うりゃの映画あれこれ

貴君の好物を私も好きとは限らない。同様に私の好物を貴君は嫌いかもしれない。ひとそれぞれ。
主にレンタルDVDで鑑賞。

はじめに。

うりゃ本部での「映画あれこれ」と、 ブログ「ばちかぶり日記2」で書いたぶんを
2008年11月1日、全部このブログに移行しました。

※ すべて原語+字幕で見ております。日本語吹替の評価はしません。
※ マイナー映画や世界各国の映画をもっと見よう!! グローバル文化は「文明」であって「文化」にあらず。

追記。

2011年03月07日 | 荒唐無稽が好き♪
この前書いた『レポゼッション・メン』で書き忘れたことがあった。

主人公(ジュード・ロウ)が同僚(フォレスト・ウィテカー)とテレビを見ているシーンがあるんだが・・・
後方に見えるテレビでやっていたのは・・・
あれは・・・・・プププ。
モンティ・パイソンの『人生狂騒曲』(Monty Python's The Meaning Of Life)の1スケッチだ!!(笑)

家に2人の男がやってくる。
ジョン・クリーズが 「Hello! Uh・・・ Can we have your liver?」
(こんちは。え~~~、肝臓下さいな。)
臓器提供にサインしたら、生きてるうちに取りに来たっていうコント。
ギャーー!!と玄関先で取り掛かられちゃうんだが、この映画そのまんまやな、と。
ま、それだけの話。
パイソン・ファンは見逃さないっ 

処刑人II

2010年10月16日 | 荒唐無稽が好き♪
処刑人II  The Boondock Saints II: All Saints Day (2009年アメリカ 118分)

10年前に作られた前作、『処刑人』は大好きだった。
ショーン・パトリック・フラナリーとノーマン・リーダス。元気がいい美男2人のテンポ良い荒唐無稽な悪人退治。
しかし、あれから10年・・・・・・・・・美青年もオッサンになる(泣)。
顔に腕に背中に弛みが(泣)。
オッサンが若い頃と同じ性格ではただのマヌケだ(泣)。ああ、なんちゅうこっちゃ(泣)(泣)(泣)

しかも、前作は兄弟に対抗するFBI捜査官役のウィレム・デフォーという強力な筋(スジ)が1本通っていた。
本作には女性捜査官が登場するが、彼女の立場をあいまいにしたためにストーリーを支える筋がなくグダグダだ。
しかも!! ゴージャスなピンヒールとシーム入りストッキングの脚のアップで登場しながら、上半身にパンしたら全然ゴージャスじゃない女優!!(泣)。

それから、撮影監督が変わったせいかアクションシーンにも、もたつきがある。
役者のトシのせいではなく、前作のほうが映像の切り替えがカッコイイのだ。
(DVD持ってるので、また見て確認した。)

と、ひたすら泣いてしまった残念な続編。
スタイリッシュなアクション映画の続編はただのコメディに・・・・・・(大泣)


※ 劇中では明言してないけど、キリスト教会が関与してるって設定は不謹慎だが笑える。


アドレナリン2 ハイ・ボルテージ

2010年02月06日 | 荒唐無稽が好き♪
アドレナリン2 ハイ・ボルテージ CRANK:HIGH VOLTAGE (2009年 アメリカ 96分)

前作では中国毒を盛られてアドレナリン大放出しつつ敵を追い、
格闘の末にヘリから落下して地面に叩きつけられた、
あのラストシーンからそのまま話が始まる、ジェイソン・ステイサム主演ぶっ飛び続編。
しかも、前作はたかがR15指定だったが、本作は立派に18才未満禁止指定。
モラルを重んじる方、良識ある『気の優しい』方はやめておきましょうねぇ。
(ま、パッケージ写真でわかるかな。)

のっけからトップスピード。最後までトップスピード。
不死身の男チェリオスは、今度は心臓を盗まれ、頻繁な充電が必要な人工心臓を抱えて暴走する。
『オレの心臓はどこだーーーー!!』

