あまり時事ネタには関与しない当ブログですが、少なくともミステリ書評をコンテンツの中心に据えるものである以上、書かなければならないでしょう。
宇山日出臣こと宇山秀雄さんが亡くなられたそうです。
「ミステリー編集者」と付された彼の訃報の肩書きが、何よりその仕事の偉大さを物語っています。講談社ノベルスという常に最も先鋭的だったメディアを通して、日本における推理小説の隆盛に果たした功績は計り知れません . . . 本文を読む
青春モノってか完全な恋愛モノだよな。
朋章×里伽子の時はなんだかバブリーな話だなーと思って好きになれなかったけど、話がboy meets boy,girl meets girlになってから俄然面白くなった。同性の恋を描くことを通して、「一応メイン」だったヘテロな二人の人物像も深みを増していく。boy meets girlのエピソードではキャラクタの誰も好きになれなかったけど、他の二つの恋愛に接した . . . 本文を読む
で、観て今帰ってきました。
隣のクアトロには何回も行ってるのに、こっちは初めてだったセンチュリーシネマ。なかなかいい映画館でした。ハチクロ便乗商品である、ヨーグルトドリンクにフルーツ缶詰ぶち込んだ飲み物を食しつつ。
映画の方ですが、事前に危惧していたよりは観れたかな、という印象。しかし原作がいかに絶妙なバランスの上に成り立った奇跡的な作品であるか認識させられる場面が多かったですね。結構大胆に脚色 . . . 本文を読む
池野めだか師匠のコントパターンにこういうのがありますね。
チンピラの親分として師匠登場。脅迫の相手に対して鷹揚な姿勢を見せながらも、イザという時には実力行使を辞さない師匠。おもむろにジャケットを脱ぎ、反抗する相手に歩み寄る。拳を振り上げ、パンチの連打! しかし相手に頭を押さえられ、リーチ不足によって当たらない。
しばし両手を振り回した後、師匠は子分に持たせていたジャケットを羽織りながらこう捨て台詞 . . . 本文を読む
ネタバレ特になし。
文庫サイズの廃墟写真集。俺が買わずに誰が買うというのか。ぶんか社に電話注文したっつの。搬入時間かかり過ぎやねん。
で、中田薫って人が写真選んでコメントつけてんだけど、はっきり言ってジャマくさい。この人、ネタ的、アドベンチャー的な廃墟愛好者やと思うね。僕はあまり相容れません。自身の言葉を借りれば廃墟の「臭い」を、軽薄なコメントで邪魔してると思うよ(なにこのマジコメント)。なぜか . . . 本文を読む