駆ける壮絶な闘いの果て。ついに聖なる宝はその姿を現す。
そしてタイムトラベルをめぐる全ての謎が解ける時、明らかになる驚愕の真実とは?」

う~~~ん、なんか微妙・・・。

ま、ついに見てみたわけですが。
そもそも、SONYのビデオカメラのHDDが2000年たっても作動可能だなんて!!
え? ドイツで販売しているSONY製品にはソニー・タイマーがないんですか?(笑)
しかもしかも今から500年前にはバッテリーも大丈夫だったの?(本気で神の奇跡だな。)

で、お話のほとんどは謎の組織とどちらが先にビデオカメラを探しだせるか、というアクションです。
ほぼ無関係な人間を次々に殺すのも厭わない組織と対抗しているわりに、主人公が白昼堂々と素顔で歩きまわっています。
ま、捕まっても主人公は殺されませんが。
以下、少々ネタバレ。
だって主人公が死んだら、この話全体がなかったことになってしまうタイム・パラドックス(笑)。
パラレルワールドで考えれば、仮に殺されても「殺されなかった並行世界」へ話がつながるだけだなぁ、などと思いつつ・・・。
その2000年前のエピソードがもっとあるのかと思っていた私の一方的な思い込みで、どうもね、肩すかしだったんですよ。はい。


※ そういえば、ハヤカワ文庫もSFジャンルじゃなくてNVジャンル(冒険小説)だったわぁ。。。


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