画面いっぱいの手術シーンやら、
画面いっぱいのオッパイやらお尻(男のもw)やら、
いちいち派手な銃撃戦で死体の山&血の海、撃たれて萎む整形オッパイ。
体に直接充電する電力求めて車のバッテリー、スタンガン、高圧電流なんでもO.K.
変電所では何故か敵ともども巨大化して、ゴジラかキミらは。
電源なければ皮膚摩擦だ!と、競馬場の大観衆の前で恋人イヴとイッパツ。
イヴ(エイミー・スマート)はイヴでノーパンのまま警官相手に大暴れ。
チェリオスに付きまとうガリガリ貧乳な中国人娼婦役のバイ・リンは見事にぶっとんでるし。
お下劣お下品なんでもあり。荒唐無稽の大笑い。

ここまでやってくれるジェイソン・ステイサム、大好き
クールな『トランスポーター』とどっちが好きか・・・う~ん、むずかしいとこだ。

ところで、道で待遇改善デモをやっているポルノ俳優たち、あれみんな本物なんでしょうねぇ。
さすがの私もアメリカンポルノまでは知識がないもんで(笑)。


※ 1作目で笑えた『同志』だけにおすすめ!!

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

2009年07月03日 | 荒唐無稽が好き♪
ヘルボーイ ゴールデン・アーミー 
Hellboy II: The Golden Army(2009年アメリカ 120分)

「ブレイド2」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督。
2004年の「ヘルボーイ」の続編。
前作はコミック原作に忠実だったが、興行的にいまひとつだったもよう(まあアレじゃね。)。しかしDVDの売り上げはよかったので続編決定。
結果的にアメリカでは前作を上回る大ヒットとなったらしい。
今回のストーリーは、監督オリジナルなダークファンタジー・アクション。
かつて強欲な人間との戦いを黄金の機械軍団(ゴールデン・アーミー)で制した妖精の王は、そのあまりの無敵さに黄金軍団を封印し人間と和解した。それから幾世紀、人間の変わらぬ強欲さを憎む妖精の王子が謀反を起こし軍団の復活をたくらむ。
超常現象捜査防衛局でエージェントとして活動している“地獄生まれの正義の味方”赤鬼ヘルボーイと、炎をあやつるリズ(ヘルボーイの恋人)、知性派半魚人エイブなど、前作と同じ登場人物たちがこれに立ち向かう。

予算が少なく苦労したようだが、それが逆にオリジナリティ溢れる映像となった。過去の妖精対人間の大戦争シーンなど、実写でやったら某ファンタジー大作のまねになってしまうところを、安上がりな人形アニメで製作したためかえって非常にリリカルな中世ヨーロッパ的風情が出たと思う。
一方、トロールやゴブリンや死の天使など不気味なクリーチャーもスターウォーズなみに山ほど出てくる。「トロールの市場」にはうじゃうじゃ。超常現象捜査防衛局内も、“メン・イン・ブラック”みたい。
ゴシックな美術を背景に、槍の使い手である王子の軽業的アクションもきれがよく、ヘルボーイのストレートな力技に対抗する。
前回あまり出番がなかった半魚人エイブが、今回は兄の企みを阻止しようとする妖精王女に恋するロマンチィック面もあり。


本作は監督の趣味の世界が詰め込まれている。
初期からこだわる“金属製の精密からくり”“昆虫趣味”、“ダークファンタジー”に“カンフー系アクション”。いずれも私が好きなものばかり(笑)。
かねてからやりたかった事をかなり盛り込んだらしい。
ダークな「デビルズ・バックボーン」や「パンズ・ラビリンス」より娯楽的で、古今東西の伝説ヲタク的で、しかもヘルボーイはお茶目だ。
ディ○ニーの「ティ○○ーベル」と違って、妖精が人間に奉仕なんかしてない、対等かつ異世界の住人なのも良いねぇ。。。ケケケッ


