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高円宮杯決勝 東京Vユース 4-1 札幌ユース

2005年10月10日 | soccer
久しぶりにサッカーネタ。サッカーに関しては結構ショタコンなのですよ、僕は。

で、ユース年代の日本一決定戦。日テレのコンテンツである高校選手権を意識してか、「真の日本一」言い過ぎですよ、テレ朝は。
ヴェルディユースは、ガンバ、サンフと優勝候補を次々破っての決勝進出。コンサは高校チームを勝ち破ってと、なかなか不均等なトーナメントとなっていたようです。で、試合は終わってみたらヴェルディの圧勝。
まあ、コンサも前半は、④佐々木を中心としたDF陣の頑張りで一進一退の攻防を演じていましたが、徐々に個人能力、フィジカルの差が出てきてしまいましたね。後半、先制されたヴェルディは③三原をボランチに上げ、⑫征矢(智)を投入し、ようやくエンジンがかかったようにゴールラッシュ。トップ登録三人衆で、本来エース格であるはずの⑧喜山を見たかったのですが(⑪オサマはあまり闘志が感じられず、二ゴールながらいまいち)、怪我してたんですかね?
それなりに見ごたえのある試合ではありましたが、前夜のU-17世界選手権を思い出して、この年代でも世界との差は遠いな、と思わされました。
以下は目に付いた選手について。

東京ヴェルディユース
③三原直樹
・本職の左SBから、ボランチにポジションチェンジ。左足のキック精度、局面への侵出に冴え。適応能力、ユーティリティ性を見せ付けた。あと、立ち姿に雰囲気のある選手ですね。
⑩弦巻健人
・パスセンス、テクニックに加え、勝手にパス出し地蔵のイメージでいたので、結構果敢なチェックに好感。激しく行き過ぎてカードを貰うシーンも。しかし後半はやや消えたか。身のこなしが小笠原っぽい。
⑨征矢貴裕
・今日のMVP。サイドから幾多のチャンスを演出し三アシスト。オサマの二ゴールはほとんど彼の得点。弟へのアシストもしっかり果たすあたり気が利いた選手。スピードのあるドリブルとテクニカルな切り返し、精密なクロスと、サイドプレーヤーに求められるほぼすべてを見せた。

コンサドーレ札幌ユース
⑩藤田征也
・ドリブル、キックに迫力あり。守備に回る時間も多く、力を出し切るには至らなかったように思われるが、かなり構成に差の見えた中盤で奮闘。トップで見てみたい選手。名前がかっこいい。

2 コメント

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なるほど。 (karube)
2005-10-10 20:22:15
なかなか分析してますなー!

どうしても俺は平山世代と比べてしまうのですが、その辺はどうですか?
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Unknown (urt)
2005-10-10 21:15:27
平山世代っつーと二年前か。確かカレンとか増嶋のイチフナvs小林祐三のシズガクで、カレンのミドルで決まった試合やったね。

うーん。年代全体のことはよく分からんけど(平山=北京世代は個人的にとても好きな選手が多いので客観的によー分からん)、大会に限って言えば突出したタレントはこの大会ではあんまいなかったみたいね。去年の前田俊介みたいな。ガンバユースがよさげだったので見たかったんだけどねー。

この段階の国内の大会でいくら活躍しても、世界に出た時どうなるか分からんからな。兵藤くんがいい例だけど。
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