urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

note "翼の生えた戦車"

2006年08月04日 | other
池野めだか師匠のコントパターンにこういうのがありますね。
チンピラの親分として師匠登場。脅迫の相手に対して鷹揚な姿勢を見せながらも、イザという時には実力行使を辞さない師匠。おもむろにジャケットを脱ぎ、反抗する相手に歩み寄る。拳を振り上げ、パンチの連打! しかし相手に頭を押さえられ、リーチ不足によって当たらない。
しばし両手を振り回した後、師匠は子分に持たせていたジャケットを羽織りながらこう捨て台詞を吐くのです。

オヤジのボクシングが世界に通用することが証明できて嬉しい。

セリフが長くてうまくオチませんがこんばんは。urtです。ホントは1R観ただけで寝ました。相変わらず華のないボクシングしてやがったもんで。
書きたかったのはあんな茶番じゃなくてですね。

ノンタイトル10回戦

○大場浩平(日本Sフライ級1位) 4RKO ウェンペット・チュワタナ(タイ)●

何度か当ブログで取り上げております名古屋のスピードスター・大場浩平の試合です。相手は東洋タイトルを二度防衛しているタイの選手。7月23日の試合ですが、ネットで動画が手に入ったもので。
ベランサ、ツニャカオという実力者との試合では、それまでのデトロイトスタイルを捨て、ピーカブーを選択していた大場。しかし彼はそれを「恐怖感があった」「一発狙いで自分のスタイルではない」「去年の方が自分は強かった」として、自分のスタイルを取り戻すことをこの試合のテーマとしていたようです。
1Rはまだ硬さがあり、ガードの高いスタイル。しかし2Rからは徐々にL字ガードのフォームに以降、フリッカー気味のジャブ、フックとボディのコンビネーションと左を中心に手数が出始め、サンデーパンチである右アッパーも浅いながらもヒット。愚直なファイタースタイルの相手を翻弄し、3Rには左ボディでダウン。この時点でもう勝負アリの感がありましたが、圧巻は4R。タフネスには定評があり、解説者も「顔では倒れない」と述べていた相手に対し、相打ちの左フックにすかさず追撃、左ボディを当て、その後のコンビネーションは右の4連打。アッパー→アッパー→ボディ→アッパー。三発目でもう前に倒れそうだった相手を四発目で大の字に引っくり返すド派手なKO勝利。んー、カタルシス。
まあ、相手の実力もそれなりといった感じでしたが、タイトルを睨んだステップにはいい試合だったのではないでしょうか。ツニャカオ戦が冒険マッチだったので、自信とスタイルをしっかりと定着させていってほしいです。
てか、いつの間にか日本ランク1位か。イイヨイイヨー。


2 コメント

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しなとら (ポカン)
2006-08-05 12:18:04
てか大場やばいよね。天才天才。ボクシングオタクのうちの兄貴も絶賛してたよ。

亀田君の試合は中盤はいいとしても後半11、12ぐらいはハナクソ\でしたよ。実際強いけどねー。でも統一戦やったらぜってー負けるべ。

あと俺がイラツクのは亀田亀田イッテるクソ\素人女共です。芸能\界ちゃうぞ!と言いたい。

そして亀田フィーバーの裏側で辰吉に並ぶ偉業を成し遂げた奴がいることも忘れてはいけません。
マジ (urt)
2006-08-05 16:18:05
あんなクソ試合(見てないけど)延々やるんなら名城の試合中継しろっつーんだよなー。

指名挑戦者が来る前にソッコータイトル返上、フライに上げて東南アジアの馬の骨と「世界前哨戦」を繰り返し、また疑惑の判定でフライ級王座獲得、もっかいSフライに上げたところで大場にボコボコにされる亀田が観たいです。

彼のボクシングは地味すぎる。努力はしてるのかもしれないけど、あまり才能はないと思う。