余談だが、妖精の王子も王女もプラチナブロンドの髪に獣の目。北欧系の極度に色素の薄い金髪碧眼は、欧米人にとっても人間離れして見えるのだろうなぁ、とファンタジー映画を見るといつも思う(苦笑)。


※ 予備知識なしで見たので、余計に気に入った(笑)。やっぱりギレルモ監督、好き♪

ショーン・オブ・ザ・デッド

2009年02月07日 | 荒唐無稽が好き♪
ショーン・オブ・ザ・デッド Shaun of the Dead (2004年イギリス)

監督エドガー・ライトと主演サイモン・ペッグの共同脚本。
私が先日書いた「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」の前作。
なるほど、本作の出演者の多く(ニック・フロスト、ビル・ナイ他)が次作のホットファズにも出ていた。

タイトルの「ショーン・オブ・ザ・デッド」は、マニアおなじみ、ゾンビ映画の金字塔「DAWN OF THE DEAD」(ドーン・オブ・ザ・デッド。邦題「ゾンビ」。)に主人公ショーンの名前を掛けた洒落である。
監督はジョージ・A・ロメロやサム・ライミの大ファンということで、本作もゾンビ映画である。
確かにゾンビ映画なのだが、笑える。
言い換えれば、コメディだが、ちゃんとしたスプラッタ・ゾンビ映画になっている。
ゾンビに襲われたり逃げ惑う時に、恐怖をあおるか、それとも、すっとぼけるかの演出の違いで、
同じようなストーリー同じような映像でも別ジャンルになりうる。
その手口で笑えるサスペンスになったのが「ホットファズ」であるのは前述したとおり。

長年つきあった彼女に別れを切り出されたショーン。
パブで痛飲のあと、傷心の朝を迎えたショーンは全然気がつかなかったが、
前夜から既に、街にはゾンビ化した近所の人間があふれていた。
避難、逃走、立てこもり・・・
親族や友人知人のゾンビ化・・・・
それでも最後の最後にはまた笑わせてくれる。

とてもよく出来ています。

自宅でゾンビに投げつけるものがなくなってレコードを投げる。
「それは限定盤だ!」「じゃぁ、ダイアーストレイツは?」「投げちまえ!」
結局、納屋をぶち破って持ち出したものが、スコップとクリケットのバット。
というあたりいかにも英国。
パブでゾンビに襲われている時に突然ジュークボックスが自動選曲するのは、
クイーンの“Don't Stop Me Now”(笑)。


そもそも、恐怖も極まれば笑いになる。
かの伝説のスプラッタ映画「ブレインデッド」で大笑いしたマニアも多かろう。
コメディーも行き過ぎればホラーになるしね。どれが、とは言わんが。


※ ゾンビの群れを抜けるには「ゾンビのふり」をするに限る!?その前にレッスン♪


東京ゾンビ

2009年01月09日 | 荒唐無稽が好き♪
東京ゾンビ (2005年 日本)

浅野忠信のアフロヘアはともかく、哀川翔がハゲ。(よく似合う!!!)
花くまゆうさく原作のガロ系ヘタウマ傑作漫画「東京ゾンビ」の映像化である。
監督・脚本は「殺し屋1」(脚本)などの佐藤佐吉、初監督。

近未来の東京、産業廃棄物のゴミ山「黒富士」からゾンビが現われ、人々を襲い始めた。
黒富士近くの消火器工場では、
ハゲのミツオとアフロのフジオの師弟コンビが地味な「柔術」の稽古に励んでいた。
熱血中年ミツオと、少し頭が足りないフジオ。
2人は「ロシアへ渡ってジュージュツを極めるんだ!」という目的のために、
ゾンビを蹴散らかして脱出するが・・・・

5年後・・・金持ちが奴隷とともに住む安全地区。
「ゾンビ・ファイト」の闘技場に格闘家として成長したフジオの姿があった。
師匠ミツオはどこへ・・・・・・・。

ブラック脱力系荒唐無稽の見本のような男の友情サバイバル映画。
しかしこれが笑って泣かせ、泣いて笑わせるって言うか、
いやぁ、なかなかの傑作(笑)。
原作者が柔術家でもあるということで、格闘シーンも渋いワザを使う。
(柔道でなく“柔術”。寝技が多彩。)
他の出演は古田新太、楳図かずお、曽根晴美、奥田恵梨華、及び原作者本人。


