urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

映画『ハチミツとクローバー』

2006年08月06日 | movie
で、観て今帰ってきました。
隣のクアトロには何回も行ってるのに、こっちは初めてだったセンチュリーシネマ。なかなかいい映画館でした。ハチクロ便乗商品である、ヨーグルトドリンクにフルーツ缶詰ぶち込んだ飲み物を食しつつ。

映画の方ですが、事前に危惧していたよりは観れたかな、という印象。しかし原作がいかに絶妙なバランスの上に成り立った奇跡的な作品であるか認識させられる場面が多かったですね。結構大胆に脚色されたオリジナル要素の多い作品ですが、それらが結構スベってしまっているように感じました。細かい点をなんやかやと突っ込むつもりはありませんが。
キャストについて、櫻井翔、関めぐみは期待以上の出来(特に後者の完璧なスタイルは度肝)。伊勢谷の森田は驚異的にカッコイイけどあまりにオトコっぽ過ぎてあまり受け付けず。加瀬亮の真山はなんか貧相だったな…(リカさんとのエピソードが大幅に割愛されてて、これだけ見たら単なる変態だし)。
菅野よう子の音楽は、なんだか『花とアリス』を思わせたりたまに大仰だったりで僕はあまり好きじゃなかったです。あと美術関係、はぐの描く絵を「なんかMAYA MAXXが腐ったような絵だな」と思ってたら、実際MAYA MAXXが描いてて笑った。
あ、蒼井優はね、鉄板だったよ。表情メインの素晴らしい演技。さすがです。


2 コメント

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Inoue (Unknown)
2006-08-07 13:43:54
MAYA MAXXの絵が嫌いな僕はもう、この映画を見ることは無くなりました。
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Unknown (urt)
2006-08-07 22:02:14
僕もあまり好きじゃないです…。

美術作品に説得力が持たせられてないのは大きな欠点かも。まあMAYAMAXX出したのも頑張ったと思いますけどねえ…。
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