※ パッケージ写真で「面白そう。」と思う人にオススメ。

シューテム・アップ

2008年11月07日 | 荒唐無稽が好き♪
シューテム・アップ   Shoot'Em Up (2007年 アメリカ )

深く考えちゃいけない、クール&スタイリッシュな銃撃戦を追求した痛快ガン・アクション!!!!ですな。
ガイ・リッチー監督の「リボルバー」とどっちにしようかと思ったのですが、
こっちのほうがシンプルに面白そうだったので・・・正解だったかな。

主役のクライヴ・オーウェンは、「エリザベス:ゴールデンエイジ」で見たばっかりでしたが、
傑作「トゥモロー・ワールド」の主役でもありましたか。
1~2年で顔が老けた???
男くさいけど情けない濃い顔のイギリス人ってめずらしいような(笑)

主人公スミスは銃がキライでいつも丸腰です。
でもひとたび銃を持たせると、とんでもない凄腕です。
それにはワケがあるんですが、ま、それは置いといて。

なぜか命を狙われている新生児を守って疾走します。
疾走しながら、真相を探ります。
協力者は母乳プレイの娼婦ドンナ(美女モニカ・ベルッチ)。

「ありえねぇ~~~!!ウソうそ!!」と言いたくなる銃撃戦の連続。
敵の人数がハンパなく多いけれど、一発必中で全部片付けられる。
ええ、そりゃもうバッタバッタと死体の山。ホントに「山」(笑)。
でも敵の弾は主人公にはかすりもしません。
ドンナとの駅弁セックス中だって無敵です。(わかんない人ゴメン。)

クールに見えてもキレやすく、
銃規制を唱えていたはずの政治家が寝返ったと知れば、容赦しません。

ブラックな笑いとボケ、多彩な銃撃戦を理屈抜きでお楽しみ下さい。


※ タイトル「Shoot them Up」=全部撃っちまえ! ってとこか?

プラネット・テラー

2008年11月05日 | 荒唐無稽が好き♪
プラネット・テラー   (2007年 アメリカ )
PLANET TERROR/ROBERT RODRIGUEZ'S PLANET TERROR

B級映画マニアにはたまらない、むっちゃ悪趣味エログロな、
「近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー・コメディ」。
ええ、快才ロバート・ロドリゲス監督でやんす。

わざと映像荒れさせてますが新作です。
タランティーノ監督とホラー映画2本立てを競作したときの再編集版。
(タランティーノ編は殺人鬼ドライバーの「デス・プルーフ」)

感染症によるゾンビがあふれる田舎町。
ゾンビに片脚を奪われたセクシー・ヒロイン(ローズ・マッゴーワン)の“片脚マシンガン”炸裂!!
爽快・快感・やっちまいなっーーー!!!
相手はゾンビですから。 遠慮なく殺しちゃって下さい。

女医さんの「ガーターベルトに注射器」とかもフェチ向き(笑)。


※ 架空の映画「マシェテ」の予告編がくっついてます。 コレ、映画化してくれーー!

ジャンゴ(続・荒野の用心棒)/スキヤキウエスタン ジャンゴ

2008年02月11日 | 荒唐無稽が好き♪
マカロニ・ウエスタンを英語で見るべきか、イタリア語で見るべきか。

懐かしの傑作、フランコ・ネロ主演「ジャンゴ(続・荒野の用心棒)」を借りた。
子供の頃に見たのはTV放映だろうから日本語だ。
大人になって見たVHSは英語だったろう。
DVDになったら、イタリア語も入っていた。
ここは・・・・・・私の原語主義からもイタリア語でしょ。
耳慣れた主題歌はやっぱり英語の方がいいけれど、
英語セリフを覚えるほど見込んでいたわけではないので、本編は問題なし。
美声ばかりの吹き替えよりも、やっぱり原語がよろしい。

なんで今頃「ジャンゴ」か。
(邦題はイーストウッド主演の「荒野の用心棒」に便乗しただけなので無視しましょ。)
三池崇史監督の「スキヤキウエスタン ジャンゴ」を見たら、
やっぱり元のがまた見たくてたまらなくなったのだ(笑)。

 

私が既に子供の頃(大昔)に、主人公が白人的ヒーローなハリウッド西部劇よりも、
人間くさくて何でもありのマカロニウエスタンの方が好きだったのは、
やっぱり双葉の頃から、ヒネクレ者ということか。
しかもジェンマやイーストウッドではなく、フランコ・ネロ(笑)。
無口でニヒルな男が棺おけをずるずる引きずって泥道をやって来る。
なぁんてカッコイイんでしょ、と。。。。(変!)

荒唐無稽さと暴力描写がウリの三池監督作品は、
私がヤクザものが嫌いなので、異色の3作くらいしか見ていない。
(中国の鳥人/着信アリ/妖怪大戦争)
「スキヤキウエスタン ジャンゴ」は西部劇設定の時代劇で対立グループが源氏と平家で、
しかも全編「英語」という、設定自体が荒唐無稽。
そのためかストーリー的にはそれ以上荒唐無稽にはなれず、
少々ダラダラと遊びに耽ってしまったという感じ。
セリフが英語なのは、ヘタなセリフを聞かされるよりもヘタな英語を聞いてるほうがマシなので気にならなかった。
タランティーノが出ていたり、桃井かおりがやたら恰好よかったり。
木村佳乃も自慢の脚をさらしてがんばるが、踊りがヘタ。
個性派俳優を集めて遊んだという感じですな。何故か主人公が霞んでます。
ま、三池監督が「ジャンゴ」及びマカロニウエスタンを好きなのはよくわかりましたから~♪

香川照之は、やっぱり上手い(笑)。好きです。

で、大元の「ジャンゴ」ですが。
40年以上前の映画でも、まだじゅ~~ぶん楽しめます。
フランコ・ネロは少し年を食った役柄なのに時々幼く見えると思っていたら
実はメイクでシワを作った23歳だったそうな。なるほど。

ま、米欧の西部劇にパクられた黒澤明監督も師と仰ぐのは「駅馬車」のジョン・フォード監督だったわけだし。
因果はめぐる、色々と。(なんのこっちゃ)

アドレナリン

2007年12月29日 | 荒唐無稽が好き♪
アドレナリン  CRANK 2006年 アメリカ・イギリス

「トランスポーター」のジェイソン・ステイサム主演のノンストップ・娯楽アクション!!!
いやぁ、スゴイです。笑えました。
ただし色々な意味で、お子様とマジメな方は見てはいけません。

冗談のわかるアクション好きな大人に♪

プレスリー VS ミイラ男

2007年10月05日 | 荒唐無稽が好き♪
プレスリー VS ミイラ男  BUBBA HO-TEP 2002年アメリカ

替え玉と入れ替わったきり本人証明できなくなったエルヴィス・プレスリーが、老人ホームで生きていた!!!おまけにJ・F・Kも黒人になって生きていた!!!
そんな爺さん2人が謎のミイラ男と戦う!!!
なんて設定の映画、普通は見ませんよねぇ・・・

私の場合、あまりにバカバカしい設定と、エルヴィス役が「死霊のはらわた」のブルース・キャンベルだっていうんで、「ヘタしてもそれはそれで面白そうだな。」と(笑)。
鬼才ドン・コスカレリ監督の低予算アクション・ホラー(コメディ?)。

老いを感じ始めた年齢の方におすすめです。
若い人にはこのエルヴィスの悲哀がわからんでしょう。
バカバカしいのに、ちょっと泣かせます。

積極的には薦めないが、個人的には損はなしっ♪♪

評価:えへへ。  2007年10月筆


コンスタンティン

2007年10月05日 | 荒唐無稽が好き♪
コンスタンティン  CONSTANTINE 2005年アメリカ

これ好きなのよ。実はここ2年間で何回も見てる。原作はアメコミらしい。

主演の悪霊祓い師がキアヌ・リーブス。ニコチン中毒の肺がん患者。禁煙キャンペーン映画でもあるようだ(苦笑)。 霊視能力を持つ彼は、地獄から人間界に出て来ようとする悪霊たちと日々戦っているが、彼自身は自殺未遂(緊急救命処置で生き返った)の経歴から死後の地獄行きが決定している。 そして、このところの悪霊たちの動きから、不穏な企みを察知する・・・・・・・・・

イタリアン・マフィアみたいな悪魔やサタンとか、ブチ切れた天使ガブリエル(ティルダ・スウィントンが最高!!)とか、サタンとの騙し合いとか、好みのパターンがゾロゾロ。

「キリスト教の教義って、ほんと変だわ。」としみじみ思う私は色々比較検討した結果、浄土宗が好きっ。

評価:大好き♪  2007年10月筆

スネーク・フライト

2007年07月19日 | 荒唐無稽が好き♪
スネーク・フライト  SNAKES ON A PLANE 2006年アメリカ

サミュエル・L・ジャクソン主演のB級パニックアクション。
最初のほうはC級?って感じですが、サミュエル登場後は少々レベルが上がります(笑)。
目撃証人を消したいギャングの手により、旅客機内に毒ヘビがあふれる。
アニマルパニック+おなじみ飛行機パニック+群集パニック。とテンコ盛りです。スリルあり。グロあり。笑いあり。少々エロもあり。無事着陸までバカバカしくも、けっこう面白かった♪

「ER緊急救命室」キャロル・ハサウェイ役のジュリアナ・マルグリーズが乗務員役で準主役。また少し雰囲気変わったね。


評価:わははっ。  2007年7月筆

トリック 劇場版2

2007年07月19日 | 荒唐無稽が好き♪
トリック 劇場版2 2006年日本

堤幸彦監督、仲間由紀恵&阿部寛主演ミステリーコメディ・シリーズ。
TVシリーズが3クールあって、劇場版も前作があって、の続編ですので、いきなりコレだけ見ても「なに?この寒いギャグの映画?」になると思いますんで、ご注意(笑)。

これまでのシリーズでハマったファン(トリッカー)にとっては、久々のお楽しみ。 少々ネタ切れ息切れの感があるので、シリーズは本当にもうこれまでか。
貧乳マジシャン山田(仲間)のキメ台詞「おまえたちのやったことは、すべてお見通しだっ!!」がもっと聞きたいにゃーーー。

評価:ファン限定(笑)。  2007年7月筆

ALIENS エイリアンズ 

2007年04月15日 | 荒唐無稽が好き♪
★★★★ ALIENS エイリアンズ 2005年 イギリス

開き直ったB級スプラッタ・コメディ。なんてったって冒頭いきなりストーンヘンジの真ん中で女の上でヘコヘコ動いている男の尻から始まる(笑)。 原題:EVIL ALIENS 。

主題は凶悪エイリアンたち(プレデター&ショッカーみたいなちんけなの)をどうやってやっつけるか。どうも地球の空気は彼らに毒らしいのだからマスクのチューブを切れば死んじゃうんですが。
それでも過去のスプラッタ・ムービーの手口百出です。チェーンソーあり、草刈り機あり。巨大コンバインでガァーッと刈り取っていくのなんざ気持ち良さそうです。お約束通り、ガス欠で止まっちゃいますが。

木の枝に頭をぶつけて失神するとかバナナの皮で足をすべらせてこけるとか、ベタベタなシーン満載です。
ウェールズ語しか話さない農夫兄弟は、羊の脳ミソシチューを食べてます(もちろん狂牛病の大元。)。

ああっ 大バカ・スプラッタ映画でも英国映画は好きだーーーー♪♪

  2007年4月筆